葬儀の用語集~は行~

いい葬儀【記事監修】
いい葬儀

記事監修いい葬儀

初盆
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【は】

【ひ】

【ふ】

【へ】

【ほ】


箸渡し

親族がお骨を箸で渡して骨つぼに納めること。
一般的には二人一組で行い、竹箸や左右で種類の違う箸を使用する。
「箸」と「橋」をかけて「三途の川の橋渡しをする」という説など、意味や語源などについては諸説ある。

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初盆

故人が亡くなってから初めて迎えるお盆のこと。「新盆」に同じ。

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花祭壇

葬儀のときに花々で祭壇を華やかに飾ること。
故人が生前好んだ花をふんだんに使用することで、供養するという意味も含まれる。

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彼岸・お彼岸

極楽浄土にいる祖霊に思いをはせて墓参りをし、自らも極楽浄土へ行けるように祈念する仏事。
春彼岸と秋彼岸がある。
年に2回、春分の日と秋分の日を中日として前後の3日、計7日間を指す場合が多いが、旧暦を用いるなど地域により異なる場合もある。

なお、「お彼岸」という言葉はインドで使われている言語のひとつ、サンスクリット語の「パーラミター」(波羅密多)の漢訳で「到彼岸」の略だといわれている。いろいろな迷いの多いこの世から、悟りの世界へ到達するという意味。
「彼岸」(悟りの世界)に対し、現世は「此岸(しがん)」という。

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非信徒

葬儀を執り行う宗旨宗派と異なる信仰を持つ参列者をいう。無宗教の者も含まれる。
参列者は、参列した葬儀や法要などの流れやしきたりに従うのが一般的とされる。

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秘密証書遺言

遺言を残す本人が、秘密裏に作成した遺言状。
署名捺印(なついん)のうえ、2名以上の証人の前で、公証人によって遺言内容を伏せたまま遺言の存在を証明してもらうことで遺言と認められる。
また、本人が亡くなった際には、家庭裁判所による検認が必要となる。

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百日忌

亡くなってから100日目に行われる法要。
多くの宗派において、七七日から一周忌までの間に唯一行われる法要である。
「卒哭忌(そっこくき)」ともいい、泣くこと(「哭」)を終える(「卒」)日とされる。

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袱紗

香典などを包む絹製の布。「帛紗」と書くこともある。
慶事には赤系統の、弔事には青系統のものを使用する。紫などは両方に使用できる。
また、慶事では右前に包み、弔事では左前に包むとされる。

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副葬品

火葬または納骨の際に、故人に添えられる品物。
遺骸に着装する衣服、装身具、武器や生前のさまざまな所有物、祭具、荘厳具、特製品など。

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二七日忌

亡くなってから14日目(2回目の7日と数える)に行われる法要。別名「以芳忌(いほうき)」ともいう。
四十九日の忌明けまでは7日に一度、法要が営まれる。それぞれの法要には守り本尊がいるとされ、二七日忌の場合は釈迦如来(しゃかにょらい)を本尊として供養を行う。
ただし、宗旨宗派によっては考え方が異なる場合もある。

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仏具

仏様に供えたり、死者を弔うために使われたりする道具類の総称。
花立や香炉のような仏壇飾りから、数珠など身に着けるものまで多岐に渡る。
仏壇の飾り方などは宗旨宗派によって異なる。
ちなみに、神道では「神具」と呼ばれ、神棚を飾るものなどを指す。

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仏生会・花祭り

釈迦生誕の日とされる4月8日に行われる法要(宗旨宗派によっては5月8日に行うところもある)。別名「灌仏会(かんぶつえ)」。
仏像に甘茶をかけて祝う。これは、釈迦が生まれたとき、龍(りゅう)が聖なる水(甘露)を注いで産湯にした、あるいは、龍が天から甘露を降らせた、などという言い伝えによる。

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仏壇

仏教において、先祖や故人の位牌(いはい)を納め、本尊を祭る壇。
本尊や仏壇の飾り方は、宗旨宗派によって違いがある。
一般的には、日々の供養や故人との対話などは仏壇で行い、お盆やお彼岸といった季節の法要は墓前で営むことが多い。

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フラワー葬

生前、故人が好んだ花を飾って送る葬儀。「自由葬」の一つ。
「自由葬」とは、宗教宗派にとらわれず、故人の趣味や愛好したものを用いて故人の個性を表した式を執り行うもの。ほかに音楽葬などがある。
なお、フラワー葬に使用する花は、白に限らず色とりどりの花でよいが、とげのあるものは避ける場合もある。

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分骨

遺骨を分けること、または分けられた遺骨。
分骨することにより2カ所に納骨したり、一部を散骨にしたりすることも可能となる。

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閉眼法要

古いお墓を建て直したり、別の場所に改葬する際に行われる仏教的儀式で、「魂抜き」とも呼ばれる。
「開眼法要」の対義語。

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併修

異なる年忌法要が同じ年に重なるとき、施主・参列者ともに負担を減らすため、2つ(あるいは2つ以上)の法要をまとめて執り行うこと。「合斎(ごうさい・がっさい)」とも言われる。
特に、法要を行う寺が同じ親類同士などの場合によく行われる。
ただし、一周忌までは故人だけで単独の法要を行うことが望ましいとされる。

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ペット葬

ペットの葬儀のこと。

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報恩供養

宗祖に対して、その恩に報いるための法要。
寺院によっては、年中行事として毎年行っているところもある。
また、三十三回忌など弔い上げまでの法要を「追善供養」、それ以降を「報恩供養」と呼ぶこともある。

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法事・法要

故人や先祖の追善供養のために行われる仏教的な行事のこと。

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法名軸

死亡年月日や法名(浄土真宗では戒名といわずに法名という)を記した掛け軸のこと。
「亡くなった人はすぐに浄土へ行くため、位牌(いはい)を必要としない」という浄土真宗の考え方から、位牌のかわりに法名軸や過去帳を祭る。

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菩提寺

檀家(だんか)となっている寺院のこと。

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法華宗

「法華経」を教えの中心とする宗派の総称。
伝教大師・最澄を開祖とする天台宗は、「法華経」こそが仏陀(ぶった)の教えの究極であると説き、「天台法華宗」とも呼ばれる。
また、「南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)」と唱えることが何よりも大切と教える、日蓮聖人を開祖とする日蓮宗も「法華経」であり、その系統で法華宗を名乗る派もある。

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本位牌

黒漆の施された位牌のこと。
忌明け後、それまで使用していた仮の位牌である白木位牌から本位牌に替え、仏壇やお寺に納めて供養する。
浄土真宗など、宗旨宗派によっては位牌を使用しない場合もある。

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本山中心説

仏壇を設置する際によい方角であるとされる説の一つ。
宗派の本山がある方角に向かってお参りするかたちになるように仏壇を置くとよいとされる。
ほかに、南面北座説(北を背にして設置する。目上の人が南を向いて座るという古くからの考え方による)や、西方浄土説(西を背にして設置する。仏壇を拝むときに西方極楽浄土のほうを向くことになるため)などがある。

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盆棚

お盆に先祖の霊を迎える際に、位牌(いはい)を安置し、お供え物を置いて飾る棚のこと。「精霊棚」ともいう。
馬と牛を模したきゅうりとなす、ほおずき、稲など、さまざまなもので飾り付けを行う。
棚の形式や供えるものは地域や宗旨宗派によって異なる。
なお、浄土真宗などでは盆棚は造らない。

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