家族やお寺の宗教や宗派が違うときの葬儀

2019年1月2日

家族で宗教が違う場合の葬儀とは、行う方法にいくつかの選択肢がある葬儀でもあります。できる限り故人の遺志を尊重したいものですが、事情は各家庭で異なるため正解はありません。では、家族の宗教が違うときの葬儀にはどのような方法があるのでしょうか?
また、家の宗派とお寺の宗派が異なるとき、葬儀をお寺にお願いすることはできるのでしょうか?
この記事では、以上の2テーマについて詳しく解説していきます。

各家庭によって宗教や葬儀に対する事情はさまざまです。故人と家族の宗教や宗派が違うときの葬儀は、絶対にこうしなければならない、という決まりはありません。
しかし、宗教が家族で異なる場合の葬儀方式にはいくつか例があります。その中から3つの葬儀方法の例をご紹介します。

1つめは、故人の遺志に沿う宗教・宗派で葬儀を行い、供養も故人の意向に従う方法です。この方法では、家族の意見は取り入れづらいですが、生前の故人の意思が最も尊重されます。

2つめは、葬儀は無宗教で行い、供養は故人の遺志に従う方法です。この形で葬儀を行うと、他宗のご家族も葬儀を執り行いやすく、自分の宗教で供養してほしいという故人の希望も叶います。

3つめは、葬儀を区切って行う方法です。たとえば、時間を前半後半の二部式に区切ると、前半を無宗教で誰もが参加できるようにし、後半を故人の宗教で執り行うということができます。この方法では、葬儀は少し複雑になりますが、家族の意見も故人の遺志も取り入れやすいという利点があります。

 

また、家族の遺志を尊重するという場合もあります。

このようにさまざまな方法で故人の遺志を尊重することができますが、故人の遺志、または家族の遺志のどちらかを尊重する場合が多いのではないでしょうか。

それぞれの方法に、家庭ごとの考え方や意向に合った葬儀ができる利点があります。そのご家庭に合う葬儀方法を選ぶことが重要です。

宗教や宗派が違う場合のお墓

家族間で宗教や宗派が異なると、葬儀だけではなくお墓にも影響してきます。

家族間の宗教が異なる場合には、家族やご本人がお墓をどうしたいかについても、前もって考えておく必要があります。家族と同じ先祖代々のお墓に入る従来の方法だけではなく、故人の宗教や宗派で別々に埋葬するという選択肢もあるからです。

宗派が違っても家族と同じお墓に入りたい方も数多くいらっしゃいます。

このような場合、公営の墓地であれば宗旨宗派を問わず使用できます。

また、家族の宗教に合わせることもできますが、納骨堂やお墓の許可が出れば、分骨するという手段もあります。
ただし、別々のお墓に入るときには、そのお墓の費用も家族のお墓とは別にかかります。維持費などもありますので、お墓を別にしたい場合には、費用の準備もあらかじめしておく必要がありそうです。

家族の宗教や宗派が違うときするべきこと

家族の宗教が違うことでの葬儀やお墓への大きな影響を考えると、事前に家族間の話し合いが重要となってくることがわかります。

無宗教で葬儀を執り行う場合も故人の宗教や宗派で葬儀を行う場合も、事前に家族で話をしておくと、後々安心です。

生前に自分の葬儀について家族の話し合いの場を設けたり、エンディングノートを書くことで家族に内容を知らせたりと、葬儀の際により円滑に準備が進むようになります。

宗派が違うお寺に葬儀は頼めるのか?

同じ仏教でも、よりどころとするお経や葬儀の作法が異なるため、特定の宗派のお坊さんが違う宗派での葬儀を執り行うことは基本的にできません

菩提寺(先祖代々のお墓があるお寺)や同じ宗派のお寺に葬儀を頼めない場合には、遺族の方はどうしてもご自分や故人と違う宗派のお寺に頼まざるを得ません。

このような場合、葬儀社から僧侶やお寺を紹介してもらうこともできます。

違う宗派のお寺に葬儀を頼むときに気をつけたいこと

お寺が運営しているお墓、納骨堂などは、宗派が違う人の納骨はできないことも多々あります。また、宗旨宗派は問わないという場合も、生前の宗旨宗派は問わない場合でも、納骨後にはそのお墓を運営するお寺の宗派のやり方にのっとった供養が行われることもあります。

場合によっては、先祖代々の宗派と異なるお寺で葬儀を行ったために家族のお墓に納骨できなかったり、戒名のつけ直しや葬儀をもう一度行うことになったりすることもあります。

墓石や位牌に刻む戒名も、宗派が異なると変わってきます。戒名をつけてもらうことにもお金がかかりますので、何度もつけ直してもらうのは、できれば避けたいことです。

納骨堂や寺院墓地ごとに異なる宗派への納骨の制限など規定がある場合もありますので、事前にその納骨堂の規定について知っておくことも必要です。

まとめ

この記事で取り上げたように、家族やお寺の宗教や宗派が違う場合、葬儀に工夫が必要となることもあります。ご本人やご遺族が納得できる葬儀にするため、エンディングノートをまとめてもおいてもよいかもしれません。
いい葬儀では、葬儀の流れや費用、葬儀社についてなど、さまざまなご相談を受けつけております。お気軽にお問い合わせください。

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