はじめてのお葬式ガイド
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「はじめてのお葬式ガイド」では、終活や、参列のマナー、もしもの時におさえておきたいお葬式の知識など、はじめての方にもやさしく解説します。

死亡後の戸籍謄本(戸籍全部事項証明書)取り寄せや手続きについて

戸籍謄本は、個人の氏名、生年月日、父母との続柄や配偶者関係などを記録した戸籍を、原本のまま転写したものです(データで戸籍を管理するようになって以降は、戸籍全部事項証明書といいます)。ご家族が亡くなった後には、さまざまな手続きが必要になります。そこで極めて重要になるのが、相続時に使用する死亡後の戸籍謄本です。

戸籍謄本と戸籍全部事項証明書、戸籍抄本と戸籍個人事項証明書との違い

戸籍謄本とは、その戸籍に入っている全員の事項が分かる書類です。よく混同されがちなものに戸籍抄本がありますが、抄本は戸籍の中の一人分の事項が分かる書類です。死亡後のさまざまな手続きに使用されるのは、抄本ではなく、戸籍謄本になります。

なお、データで管理されるようになってからは、戸籍謄本は戸籍全部事項証明書に、また戸籍抄本は戸籍個人事項証明書へと名称が変わりました(本記事では、戸籍謄本・戸籍抄本と書きますが、それぞれ戸籍全部事項証明書・戸籍個人事項証明書と同じ意味です)。

 

特に相続時は、故人の出生時から死亡までの情報が分かるように、本籍の移動があった場合には、その各地から一生分の戸籍謄本を一式取り寄せて揃える必要があるので、かなり大変といえます。

また、時代の流れに応じて「戸籍法」が度々改正されますが、それによって一人ひとりの戸籍も新しく変わります。例えば、以前は結婚していて子どもがいたが、現在は離婚して子どもと離れている場合、新しい戸籍のシステムでは、結婚歴や子どもの記載が消えてしまうため、過去の情報が見られなくなります。

故人の戸籍に誰もいなくなると戸籍は閉鎖され、閉鎖されて無くなった後は、故人の事項が載った除籍謄本で調べます。

どんなときに戸籍謄本が必要?

家族が亡くなった後、最初にするべきことは、死亡届の提出です。死亡届は、故人の本籍地、届出人の所在地(住所地)、死亡地のいずれかの役所に、死亡後7日以内に提出します。死亡届が受理されると、戸籍謄本にも死亡の事項が反映されます。それから死亡後のさまざまな手続きを行います。

 

戸籍謄本を使用する主な手続きには、以下のものがあります。

・健康保険の埋葬料や葬祭料の申請

・遺族年金の申請

・銀行預金等の名義変更

・自動車や不動産道の所有権の名義変更

・相続税の申請

故人の戸籍謄本を請求するには

通常、役所で自分の謄本を取ってから、それを亡くなった家族との関係を示す書類として使用し、故人の戸籍謄本を取ります。郵送で取り寄せる場合、取り寄せる人の謄本はコピーでも問題ありません。取り寄せる人が直系家族以外の時は、家族に委任状を書いてもらい、それを使用します。

故人の戸籍謄本を取るには、まず、故人の最終的な本籍地の役所で、一生分の戸籍謄本を揃えたいと伝えます。すると、役所で揃えられる分の謄本を揃えてもらえます。もし故人が過去に本籍を移動しており、そこで一生分の謄本が揃わなかった場合は、どこで次の戸籍を取得すればよいかを聞きましょう。そうして戸籍を遡り、一生分の謄本を揃えます。引っ越しの度に本籍まで移したり、結婚、離婚などで遠くに移動したりなど、本籍を何度も移動した人は、一式揃えることがかなり大変になるでしょう。

 

平日に役所に行く時間がない、遠方に移動するのが難しい、取り寄せる手間がかかるなどの問題があるなら、専門家に依頼することも考えましょう。費用はかかりますが、行政書士や司法書士など、専門家に依頼した方が簡単かつ確実です。

自分で行う場合、必要なものは以下のとおりです。

窓口での申請時に必要なもの

・市区町村所定の戸籍交付申請書

・故人の家族と分かる戸籍謄本

・印鑑

・本人確認書類(免許証、マイナンバーカード・パスポートなど)

・(家族以外の場合には)家族の委任状

郵送での申請時に必要なもの

・市区町村所定の戸籍交付申請書

・本人確認書類(免許証、マイナンバーカード・パスポートなど)のコピー

・故人の家族と分かる戸籍謄本のコピー

・定額小為替

・返信用封筒(切手貼付)

・(家族以外の場合には)家族の委任状

戸籍謄本の代わりになる?法定相続証明情報

家族が死亡した後は、戸籍謄本を使ってさまざまな手続きを行います。銀行口座の名義変更のために銀行に提出したり、土地名義の変更のために法務局に提出したり、また自動車の名義の変更時にも使います。戸籍謄本は果たして一式揃えただけで本当に足りるのでしょうか。

戸籍謄本は、使用した後に返してもらえるように申請すれば、最終的に戻ってきます。そのため一式で間に合わせることも可能といえます。ただし、法務局に謄本一式の原本を提出すると、戻ってくるまでに約2週間の期間がかかります。銀行に提出した時も、郵送の場合は原本の返却まで約2週間かかるといわれます。なるべく早めに済ませたい場合、返却まで何週間も待ちながら、謄本を使いまわして手続きをするのは、時間がかかるので難しいでしょう。

法定相続証明情報制度とは

しかし、平成29年5月29日に「法定相続証明情報」制度が始まり、そのおかげで謄本を何枚も取り寄せずに済むようになりました。現在では謄本一式を法務局に提出すると、法定相続証明情報を受け取ることが可能です。法定相続証明情報は戸籍謄本の代わりに各機関に提出可能なので、これを利用すれば相続時の手続きが簡単に行えるのです。

謄本を一式揃えることができたら、あちこちへ提出する前に最初に法務局に提出し、法定相続証明情報を取ると、より申請がスムーズにできるでしょう。

まとめ

ご家族が亡くなった後には、残されたご遺族がやらなければならないことがたくさんあります。故人のための葬儀を手配しながら、市区町村の役所や金融機関などへの手続きを次々とこなすのは大変な場合も多いでしょう。

ご家族が亡くなられた後に必要なさまざまな手配について、知っておきたいことや心配なことがございましたら、お気軽にご相談ください。

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