「ご愁傷さまです」「お悔やみ申し上げます」もう迷わない正しい使い方

2019年3月6日

お悔やみの言葉とは、故人を悼み遺族を思いやってかける言葉です。通夜や葬儀の場というのは非常にデリケートです。お悔やみの言葉を述べる際は、故人や遺族の方々に失礼のないよう十分に注意する必要があります。

そこで、今回は「ご愁傷さまです」「お悔やみ申し上げます」の意味と正しい使い方、他の類語との違いなどについてご紹介します。

「ご愁傷さまです」の意味

「愁傷」の「愁」とは憂いの気持ちをさし、「傷」とは痛みのことを言います。

それが合わさった「愁傷」は、心の傷を憂えるということであり、相手を気の毒に思うことを意味します。「ご愁傷さまです」は、遺族に対して同情や慰めの気持ちを含んでいて、通夜や葬儀の場で述べるお悔やみの言葉として頻繁に使われています。

稀に、気の毒なさまをからかう意味で使用されることもあります。ただし、その皮肉めいた意味合いに嫌悪感を示す人もいるので、言葉をかける相手やその場の雰囲気などをよく考える必要があります。

「ご愁傷さまです」の使い方

弔問に訪れた際に、遺族に対して「この度はご愁傷さまです」と伝えます。ご愁傷さまという言葉には「御」と「様」の最上の敬意を示す表現です。より丁寧さを追求するなら「この度はご愁傷さまでございます」と言いましょう。

敬語表現のため、ビジネスシーンなど目上の人に対して使われることもあります。通夜や葬儀の場でなくても、相手の身内に不幸があったことを耳にすれば、「ご愁傷さまです」と伝えて問題ありません。

なお、「ご愁傷さまです」は口頭でのみ使用可能な言葉です。文面で使うのは不適切となるので注意してください。

「お悔やみ申し上げます」の意味

「お悔やみ」とは、人の死を弔うことです。「お悔やみ申し上げます」は、「故人の死を悲しみ、弔いの言葉を申し上げます」という意味になります。こちらは、遺族と話すときでも弔電の文中でもどちらにおいても使用可能な言葉です。

「お悔やみ申し上げます」の使い方

遺族と話すときに使う場合は、「この度は心よりお悔やみ申し上げます」と言うのが一般的です。その際、「ご愁傷さまです」と併用して「この度はご愁傷さまです。心よりお悔やみ申し上げます」と伝えてもよいでしょう。

弔電の文中では、「ご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます」、「突然の悲報に接し、心からお悔やみ申し上げます」などの言い回しがよく使われます。

お悔みの言葉、類語との違い

お悔やみの言葉には、他にもいくつかあります。その場に相応しい言葉を正しく選ぶようにしましょう。よく耳にする類語とその意味、使用場面についてご説明します。

「哀悼の意を表します」

「哀悼」とは人の死を悲しみ悼むことです。「哀悼の意を表します」は「故人を思うと悲しくて心が痛みます」という意味を持ちます。こちらは弔電の文中では頻繁に使われますが、口語体ではありません。遺族に対して口頭で直接伝えてしまわないようにしましょう。「謹んで」を文頭につけると、弔意がより強調されます。

「ご冥福をお祈りします」

「冥福」とは死後の幸福のことで、「ご冥福をお祈りします」は故人の死後の幸福を祈っています」といった意味になります。こちらは、遺族ではなく亡くなった本人に対して使う表現です。こちらも話し言葉ではなく書き言葉です。弔電の中で使うのが適切です。

お悔みで、使用NGな言葉

忌み言葉と言って、冠婚葬祭において使用を控えるべき言葉が存在します。お悔やみの場での忌み言葉の代表格は直接的に「死」を連想させるものです。「死亡」は「逝去」や「永眠」に、「急死」は「急逝」、「突然のこと」などと言い換えるようにしましょう。

また、「ますます」や「たびたび」、「くれぐれも」などの重ね言葉は不幸が繰り返されるイメージを持つので、用いないようにしてください。「再び」「追って」なども同様の理由で不適切です。

「頑張ってください」「元気を出してください」などの言葉は励ましているつもりでも、言われた側にとっては負担に感じるものです。余計な一言は遺族を傷つける恐れもあるのでやめましょう。

これらは遺族と会話するときはもちろんですが、弔電を打つときにも使用を避けるよう細心の注意を払いたいところです。忌み言葉の使用を控える以外にも故人の死亡の原因を直接聞いたり、「あのときこうしていれば……」と声をかけたりするのもタブーです。

普段の生活では深く気にすることのない言葉もありますが、通夜や葬儀の場においては慎重に言葉を選ぶようにしましょう。

まとめ

お悔やみの言葉を述べるときは、悲しみにくれる遺族の気持ちに寄り添うようにしましょう。その場に適した正しい言葉を選択し、故人や遺族に対して不快感を与えないよう振る舞うことが大切と言えます。このような通夜や葬儀の場におけるマナーなど、気になることがあればどんなことでも構いません。弊社までお気軽にお問い合わせください。

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