【な】
【に】
【ね】
【の】
七回忌
亡くなってから満6年目に行われる年忌法要。本来の読みは「しちかいき」。
一周忌や三回忌より規模を小さくして執り行う場合が多い。
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新盆
故人が亡くなってから初めて迎えるお盆のこと。「初盆」ともいう。
二十五回忌
亡くなってから満24年目に行われる年忌法要。
二十七回忌のかわりに二十五回忌を行うなど、地域や宗旨宗派によって異なる場合がある。
二十三回忌
亡くなってから満22年目に行われる年忌法要。
一般的には、十三回忌の次に行う。このあと、二十五回忌、二十七回忌などと続くが、宗旨宗派や地域によって異なる。
ちなみに、神道の場合は10年ごとに式年祭を行うため、十年祭の次は二十年祭を執り行う。
二十七回忌
亡くなってから満26年目に行う年忌法要。
二十七回忌のかわりに二十五回忌を行うなど、地域や宗旨宗派によって異なる場合がある。
近年は、一周忌や三回忌、十三回忌、三十三回忌など主だったもの以外は省略されることが少なくない。
日蓮宗
「法華経」を中心とする仏教の宗派の一つ。総本山は身延山久遠寺(山梨県南巨摩郡)。
宗祖・日蓮聖人は法華経の功徳のすべてが「南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)」の7文字に込められているとし、これを唱えることが何よりも大事だと説いた。
年忌
周忌や回忌など、毎年まわってくる死者の祥月命日のこと。回忌と同義でも用いられる。
年忌法要
命日に故人をしのんで営まれる追善供養のこと。
一般に、三十三回忌や五十回忌を節目として「弔い上げ」とする宗派が多いが、地域やお寺によってその時期は異なる。
なお、神道の場合はこうした追善供養のことを「式年祭」という。
また、キリスト教の場合は「追悼ミサ」や「記念の集い」などが行われる。
納棺
ご遺体を柩(ひつぎ)に納めることをいう。また、これを行う人を「納棺師」と呼ぶ。
柩に納める前に故人の体を清め、死装束を整えたら、故人の愛用品など(副葬品)も一緒に柩に入れる。
宗旨宗派や地域によって、納棺の手順などは異なる。
納棺師・納棺士
ご遺体を柩(ひつぎ)に納めるまでの一連の作業を担当する専門家。映画「おくりびと」で紹介された。
ご遺体洗浄(湯灌・ゆかん)、死化粧、着替え、爪切りなど、荼毘(だび)に付されるまで、ご遺体を美しく清潔に保つ。
地域や宗旨宗派によって内容が異なる場合もある。
また、湯灌を行う人を特に「湯灌師」と呼ぶこともある。
納骨堂
遺骨を保管・安置する施設のことで、法律上の定義は「他人の焼骨を預かる施設」。
短期的な一時預かりを行う施設や、お墓と同じように長期的な安置を行う施設がある。
納骨法要
遺骨を墓地(または納骨堂)に納める際に営まれる法事のこと。「納骨式」ともいう。
野辺送り
葬儀が行われた自宅から埋葬場所まで柩(ひつぎ)を担いでいく葬列のこと。
最近では、多くの場合、葬儀は葬儀場で行われ、出棺に際しても霊柩車(れいきゅうしゃ)が使用されるので、こうした光景を目にすることは少なくなったが、現在も昔からの風習で行われている地域もある。