お悔やみメールの文例10選!友人・親戚・ビジネス関係者など相手別に紹介

小林憲行【記事監修】
小林憲行

記事監修小林憲行

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  • 相手との関係性や訃報を受けた状況に応じてメールを選ぶ
  • お悔やみメールは、弔意と励ましの言葉を簡潔にまとめる
  • 忌み言葉や重ね言葉、機種依存文字、絵文字は使わない

お悔やみの言葉は、遺族に直接会って伝えるのが基本のマナー。ですがメールやLINE、SNSが日常的に使われる現代では、メールで弔意を伝えても問題ないとされています。

この記事では、お悔やみメールを送る判断基準やマナー、注意点をご紹介。さらに相手別のお悔やみメールの文例もまとめているので、ぜひ活用してください。

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お悔やみの言葉をメールで伝えていい?

お悔やみの言葉をメールで伝えるのは、あくまで略式
本来は、葬儀に参列したり、弔電や手紙を送付したりするのが正式なマナーです。

ただ、相手と親しい間柄であれば、弔意や励ましの言葉をメールで送っても問題ないとされています。また、訃報連絡をメールで受けたなら、そのまま返信した方が相手の負担を軽減できるでしょう。メールを送信して終わりではなく、後日弔電を送ったり、直接挨拶に伺ったりして追悼の意を再度伝えるのも大切です。

お悔やみメールを送る3つの判断基準

相手との親密度

相手とどれくらい親しいかは、お悔やみメールを送るにあたって重要な判断基準。

上司や取引先、親戚など、目上の方は、略式のお悔やみだと失礼に感じるかもしれません。また反対に、目上の方でも打ち解けた間柄であれば、メールを送っても大丈夫でしょう。

訃報を受け取った状況

訃報を受け取ったときに遠方にいたり、弔電や電話が間に合わなかったりする場合は、取り急ぎメールでお悔やみを送るのもひとつの手。

またメールやLINE、SNSが浸透している現代では、メールで訃報連絡が届くケースが増えています。メールで訃報を受け取ったのであれば、そのまま返信するのが自然です。

メールアドレスを把握しているか

メールアドレスを把握しているかどうかも、判断基準のひとつ。

そもそも相手の連絡先を知らなければ、メール自体送信できません。お悔やみメールを送る前に、相手のメールアドレスを確認しておきましょう。

お悔やみメールの文例10選

上司に送るお悔やみメール

件名:お悔やみを申し上げます(〇〇より)

このたびは〇〇(故人)様の突然の訃報に驚いております。
ご逝去を悼み、心よりお悔やみを申し上げます。

本来ならば弔問に伺うべきところ、略儀ながらメールにて失礼いたします。
〇〇(故人)様の安らかなご永眠をお祈りいたします。

なお、ご多忙かと思いますので、ご返信には及びません。

件名:△△部の〇〇です。お悔やみ申し上げます。

〇〇(故人)様のご逝去に際し、謹んでお悔やみ申し上げます。
突然のことで大変かと思いますが、気を落とされませんように。

また仕事の方は気になさらず、どうぞ私たちにお任せください。
何かお手伝いできることがありましたら、いつでもご連絡ください。

〇〇(故人)様のご冥福をお祈り申し上げます。

なお、本メールの返信は無用です。

同僚に送るお悔やみメール

件名:お悔やみ申し上げます。(〇〇)

〇〇(故人)様のご逝去を悼み、心からお悔やみを申し上げます。

突然のことで無理を重ねているのではないかと、心配しております。
仕事のことは気にせず、みんなでフォローするのでおまかせください。

△△(相手)さんが、お別れの時間をゆっくり過ごせるよう願っています。
〇〇(故人)様のご冥福をお祈り申し上げます。

なお、このメールの返信は不要です。

件名:〇〇です。お悔やみ申し上げます。

〇〇(故人)様の訃報を知り、驚いてメールしました。

突然のことで大変お辛いときに、何もできず申し訳なく思っています。
何か私にできることがあれば、遠慮なくお声がけください。

〇〇(故人)様が安らかに永眠されますよう、ご冥福を心からお祈り申し上げます。
なお、ご返信にはお気遣いなくお願いいたします。

部下に送るお悔やみメール

件名:お悔やみ申し上げます(〇〇より)

〇〇(故人)様ご逝去の報に接し、驚いています。
略儀ながらメールにて、ご逝去を悼み、心からお悔やみ申し上げます。

大変な時だと思いますが、仕事のことは気にせず、休んでください。
〇〇(故人)様のご冥福をお祈りいたします。

なお、返信は不要です。

ビジネス・取引先に送るお悔やみメール

件名:【△△株式会社××部〇〇より】お悔やみを申し上げます

△△株式会社××部〇〇様

ご身内にご不幸がおありだったと伺い、大変驚いています。

あいにくご葬儀に伺うことができず、申し訳ありません。
甚だ恐縮ではございますが、メールにてお悔やみを申し上げます。

心から哀悼の意を表します。

なお、返信のお気遣いは無用です。

件名:お悔やみ申し上げます(△△株式会社〇〇)

いつもお世話になっております。△△株式会社の〇〇です。

このたびは〇〇(故人)様のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます。

しばらくはご多忙かと思い、略儀ながらメールでのお悔やみとさせていただきました。
失礼の段、何卒ご容赦ください。

〇〇(故人)様のご冥福を、心よりお祈りいたします。

なお、このメールへの返信のお気遣いには及びません。

友人に送るお悔やみメール

件名:〇〇より、お悔やみ申し上げます。

〇〇(故人)様のご逝去を知り、驚いてメールしました。
△△(相手)さんをはじめ、ご家族の皆様は辛い思いをされていることと思います。
遠方のため、駆けつけてあげられず申し訳ありません。

あまり力を落とさず、心身にお気を付けください。
〇〇(故人)様のご冥福を心よりお祈りしております。

なお、メールの返信は不要です。

件名:お悔やみ申し上げます(〇〇より)

このたびは〇〇(故人)様のご逝去に際し、謹んでお悔やみを申し上げます。

突然の訃報に言葉もありません。
△△(相手)さんの悲しみを思うと、心が締め付けられる思いです。

何か力になれることがあったら、いつでも連絡してくださいね。

△△(相手)さんが、このメールで少しでも元気になってくれたら嬉しいです。
どうかあまりムリをせず、お身体を労ってください。

ご返信には、お気遣いなくお願いします。

親戚に送るお悔やみメール

件名:〇〇より。お悔やみ申し上げます。

このたびは心からお悔やみを申し上げます。
本来であれば直接ご葬儀に伺うべきですが、都合により略儀となり申し訳ありません。

〇〇(故人)さんには生前とてもお世話になりました。
落ち着いたころに、改めてご焼香に伺います。

しばらくはご多忙かと思いますが、お身体に気をつけてください。

なお、ご返信のお気遣いは無用です。

お悔やみメールの9つの注意点とマナー

不幸が重なる言葉はNG
  • 訃報を受けたら早めにメールを送る
  • 件名は「お悔やみの言葉+名前」にする
  • 本文は「弔意+励ましの言葉」で構成する
  • 故人の死因は尋ねない
  • 忌み言葉・重ね言葉を避ける
  • 相手の宗教・宗派にあわせる
  • 敬称・丁寧語を使う
  • 機種依存文字や絵文字は使わない
  • 誤字脱字の見直しをする

お悔やみのメールを作成・送信するときの9つの注意点をご紹介します。

訃報を受けたら早めにメールを送る

訃報を受けたら、できるだけ早めにお悔やみメールを送信してください。

すぐに連絡を入れるだけでも、遺族に対する配慮や思いやりを伝えられます。

件名は「お悔やみの言葉+名前」にする

メールの件名は、一目でお悔やみだとわかるように簡潔にまとめるのがベター。

複数の人から一気にメールが届くかもしれないため、用件だけでなく、自分の名前も追加しておくと丁寧です。

  • 〇〇です。お悔やみ申し上げます
  • 【〇〇より】お悔やみ申し上げます
  • お悔やみ申し上げます(〇〇)

など、お悔やみの言葉に自分の名前を添えて、件名とするのが無難でしょう。

本文は「弔意+励ましの言葉」で構成する

お悔やみメールの本文も、件名と同様、簡潔にわかりやすくまとめてください。

遺族は故人を亡くしたあと、葬儀やお墓、相続など、さまざまな対応に追われています。時間に余裕がなくてもサッと読めるよう、手短に弔意を伝えてあげるのが一番です。

前置きや時候の挨拶はカットして、弔意と遺族への励ましの言葉を伝えましょう。また遺族の負担を減らすために、空白行や改行を入れて読みやすくしたり、返信不要にしたりするのも大切です。

故人の死因は尋ねない

お悔やみメールに限らず、遺族に故人の死因を尋ねるのは避けましょう

病死や事故死、急死など、原因がなんであれ、遺族の心を傷つけかねません。

重要なのは、大切な人を失った遺族の心に寄り添い、気遣うこと。親しい間柄であれば、自分も同じように故人の死を悲しんでいると伝え、感情を共有するのもいいかもしれません。

忌み言葉・重ね言葉を避ける

忌み言葉の例重ね言葉の例
散る、去る、放す、切る、消える、
終える、無くす、落ちる、再び、忙しい、
追って、続いて、浮かばれない、生きているころ
重ね重ね、次々、度々、段々、色々、
またまた、ますます、いよいよ、
わざわざ、ときどき、くれぐれも

メールに限らず、お悔やみの言葉を伝えるときは、忌み言葉・重ね言葉を使わないように気をつけましょう。

忌み言葉とは、不幸や生死を連想させる縁起の悪い言葉。また重ね言葉は、同じ音を繰り返すことから「不幸が連続する」と考えられ、避けられています。どちらも使ってしまうと、遺族を傷つけたり失礼に当たったりする言い回しになるため、注意してください。

相手の宗教・宗派にあわせる

仏式浄土真宗神式・キリスト教式
浮かばれない、迷う冥福、霊前成仏、供養、冥福、往生

故人や喪家の宗教・宗派によっては、使ってはいけない言い回しがあるため注意が必要。

たとえば、仏式では「浮かばれない」「迷う」などの言い回しは避けられています。また浄土真宗の場合は「冥福」「霊前」、神式・キリスト教式の場合は「成仏」「冥福」「供養」「往生」など。

故人の宗教がわからない場合は、上記に当てはまらない表現を選ぶようにしましょう。

敬称・丁寧語を使う

故人と喪主の続柄弔電の敬称
実父・義父御尊父(そんぷ)様、ご尊父様、お父様、お父上(様)
実母・義母御母堂(ぼどう)様、ご母堂様、お母様、お母上(様)
実の祖父・義理の祖父御祖父(そふ)様、ご祖父様、おじい様
実の祖母・義理の祖母御祖母(そぼ)様、ご祖母様、おばあ様
御主人様、ご主人様、ご夫君様
御令室(れいしつ)様、ご令室様、ご令閨(れいけい)様、奥様
息子御子息様、ご子息様、ご令息様
御令嬢様、ご令嬢様、ご息女様
御令兄様、御兄(おにい)様、〇〇様
御令姉様、御姉(おねえ)様、〇〇様
御令弟様、御弟様、〇〇様
御令妹様、御妹様、〇〇様
御令孫様
家族ご家族様、ご一同様、皆様

たとえメールでも、お悔やみを伝える文章なので、敬称や丁寧語を使うようにしてください。

敬称とは、敬意を表すために使う呼び名で、故人と相手の続柄によって変わります。亡くなったのが父親なら、「ご尊父様」や「お父様」。母親なら「ご母堂様」「お母様」など、呼び方が決まっているため、一度確認しておきましょう。

機種依存文字や絵文字は使わない

メールの場合、相手のスマートフォンやパソコンによって表示できなかったり、文字化けしたりする文字があるかもしれません。お悔やみの気持ちを正確に伝えられないばかりか、相手によっては失礼に感じる可能性もあります。

ローマ字や半角カタカナ、丸で囲んだ英数字や単位記号などの機種依存文字や、絵文字は使わないようにしてください。

誤字脱字の見直しをする

お悔やみメールを作成したら、最後に必ず見直しをしましょう。送信したあとに気づいても修正できませんし、訂正メールを再送するのは読む相手の負担になります。

メールを見直すときは、誤字脱字だけでなく、このセクションで紹介した注意点と照らし合わせるのがオススメです。また読み返した際に味気ない印象だったなら、相手を思いやったり、共感したりしていることが伝わるような文章を追加しましょう。

お悔やみメールのメリット・デメリット

お悔やみメールのメリット

  • 弔意をすぐに伝えられる
  • 相手のタイミングで確認できる
  • 文章をじっくり考えられる

お悔やみメールは、訃報を受け取ってすぐ弔意を伝えられるのがメリットです。大切な人を亡くして悲しみに暮れている遺族にとって、親しい人からメッセージが届くのは心強いはず。さらに訪問や電話と違って、メールは自由なタイミングで読んでもらえます。通夜や葬儀の準備、弔問客の対応などで忙しい遺族の邪魔をせず、思いを伝えられるでしょう。

また、文章をじっくり考えて確認してから送信できる点も、口下手な方にとってはメリットかもしれません。

お悔やみメールのデメリット

  • 相手によっては失礼にあたる
  • 正しい文章を求められる

前述した通り、お悔やみメールは略式。
正式なマナーではないため、相手との関係性によっては失礼に当たるかもしれません。

またメールは文面が残ってしまうので、正しい文章を描かなければならないのもデメリット。忌み言葉を使ったり、誤字脱字があったりしても修正できないため注意が必要です。

一般的なお悔やみの言葉は何て言う?

メールに限らず、電話や訪問をした際に、遺族へお悔やみを伝えるかもしれません。

お悔やみの言葉にはいくつか種類があり、それぞれ意味や正しい使い方が異なります。いざというとき、スムーズに弔意を伝えられるよう、代表的なお悔やみの言葉を確認しておきましょう。

お悔やみ申し上げます

「お悔やみ申し上げます」の「お悔やみ」とは、人の死を弔うこと。
「故人の死を悼み、弔いの言葉を申し上げます」という意味があります。

口頭でも文章でも使われる表現で、「この度は心よりお悔やみ申し上げます」「謹んでお悔やみ申し上げます」などと、よく言われています。

ご愁傷さまです

「ご愁傷さまです」は、お悔やみの言葉でよく使われる表現のひとつ。

「愁」は憂い、「傷」は痛みを指し、「愁傷」には「心の傷を憂える」という意味があります。遺族への同情や慰めを示す言葉として、「この度はご愁傷さまです」と伝えるのが一般的です。

ただ、「ご愁傷さまです」は口頭でお悔やみを伝える言葉。文面で使うのは不適切とされているため、お悔やみメールでの使用避けた方が無難です。

哀悼の意を表します

「哀悼」とは、人の死を悲しみ、悼むこと。「哀悼の意を表します」は「故人の死を思うと悲しくて心が痛む」という意味で使われます。

「哀悼の意を表します」「謹んで哀悼の意を表します」とするのが一般的。口語体ではないため、メールや弔電など、文章でしか使わない表現です。

ご冥福をお祈りします

「冥福」とは死後の幸福を示し、「ご冥福をお祈りします」は「故人の死後の幸福を祈る」という意味になります。書き言葉のため、メールや弔電で使用するお悔やみの言葉です。

また、神式やキリスト教式、浄土真宗などでは「冥福」という表現を使いません。故人や喪家の宗教・宗派によってはふさわしくないため、注意しましょう。

残念でなりません

「残念でなりません」は言葉の通り、故人の訃報を惜しむ気持ちを表現しています。

文章でも口頭でも使われる言い回しのため、覚えておくと便利。「本当に残念でなりません」と伝えたあと、他のお悔やみの言葉を続けて使うことが多いです。

お悔やみの手紙の書き方

①故人に対するお悔やみ

②葬儀・告別式に参列できないお詫び

③香典を郵送・同封する主旨

④遺族・故人への心遣い

(喪主と面識がない場合)故人との関係性

メールだと失礼にあたる相手には、手紙でお悔やみの気持ちを伝えるのがベター。

お悔やみの手紙は、大きく4つ(必要であれば5つ)の要素で構成されるのが一般的です。故人に対するお悔やみから入ったあと、葬儀に参列できないお詫びと香典を同封する主旨を書き記し、遺族・故人を気遣う言葉で締めくくります。

弔電や供花・供物を送る方法

お悔やみメール以外の方法で弔意を示したいなら、弔電供花、供物などを送るのもひとつの手です。

弔電は、電話またはインターネットで申し込んで送付します。電話なら局番なしのダイヤル「115」から、インターネットなら弔電サービスサイトから申し込みましょう。

また供花は、葬儀社か花屋、インターネットで手配するのが一般的です。もっとも確実なのは、故人の葬儀を取り仕切る葬儀社に依頼すること。葬儀会場に連絡して、担当葬儀社名を確認したら供花の手配を依頼してください。

【遺族向け】お悔やみメールの返信方法と文例3選

お悔やみメールの返信方法

お悔やみメールは、自分のタイミングで返信して問題ありません

送り主は、忙しい遺族を気遣ってわざわざメールでお悔やみを伝えてくれています。葬儀の準備でバタバタしていたり、心の整理がついていなかったりするなら、ムリに返信しなくて大丈夫です。

ただ状況や気持ちが落ち着いたら、必ずお礼の気持ちを伝えましょう。「返信不要」のメールがほとんどかもしれませんが、折り返しのメールを送信するのがマナーです。

お悔やみメールの返信文例3選

親戚から届いたお悔やみメールの返信

件名:お悔やみのメールをありがとうございました

お悔やみのメールをいただき、ありがとうございます。

皆様のおかげで、無事に葬儀を終えることができました。
お心遣い、本当に感謝しております。

ありがとうございました。

友人から届いたお悔やみメールの返信

件名:お悔やみのメールをありがとう

先日は連絡をくれてありがとう。

私も突然のことで驚きましたが、おかげで少し気持ちが落ち着きました。
無事に葬儀を終えられたので、ゆっくり休めそうです。

ひと段落したら、また色々話せたら嬉しいです。

上司から届いたお悔やみメールの返信

件名:先日はお悔やみをありがとうございます【〇〇】

先日は〇〇(故人)の逝去に際し、ご多忙の中メールをいただき、ありがとうございます。

突然のことで、〇〇さんをはじめとした皆様にご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。
おかげさまで葬儀が無事終わりましたので、取り急ぎお礼までにご連絡いたしました。

なお、会社には〇月〇日より復帰予定です。職場の皆様にもどうぞよろしくお伝えください。
本当にありがとうございました。

お悔やみメールでよくある質問

お悔やみをメールで伝えていいの?

相手と親しい間柄であれば、お悔やみの言葉をメールで送っても問題ないとされています。

ただし、メールはあくまでも略式。直接弔問に伺ったり、弔電や手紙を送ったりするのが本来のマナーです。メールを送信して終わりではなく、後日改めてお悔やみの言葉を伝えるようにしてください。

お悔やみメールの文例は?

お悔やみメールは、「お悔やみの言葉+励ましの言葉」で構成します。

最初にお悔やみの言葉を述べたあと、遺族を気遣ったり励ましたりする文章を書きましょう。多忙な遺族がサッと読めるよう、手短に弔意を伝えてあげるのが一番です。

【お悔やみメールの文例】

このたびは〇〇(故人)様のご逝去に際し、心からお悔やみ申し上げます。
本来ならば葬儀に伺うべきところ、略儀ながらメールにて失礼いたします。

どうかお気を落とさず、お身体に気をつけてください。
〇〇(故人)様のご冥福をお祈り申し上げます。

なお、本メールの返信は無用です。

お悔やみメールの注意点は?

  • 訃報を受けたら早めにメールを送る
  • 件名は「お悔やみの言葉+名前」にする
  • 本文は「弔意+励ましの言葉」で構成する
  • 故人の死因は尋ねない
  • 忌み言葉・重ね言葉を避ける
  • 相手の宗教・宗派にあわせる
  • 敬称・丁寧語を使う
  • 機種依存文字や絵文字は使わない
  • 誤字脱字の見直しをする

お悔やみメールを送るときは、この9つの注意点に気を付けましょう。
メールを作成したら、送信する前に一度見直すのが安心です。

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