夫よりも長生きしたいと思っている妻は何%?データで分かる、家族の関係【鎌倉新書・自主調査】


新婚当初、「先に死なないでね」「死ぬときは一緒だよ」なんてやりとり、一度はしたことがあるかもしれません。
果たして、世の中の夫婦は今でもそう思っているのか?30歳以上の男女にアンケートを実施しました!
気になる結果を早速見ていきましょう!

夫 / 妻より先に死にたいですか?

男性は55%という半数以上の人が「妻より先に死にたい」、女性は48%の人が「夫より先に死にたくない」と思っていました。
夫婦共に夫が先に死ぬことを望んでいると言う結果に!

「先に死にたい」と答えた男性で目立った理由を見ていきましょう。

一人で生きるのは寂しい(40代・男性
パートナーの死に目に遭いたくない(50代・男性)
子供の事、近所との事など自分では無理だと思うので(40代・男性)

うーん、相手の事を思いやって、というよりは自分主体の意見が目立ちますね。
一方、「先に死にたくない」と答えた男性は36%でした。理由も見てみましょう。

看取ってあげたい(40代・男性)
長く生きて世界を見ていたい(50代・男性)
奥さんの面倒を見る人がいなくなる(60代以上・男性)

こちらは相手を思いやる意見が多いですね。

それでは「先に死にたい」と答えた女性は46%でした。理由はどうでしょうか?

残されるのはつらい(50代・女性)
相続とかいろいろ面倒な手続きをしたくない(60代以上・女性)

残されるのが寂しい、悲しいという理由と、葬儀や相続などが面倒という理由が大半でした。
ちなみに「寂しい!悲しい!」と答えた女性の多くが30代でした。長年伴れそううちに寂しさよりも現実的に色々な面倒ごとが気になるようになるのでしょうか。

「先に死にたくない」と答えた女性の理由も見てみましょう。

子供に迷惑をかけたくないから(60代以上・女性)
一人の人生を謳歌してみたい(60代以上・女性)

先に死んでしまうと残された家族の面倒を子供がみなくてはならないので子供に迷惑をかけたくない。という意見や一人の人生を楽しみたい!という意見が目立ちました。
中でも30代の女性に多かったのは愛に溢れるこんな理由。

好きな人のお墓のお世話をしたい(30代・女性)
好きな人を悲しませたくないから(30代・女性)
主人の悲しんでいるところは想像もしたく無い。(30代・女性)

そして、「一緒がいい(60代以上・男性)」のように「一緒に逝くのが理想!」という方もおられました。

さて、次はお墓についても聞いてみました!気になる夫婦のお墓事情を見てみましょう!

夫 / 妻と一緒のお墓に入りたいですか?

男性の59%、女性の43%は夫婦で一緒のお墓に入りたいと思っているようです。

女性の23%は夫と一緒のお墓に入りたくないと思っている一方、妻と一緒のお墓に入りたくないと思っている男性はたったの3%。
「一緒のお墓に入りたくない」と思っているのは女性の方がかなり多いという結果に!

そして男女ともに約30%の人はお墓には入りたくないと思っていることもわかりました。

 

お墓に関する年代別の違いは?

「お墓に入る」と回答した人のうち、どのぐらいが一緒に入りたいと思っているかを年代別に比較したのがこちらのグラフです。

30代の男性で「妻と一緒のお墓に入りたくない」という回答はなんと0%!
しかし40代の女性では半数が「夫とは一緒のお墓に入りたくない」と思っているという世知辛い結果に。。。

それでは、各回答の理由も見てみましょう!
「一緒に入りたい」と答えた男性の理由にはこのようなものがありました。

それが当たり前のことだから(40代・男性)
来世でも一緒になれるように(50代・男性)

「当然のことだから」という意見がある一方、多くが「一緒にいたいから」という理由でした!
日本人男性は愛や感謝の言葉を述べるのが苦手と一般的に言われていますが、これは生きているうちにぜひ奥様に伝えて欲しいですね!
「一緒に入りたい」と答えた女性の意見ももちろん「死んでも仲良く眠りたい。(60代以上・女性)」というような理由が大半でした。

それではちょっと見るのが怖いですが「一緒に入りたくない」と答えた女性の理由を見ていきましょう。

死んでまで一緒にいたくない。(40代・女性)
自分の親の墓に入りたいので(60代以上・女性)
旦那の先祖のお墓に入りたくないから(50代・女性)

辛辣な理由も多く並びましたが、女性の意見で目立ったのは「実家のお墓に入りたい」というものでした。夫だけでなく夫の家族と一緒のお墓に抵抗がある人もいるようですね。
しかし「嫌い」、「好きじゃない」なんていう辛辣な理由が並ぶなんて一体何があったのでしょうか、、、。

「お墓に入りたくない」と答えた人の理由は男女問わず、このようなものがありました。

お金がかかる(40代・男性)
子孫に負担をかけたくない(50代・男性)
無縁仏になる事がわかってるから(60代以上・男性)
海に散骨してほしい(50代・女性)
後々の法要などを考えると、負担や面倒をかけたくない(60代以上・女性)

散骨や樹木葬を望む人や残された家族の負担を心配する理由が目立ちました。
先祖代々のお墓を墓じまいして、自分たちは新しい形で弔われたいと考えている人が増えていきているのでしょう。

お葬式やお墓の話はいざとなってからバタバタすることが多いですが、今回のアンケートで各々希望や意見があることがわかりました。
また、費用面や子供や家族に負担をかけたくないという気持ちを持っている人が多いこともわかりました。それだけ、葬儀やお墓の費用やお世話で苦労をしたこと経験があったり、経験を見聞きすることがあり、「高い」、「面倒」、「管理が大変」というイメージがあるということでしょう。
今はお墓や葬儀も多様化しています。生前に準備ができることもたくさんあります。
ぜひ一度大切な人と自分の最期や葬儀、お墓について話をしてみましょう!

  • 鎌倉新書・自主調査 「パートナーとの死別に関する調査」
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査対象:日本全国の30歳以上の男女(均等分布)
  • 調査期間:2017/10/14-15
  • 調査人数:360人
5/5 (2)


The following two tabs change content below.
「いい葬儀マガジン」を運営する鎌倉新書は、供養関連の出版社として、葬儀・お墓・仏壇・寺院・相続など、人生のエンディングに関する情報提供を長年行ってきました。その経験をもとに、多様化する社会や価値観の中で今求められている情報を発信していきます。