はじめてのお葬式ガイド
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終活や、参列のマナー、もしもの時におさえておきたいお葬式の知識など、はじめての方にもやさしく解説します。

年忌法要から考える!法事はいつまで行うべきか?

年忌法要とは、決まった節目の年に、故人の命日を迎える際、行う法要をさします。また、法要と似た言葉で「法事」があります。「法要」とは僧侶にお経を唱えていただき供養する儀式をさし、その後の会食などを含めた一連の行事を「法事」と呼んでいます。
法事を行う年月は数十年続き、どのタイミングで区切りをつけるべきか、判断に迷うのではないでしょうか。ここでは、宗派による考え方や家庭の事情などをふまえながら、区切りのつけ方を考えていきましょう。

年忌法要を行う年の数え方とは

年忌法要は、故人が亡くなられてから何年経ったかによって行う年が決まり、菩提寺側と日程の調整を行います。
一周忌は、葬儀を行った次の年の祥月命日(しょうつきめいにち。故人が亡くなられた同月同日)に行われる、最初の年忌法要です。その後、三回忌以降は、「回忌数-1」年目に行うことになっています。例えば、三回忌は、「3-1」に当てはめて2年目に行うため、一周忌の翌年が三回忌にあたります。同じように、七回忌は6年目、十三回忌は12年目、十七回忌は16年目、二十三回忌は22年目、二十七回忌は26年目、三十三回忌は32年目、五十回忌は49年目に行います。
いずれの法要も、命日当日に行うのが正式な作法ですが、親族が遠方にいることも多く、また都合を合わせやすくするために、全員が集まりやすい週末などに行うことが珍しくありません。法要日が命日を過ぎないよう、前もって予定を組む必要があります。

年忌法要を行う時に準備すべきこととは

年忌法要を行う際には、日程を決めたあと、まず出席者の予定を確認することからはじめます。食事も合わせて法事の形式をとるならば、食事場所の手配も必要です。出席者に、手土産にあたる引き物を渡すこともありますので、その注文も忘れずに行いましょう。

法要会場から食事場所までが離れている場合は、移動手段の確保も行わなくてはなりません。自家用車で各自移動してもらうのか、送迎バスを手配するのか、参列人数によって検討します。
僧侶へ渡すお礼も、準備を進めていきます。供養していただいたことへのお礼として渡す「お布施」の他に、場合によっては「お車代」や「御膳料」を包むこともあります。お車代は、寺院以外で法要を行った場合、御膳料は僧侶が会食を辞退された場合に渡します。
法要を行う際の服装ですが、三回忌までは、喪服で参列するのが一般的です。七回忌以降は、略式の礼服または平服でも差し支えありません。また、家族以外の親せきや友人をいつまで呼ぶのか、という基準は特にありません。施主が中心となり、家族と相談して決めると良いでしょう。
参列者が香典を包む際に薄墨を使うのは、四十九日までが一般的です。そこから先の法事では、薄墨でなく黒の墨を使います。

法事はいつまで行うべきか

近年では、法事の回数を減らす傾向が強くみられるようになってきました。これは、離れて暮らす家族が増えた、世代交代があった、仕事の都合が合わないなどの理由で、親族が定期的に集まることが難しくなってきているためです。
仏教では、三十三回忌を過ぎると、故人がご先祖様の仲間入りをすると言われています。このため、一般的には三十三回忌を「弔い上げ」として盛大に行い、これをもって法要を終えます。また、故人の死後30年経つと、世代交代が起こり、故人を知っている人が減ってきているという理由もあります。
永代供養墓で個別供養する場合も、三十三回忌を節目とし、その後は合祀墓で管理する寺院や霊園が多くなっています。

次に、宗派別に年忌法要についてまとめます。

真言宗

十七回忌まで行ってから、二十五回忌と三十三回忌を行い、三十三回忌で弔い上げとする。その後、五十回忌・百回忌・百五十回忌を行う。

曹洞宗

十七回忌のあと、二十三回忌と二十七回忌を行うか、もしくは二十五回忌としてまとめて行う。その後、ひとまず三十三回忌で弔い上げとするが、地域や寺院によっては五十回忌を弔い上げとしている。

臨済宗・日蓮宗

三十三回忌で弔い上げとなるが、地域や寺院によって、二十三回忌と二十七回忌を行うかわりに二十五回忌を行うところもある。

*法要については地域性やそれぞれのお寺によっても考え方はさまざまです。詳しくは菩提寺にご確認ください。

多くの方は、三回忌まで行いますが、七回忌以降は省略する傾向があります。法事を行う意味は、故人の冥福を祈って供養するところにあります。ただ、法事を行わなくとも、仏壇やお墓の前で手を合わせたり、花やお供え物を置いたりするだけでも、故人の供養を行うことができます。一周忌のみ行い、その後は全く法事をしないご家庭もあれば、宗派や地域によって必ず五十回忌・百回忌まで行うところもあります。
法事をいつまで行うかは、各ご家庭の考えや生活状況などに応じて判断されて問題ありません。ご家庭やご親族の方と十分話し合われて、皆さんが納得のいく答えを出されることをおすすめいたします。

まとめ

法事に対する考え方は、家庭や地域、またお寺によって大きく異なります。最も大切なことは、普段から故人のことを思い、冥福を祈りながら場所を問わず手を合わせ続けることなのではないでしょうか。
「法事の回数を減らそうとしたら親せきから小言を言われてしまった」「高齢になって法事を続けていくのが困難になってしまったが何とか続けたい」など、法事に関するお悩みのある方は、いつでもお気軽にご相談ください。

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