はじめてのお葬式ガイド
葬儀のことなら「いい葬儀」

終活や、参列のマナー、もしもの時におさえておきたいお葬式の知識など、はじめての方にもやさしく解説します。

知っておきたい葬儀の事前準備・事前相談

親族が亡くなったとき、まったく葬儀の準備をしていないと誰になにを相談していいのかわからず、流れに身を任せて葬儀を行ってしまう可能性があります。その結果、自分が満足できる見送り方ができないことも。そういったことを予防するためにも、葬儀の事前準備をしておきましょう。

この記事では、葬儀の事前準備について知っておくべきことをご紹介していきます。

葬儀の事前準備をしておくことで、次のようなメリットがあります。

可能であれば、あらかじめ葬儀社などで葬儀の事前相談を行うことをおすすめします。

葬儀の事前相談は通常、無料で行っています。また、会館などの見学もできます。

葬儀にかかるお金のことが分かる

当然ですが、葬儀には費用がかかります。そのこと自体はご存知の方も多いのですが、「何をすると」「いくら」かかるのか?ということまで知っている方はそう多くはありません。

親しい方を失ったショックを引きずった状態では、冷静な判断ができないまま葬儀を選んでしまうことも起こり得ます。事実、後日、請求書を見て「こんなに高額になるとは…」「あの葬儀オプションはいらなかった…」と後悔する人もいるようです。

葬儀費用がわかる

事前に葬儀の準備をしておけば、冷静な状態で各社の各プランを比較検討し、葬儀費用の相場感や「何をすると」「いくら」かかるのかをある程度見極められるようになります。

これによって余計な金銭トラブルを避けることも可能です。

お布施の目安がわかる

さらに、僧侶など宗教的な儀式を行う人に対して大体いくらお渡しすればいいのか、ある程度の目安を事前に知っておくことで、「相場より多く支払ってしまった…」という後悔することもありません反対に、「相場よりかなり少なく支払ってしまい、お寺の不興を買ったかもしれない…」という不安も抱かなくて済みます。

地域のしきたりに対応できる

さらにいえば、地域によってはその土地独自の習慣やしきたりでお金の支払いが発生するかもしれません。事前に準備しておけば、そういった支払いにも対応が可能になります。

葬儀や人の死にまつわるお金のことを把握しておけば、あらかじめ必要なお金を確保しておくことが可能です。反対に、予算に合わせて葬儀の内容を決めていくこともできます。

お金に関する不安がなくなれば、精神的なゆとりも生まれます。ゆとりが生まれた分だけ、心を込めてしっかりと故人を見送ることができるでしょう。

希望にあった葬儀を選びやすくなる

葬儀に際して、「なんとなくみんなこうしているから」「業者の人がおすすめしてくれたから」と、葬儀の内容を選ぶ人がいます。

しかし、故人にとっては人生最期の場であり、遺族にとっては永遠の別れの場であるお葬式には、それぞれの希望や思いを反映させた方がより高い満足感を得られるはずです。

成り行きに任せて葬儀の内容を決めてしまった場合、後悔が残る可能性が高くなります。

ただ、現実問題として誰かが亡くなった後で、故人や遺族の思いを反映させた葬儀の内容を考えるのは難しいでしょう。

遺族は精神的にも動揺していることが通常です。故人も既にこの世にいないので、意見をいうことができません。

亡くなる前に葬儀の事前準備をしておけば、各々がよく話し合って自分達が満足できるように葬儀の内容を決めることができます。

故人は後のことを任せて安心して逝くことができますし、遺族は故人の希望を叶えるために具体的な行動をとることができます。

結果的に「いい葬儀」となるでしょう。

相談先を前もって選び、相談相手を確保できる

葬儀の事前準備をする中で、いろいろな相手と話をすることになると思います。

葬儀社の方はもちろん、僧侶や神職などの宗教家、葬儀に詳しいまたは葬儀の経験が豊富な親族、その土地独自の風習やしきたりがある場合はその土地の世話役など、さまざまな人と話をするはずです。

 

多くの人と話す中で、「この人なら信用できそう」「この人には安心して相談できる」という基準ができます。

万が一のときに相談できる人がいるというのは、それだけで安心感が違います。

反対に、「この人とは反り合わない」と感じることもあるでしょう。

急いで葬儀をしなければならない場合、相性が合わない人と仕方なく打ち合わせをしなければなりません。

しかし葬儀の事前準備の段階であれば、より相性が合う人を探すことが可能です。

相性が合う人、または信用できる人を見つけるのも、葬儀の事前準備においては大切なポイントです。

また、いざ葬儀という段階になって初めて会う人といきなり深い打ち合わせをするのは、かなりのストレスです。

その点、事前に何度か話した人であれば、多少なりともその人の人となりがわかっているので、ストレスの緩和につながります。

これは相手方にも同じことがいえます。

突然来た見知らぬ人に葬儀の相談をされるよりも、今まで葬儀の相談に来ていた人と接する方が簡単ですし、親身になることができます。

葬儀の事前準備は、葬儀に関わる人との人間関係を構築するという意味でも有用です。

葬儀の準備で決めるべきこと

葬儀の準備をする際に決めるべきことは数多くあります。ここでは5つに絞ってご紹介していきます。

喪主の決定

葬儀には喪主が必要です。喪主を決めるのに法的な決まりはありません。

通常は遺族間で相談して、誰が喪主を行うのかを決めるのですが、一般的または慣習的な優先順位というものがあります。

優先順位が1番高いのは「故人の配偶者」です。

もし故人に配偶者がいれば、その人が喪主の第1候補者となります。

しかし配偶者が高齢であったり病気であったりした場合は、別の人が喪主をすることになります。

2番目の喪主候補者は「故人の長男」であることが多いです。

故人の最初の子が女性で次の子が男性である場合、従来は男性の方が喪主を務めることが多かったようですが、最近は長女が喪主を務めるケースもあります。

問題は故人の子ども女性しかおらず、しかも結婚して夫の家に入っているような場合です。

この場合も長女が喪主を務めることが多いのですが、次女が未婚で故人と生活を共にしていた場合などは、次女が喪主になることもあります。

また、長女の夫(故人にとっての義理の息子)が喪主を務めるケースもあります。

かつての日本では普通に行われていたようです。

このほか、長女がいわゆる「名ばかり喪主」となって親族の対応のみを行い、実務は長女の夫が取り仕切るという方法もあります。

また、故人に配偶者も子どももいない場合は、故人の父親が。父親がいない場合は母親が喪主になります。故人に配偶者も子どもも親もいない場合、故人の兄弟姉妹が喪主を務めます。

以上の人がすべていない場合、親族で話し合って決めることになります。故人の伯父にあたる人や従兄弟などが務めるケースが考えられます。そういった人がいない場合、故人と生前関わりが深かった人が喪主を務めます。

 

ただし、これらは一般的な例であって、実際にはそれぞれの家庭の事情や家族の考え方、地域の習わしなどで決定されます。

訃報連絡先のリストの作成

故人が亡くなったことを誰に伝えるかは重要です。

親しい人であればあるほど、葬儀に参列して最期のお別れをしたいという気持ちが強くなります。そういった人には確実に訃報を伝えなければなりません。

しかし故人が親しい人は、案外遺族にはわからないものです。

顔を知っていても連絡先がわからなかったり、存在そのものがわからなかったりということは珍しくありません。

例えば結婚している人の場合、配偶者の親戚をすべて正確に覚えている人は多くはないのではないでしょうか?

そこで、万が一のことがあったときのために、訃報を伝える人を一覧にしたリストを作っておくことをおすすめします。

連絡したい相手の氏名と連絡先がわかれば大丈夫です。

また、「訃報の連絡のみする人」と「葬儀に参列してくれるよう頼む人」にわけておくのも一案です。葬儀の連絡をするときに一手間減らすことができます。

「訃報の連絡のみする人」とは、故人が亡くなったことを伝えておきたい相手のことです。葬儀への参加は相手の自由意志に任せることになります。故人とそこまで親しくはないけれど一応連絡しておきたい人、故人がなんらかの形でお世話になった人、故人の安否を気にかけてくれていた人、病気や障害または高齢などで葬儀に参加してもらうことが物理的に難しい人などがこれにあてはまります。

「葬儀に参列してくれるよう頼む人」とは、その名の通り葬儀に参加して欲しい相手のことです。親族や故人と特に親しかった友人などがこれにあたります。

どちらも明確な基準はありませんので、自分たちで判断して決める必要があります。

また、もしもの時には例えば親せきの中でも顔の広い方に、皆さんに連絡をしてもらうよう、お願いすることもあります。

葬儀形式の決定

葬儀形式とは、単純にいえばどのような葬儀にしたいかということです。

宗教色が強いものにするのか無宗教に近いものにするのか、一般葬にするのか家族葬にするのか、それとも一日葬にするのか直葬にするのかなどを決めます。

親族や親しい人限定の葬儀にするのか、一般の人も受け入れるのかも決めておきましょう。

会場の規模に影響します。

葬儀社の方でもさまざまなプランを用意していますが、あらかじめ自分の希望をある程度決めてから葬儀社に行くとスムーズな対応を受けられます。

葬儀社の選定

故人が亡くなってから葬儀社を選定すると、その葬儀社が自分たちに合った業者なのかどうかを判断する時間がありません。しかし、葬儀の事前準備をするのであれば、自分たちに合う葬儀社を前もって探す時間があります。

よく言われることですが、葬儀社を決めるときには複数の葬儀社を回って見積りをもらい、比較検討することが大切です。

 

その際、見積りに記載された金額だけでなく、提供される設備やサービス、担当者の対応なども検討材料に含めてください。

また、既に述べましたが、担当者の人柄や相性は納得のいく葬儀を行うためには、とても重要です。性格的に合わない担当者とともに葬儀の準備をするのはストレスがたまります。

使用する遺影の選定

「既にある写真から選んで遺影にすればいいや」などと考えていると、いざというときに困ります。何枚もの写真の中から選ぶのは、予想外に時間と手間がかかります。遺影はできるだけ故人の人柄が分かる表情のもので、最近のものであることが望ましいです。

できれば町の写真屋さんなどに遺影用の写真を撮りに行くことをおすすめします。

納得できる写真を撮ってもらえますし、遺族が写真を選ぶ手間も省けます。また、葬儀社がイベントなどで、プロのカメラマンによる撮影会を定期的に開催していることもあります。

こうしたイベントに参加することで、葬儀の情報を収集したり、担当者の対応などを見知っておくことも、納得のいく葬儀を行う上では有用です。

また、本人の希望がある場合には、例えば若かったころの写真を選ぶことも、もちろん可能です。そういった意味でも、事前に葬儀の準備をする中で、コミュニケーションをとりながら決めていけばいいでしょう。

まとめ

葬儀の事前準備を行っておけば、さまざまな意味で安心感が違います。

本記事では喪主選び、葬儀形式選び、業者選び、遺影選び、訃報連絡先リストの作成などをご紹介しましたが、他にも必要に応じて行うべきことが出てくるかもしれません。

満足の行く葬儀をできるように、葬儀の事前準備の際にはさまざまな可能性を考えて適切な準備を行い、いざというときに備えておいてください。

最後に、葬儀社の方から伺ったのですが、もしもの時に意外となくて困るのが、印鑑(認印)なのだそうです。各種手続きなどもある中で、「すぐわかるところにあると便利」とのことです。

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