【記事監修】 小林憲行

小林憲行

プロフィール

2007年鎌倉新書入社。「月刊仏事」編集記者を経て、葬儀・お墓・仏壇など、終活・エンディング関連のお役立ち情報を発信する複数のWebメディアを立ち上げ。2018年には葬儀情報に特化した「はじめてのお葬式ガイド」をリリース。ライフエンディングコンサルタントとして「サンデーステーション」「Abema Prime」に出演するほか、「週刊女性」「介護ポストセブン」「マネーポストWEB」にコメント提供するなど、多方面で活躍中。

関連リンク・SNS

葬儀の宗教・宗派

家族やお寺の宗教や宗派が違うときの葬儀

家族で宗教が違う場合の葬儀とは、行う方法にいくつかの選択肢がある葬儀でもあります。できる限り故人の遺志を尊重したいものですが、事情は各家庭で異なるため正解はありません。では、家族の宗教が違うときの葬儀にはどのような方法があるのでしょうか? ...
葬儀の流れ

葬儀のやり方などが遺言で残されている場合はどうなる?

遺言とは、人が亡くなる前に遺される人に対して要望を伝えるための書類です。この記事では自分の葬儀に関する要望を故人が遺言の形で残した場合に法的に強制力があるのかどうか、遺族がその遺言に対してどのように振る舞えばよいのか、そして死後の混乱を避け...
葬儀の宗教・宗派

キリスト教の教派「聖公会」の葬儀について

キリスト教「聖公会」とは、約450年前にイギリスで始まった、世界中に7,000万人以上の信徒を持つ西方キリスト教会の一派です。日本国内には北海道から沖縄まで11の教区があり、約5万人の信徒らによって礼拝が守られています。そんな聖公会での葬儀...
葬儀の種類

直葬・火葬式とは?費用相場やデメリット、直葬を選ぶ理由【体験談あり】

「直葬」は近年、急激に増えた葬儀形態の一つで、通夜や葬儀・告別式を行わず、火葬のみを行うものです。故人とのお別れは、火葬炉の前で簡単な形で行われ、火葬前に数分取るだけのケースもあるようです。僧侶(宗教者)がみえる場合は、お別れのときと火葬炉に入ったあとの数分間のご供養になります。直葬には、費用を安く抑えられる、時間を短縮できるなどのメリットがある反面、葬儀後に煩わしい思いをしたり、苦言を呈されたりする場合もあるようです。また、菩提寺(ぼだいじ)に黙って直葬を行ってしまうと、代々のお墓に遺骨を納められないケースもあるので、検討する際は慎重に考える必要があります。

葬儀の流れ

田舎の葬儀はどのように行われる?都会との違いは?日程の注意点は?

田舎の葬儀とは、地域性の強い葬儀のことで都市部の葬儀と異なる点が多々あります。 例えば、葬儀の方針は家族だけでなく、親せきや近隣の人も交えて相談をすることがあります。このように親類縁者と相談しながら、故人の気持ちを反映した葬儀を執り行うため...
服装と身だしなみ

喪服の着物は誰が着る?正しい着付け方法と着用のマナー

記事を先読み 喪服の着物は、弔事における最も格式の高い礼装 一般的には、喪主・家族・親族が紋の入った黒喪服を着用する 喪服の袋帯は黒の名古屋帯を合わせ、帯揚げ・帯締めも黒で統一する 着物の喪服は、弔事における最も格式の高い礼装です。羽二重(...
葬儀・仏事の知識

勤行とは?葬儀との関係や宗派による違い

勤行とは、仏教徒として善行に精進することを意味する言葉です。しかし最近では「読経をすること」を指す言葉になりつつあるようです。また、勤行はそれぞれの宗派によって手順や様式に違いがあります。宗派ごとに勤行はどのようなものか?さらに、葬儀の際に...
葬儀の種類

火葬の温度は何度?火葬炉・火葬場の種類と日本の火葬の歴史

記事を先読み 火葬炉の温度は、古いタイプは800~950度、新しいタイプは900~1,200度 記録として残っている日本で最初の火葬は、法相宗の開祖である道昭の火葬 日本では行政によって火葬が勧められ、2015年の火葬率はほぼ100% 火葬...
葬儀の費用相場

葬儀用にバスを借りるときの方法や費用とは

葬儀のときに貸切バスを借りることで、葬儀場までの参列者の交通手段を気にせずに済んだり、プロのドライバーさんにお願いすることで参列者が安心して献杯できたりといったメリットがあります。また、バスの種類や大きさ、予約方法や運転手さんへの心付けなどについてもご紹介します。
葬儀のマナー

喪中の年賀状への返信「寒中見舞い」の書き方

寒中見舞いとは、寒さが厳しい時期に、相手の健康を思い遣って出す手紙を指します。また、喪中のために年賀状が出せない場合のやりとりにも使われます。年始の挨拶は年賀状で行うことが多いので、寒中見舞いをやりとりする機会は、それほど多くない、という方...
葬儀・仏事の知識

公営斎場とは?特徴や費用など

斎場とは、亡くなった人を弔うお通夜や告別式といった葬儀を行う会場のことです。運営する組織によって公営斎場と民間斎場にわけられます。 公営斎場は価格が比較的安く、また火葬場が併設されていることも多いため利便性が高いといったメリットがあります。...
葬儀の流れ

自宅で遺体安置する方法は?遺体は何日もつ?6つの注意点を解説

記事を先読み 自宅安置とは、葬儀を行うまでの間、自宅で遺体を保管しておくこと 自宅で遺体安置をするときは、場所や方角、枕飾りなどの作法を守って 自宅安置をするときにもっとも重要なのは、遺体の冷却と保存 自宅安置とは、息を引き取った後から葬儀...
葬儀の費用相場

葬儀社の会員制度について。費用や特典も紹介

葬儀社の会員制度とは、葬儀社が用意する特典を受けられる制度のことを言います。これからの日本はますます高齢者が増えるとされており、生前に自分の葬儀を考えておく方も増えてくるでしょう。また、葬儀は菩薩寺や会場の手配など、やらなければならないこと...
葬儀後の手続き

後飾り祭壇とは何?意味と自宅での飾り方・処分方法を解説

記事を先読み 後飾り祭壇とは、火葬後に、遺骨や仮位牌を自宅に祀るための祭壇 後飾り祭壇を置く場所は仏壇の前。仏壇がないときは部屋の北側か西側 後飾り祭壇はお清めが必要ないため、各自治体のごみの出し方に沿って処分 火葬や葬儀が終わってから四十...
葬儀の宗教・宗派

融通念仏宗の葬儀の特徴や作法

融通念仏宗(ゆうずうねんぶつしゅう)とは、平安末期に大阪市の大念佛寺を総本山とする宗派で、天台宗の影響を受けています。念仏を善行の根源と捉え、口に出して唱えることで仏の功徳を得られるという教えがあります。華やかな葬儀が特徴ですが、焼香やお経...
葬儀・仏事の知識

逮夜(たいや)とは?意味や通夜との違い、マナーを解説

記事を先読み 逮夜とは「次の日に及ぶ夜」を意味する言葉で、忌日の前夜を指す 通夜は葬儀前夜、逮夜は葬儀に限らず忌日の前夜なので別のもの 逮夜法要は減少しており、開催しなくても失礼にはあたらない 逮夜(たいや)とは、忌日の前夜のことを指します...
葬儀の準備

葬儀をするにあたり知っておきたい防犯のこと

葬儀を行う際、自宅は数日間留守になることが多いです。大変残念なことですが、この留守中を狙って、空き巣の被害に遭うケースもあります。大切な人と家の財産を同時に失ったご家族のお姿は、見るに堪えません。 このような事態を防ぐために、留守の間どのよ...
葬儀の宗教・宗派

黄檗宗の葬儀の特徴や作法

黄檗宗(おうばくしゅう)とは、日本仏教における伝統的な13宗派のひとつです。黄檗宗の開祖は隠元隆琦(いんげんりゅうき)禅師で、本山は京都にある萬福寺です。座禅を大事にする禅宗として、江戸時代に広まりました。 故人と最後のお別れをする葬儀は、...
葬儀の宗教・宗派

真宗大谷派(東本願寺)とは?歴史や教え、特徴【仏教解説】

記事を先読み 真宗大谷派は、親鸞聖人が開いた浄土真宗の宗派のひとつ 真宗大谷派の教えは、阿弥陀如来を信じれば誰でも仏になれる「他力本願」 お参りにおける作法や数珠のかけ方、念仏などに違いがある 浄土真宗の宗派の一つである真宗大谷派は、親鸞聖...
葬儀の宗教・宗派

【仏教解説】浄土真宗本願寺派とは?歴史や教え、特徴など

「浄土真宗本願寺派(じょうどしんしゅう ほんがんじは)」とは、鎌倉中期に浄土真宗を開いた僧侶・親鸞(しんらん)を宗祖とする仏教宗派です。 総本山は京都市下京区の堀川七条に所在する「龍谷山(りゅうこくざん)本願寺」で、烏丸七条の東本願寺(真宗...
葬儀・仏事の知識

忌日(きじつ)とは?意味や確認方法、忌日法要

記事を先読み 忌日とは故人の亡くなった日のことで、命日とも呼ばれる 仏教では、忌日を基準として節目ごとに「忌日法要」を行う 忌中は故人の命日から49日間を指し、三十三回忌を経て完全に成仏する 忌日とは、故人の亡くなった日のことです。仏教では...
葬儀・仏事の知識

葬具とは?意味や道具の種類などを紹介

葬具とは、葬儀で使われる道具のことで、葬儀の場でも使われるようになった葬列で使われていた道具や仏壇を飾る仏具が変形したものの総称です。素材は白木や紙などが用いられることが多くなっています。 葬列を起源とする葬具には、死者を守るため、浄土への...
葬儀のマナー

喪中の範囲・続柄とは?忌中との違いと喪中はがきのマナー

記事を先読み 喪中となる範囲に厳密なルールはないが、二親等までが一般的 喪中の期間は、故人との続柄(親等数)をベースに変化する 喪中はがきを送るのは、毎年年賀状をやりとりしている相手 喪中はがきは11月下旬から12月上旬、遅くとも中旬と、受...
葬儀の宗教・宗派

宗派別のお経の種類とは?真言宗と浄土真宗の違い

お経には膨大な種類があり、宗派によって意味が違います。般若心経を読む・読まない宗派として真言宗と浄土真宗を例にあげ、違いやマナーを紹介します。
葬儀・仏事の知識

墓埋法などの葬儀に関連したさまざまな法律

葬儀や葬送とは、遺族や故人にとって大切な行事です。とはいえ、私的な思いなどを優先するあまり、法律を無視して構わないというわけではありません。葬儀・葬送についても、その全般がさまざまな法律により規定されています。例えば、埋葬については環境法の...
葬儀の準備

安置(あんち)とは?意味と使い方、葬儀まで故人が眠る場所の決め方

記事を先読み 安置とは、臨終から葬儀の日まで、ご遺体を保管しておくこと 安置する場所は、自宅・斎場/葬儀社・民間施設の3つから選ぶ 安置する期間が長くなる場合は、エンバーミングを検討する 安置とは、臨終から葬儀の日まで、ご遺体を保管しておく...
法事・法要

納骨式はいつまでに行う?準備と流れ、費用を解説

納骨式とは、故人の遺骨をお墓や納骨堂に埋葬する儀式。時期に決まりはないですが、四十九日法要とあわせて行うご遺族が多く、遅くとも三回忌までに済ませるのが一般的です。ここでは納骨式の時期や準備の流れ、服装や費用などを解説します。
葬儀の種類

死者を海や川に送り出す水葬とは

遺体を火葬せずに海や川に沈める「水葬」。世界でも限られた地域のみで行われている葬法です。日本では原則禁止ですが、例外的に水葬ができる場合もあります。ここでは、水葬についての歴史と、世界の水葬事情、日本で行われている遺灰を海に撒く「海洋散骨」などについてご紹介していきます。
葬儀・仏事の知識

仏教の鉦と木鉦について

鉦(しょう、かね)は、円形の皿の形をした東アジアの金属製打楽器で、皿の底部分をばちで叩いて鳴らします。 日本では「鉦鼓」と呼ばれ、仏事では念仏や読経の時に木のばちで打ち鳴らし拍子を取るために用いられます。通常は金属で作られており、木製の仏具...
葬儀の種類

遺体を自然に還す究極の自然葬「風葬」とは

風葬は空葬とも呼ばれ、人の遺体を通常の火葬や土葬といった方法ではなく、自然の中に安置して吹きさらしにすることで消滅させる葬儀方法です。 かつては沖縄を含め、世界中で行われており、今でも一部地域で採用されている方法です。 この風葬について、具...

葬儀・お葬式を地域から探す