はじめてのお葬式ガイド
葬儀のことなら「いい葬儀」

終活や、参列のマナー、もしもの時におさえておきたいお葬式の知識など、はじめての方にもやさしく解説します。

法事の時に着る服装。年代別、性別にご説明します。

人生の最後に必ず訪れる別れ。そしてそのほとんどは突然であったり、予測のつかないことが多いものです。
家族や親せき、上司や友人、さまざまに関わってきた人との別れは辛いものですが、お通夜と葬儀、初七日、四十九日、一周忌など故人とのお別れや故人を偲ぶ行事は長い間続きます。故人を偲ぶとともに大切な儀式である法事に出席する時には、どのような服装で出席すればよいのでしょうか。
法事にはそれぞれ意味があり、そのタイミングごとにふさわしい服装があります。法事の時に着る服装について解説します。

 

葬儀・通夜の服装

葬儀・通夜の時の服装は、遺族の男性は喪服・略礼服を着用します。女性は黒のアンサンブルやワンピースなどの喪服が正しい服装です。この場合のアクセサリーは婚約指輪、一連パール、パールイヤリング、オニキスなどはOKですが、それ以外の装飾品は避けるのがマナーです。ストッキングや靴は黒を身につけましょう。男性の靴や靴下も同様です。
子どもの服装は、制服があれば制服を着せます。制服がない場合は、紺のブレザーにパンツ、女の子は同じく紺色のブレザーとスカートなど落ち着いた色合いの衣服を選んで着せましょう。

 

四十九日法要の服装

四十九日法要は特別な法要です。初七日から七日単位で区切られた7週間目にあたる四十九日は、故人が死後、どこに向かうのかが決まる日とされ、法要の区切りのひとつです。そのため、法要の時間や会食のマナーなどにも決まりがあります。
服装は通夜・葬式と同様で、七回忌までは変わりありません。遺族の服装は正礼装です。男性はブラックスーツで靴下や靴は黒を着用します。女性は黒の長袖のワンピースやスーツを着用し、ストッキングやバッグ、装飾品も黒を身につけます。
法事に出席する参列者は、男性は喪服などのスーツ、女性は喪服を着用し、そのほかのものは遺族と同様です。
四十九日の法要が最も重要なのは、その日を境に死んだ人が成仏するとされ、お墓への納骨式を行うことと、集まった皆で食事をするのが一般的です。四十九日での食事を「お斎(おとき)」と呼び、自宅で行う場合もありますが、レストランや料亭でふるまわれることが多く、時間帯は昼間にとり行われます。
このように四十九日の重要な行事については、葬儀が終了してからできるだけ早めに計画して僧侶へのお願いや、レストランなどを押さえておくことが大切です。遠方から来る親戚のためにも早めに知らせを出す必要があります。
四十九日の法要は、開式から解散までを3時間から4時間程度とするのが一般的で、当日は開式の15分前には皆が着席できるように準備しておきましょう。僧侶が着席する前に揃っていることが大切です。

 

七回忌以降の服装

七回忌以降の服装は、これまでの法事と少し変わり、ずいぶん軽装になります。
男性の場合は、ダークスーツにシャツという服装で、派手すぎない色のネクタイなどであれば問題ありません。女性はグレーや紺、ブラックのスーツやアンサンブルを着用します。靴やバッグも派手でなければOKです。
近親者のみが出席する法事の場合、平服で良いケースもあります。これまでの形式ばった儀式と違い、七周忌以降の法事は、ざっくばらんに故人を偲ぶ行事として親類が集まり、懐かしい話などをする機会となります。

 

法事の基本的なマナーをおさらい

法事についての基本的なマナーをおさらいしましょう。
法事に招待された場合は、特別に都合がつかない場合以外は基本的に出席しましょう。法事をとり行う側の準備の都合もありますので、はがきなどで出欠を記入するようになっている場合、できるだけ早めに知らせることは最低限のマナーです。もし出席できない場合は、出欠だけでなくひと言故人への言葉や労いの言葉を書き添えるようにしましょう。
また、法事に持参する香典の平均金額は約1万円ですが、夫婦で参加する場合は2万円~3万円程度を包みましょう。しかし、これは故人との間柄によってそれぞれ考え方が違うので、関係性によって香典に相応しい金額は異なります。もし金額で迷った場合は、香典は故人への感謝や親しみを込めて贈る気持ちで金額を決めるのもよいでしょう。

 

法事によって着用すべきタイミングは変わる

法事と言っても、葬儀・通夜から七回忌以降まで、それぞれのタイミングでの儀式にふさわしい服装があります。遺族や参列者、親戚関係や生前のお付き合いの関係性などによっても違うので知っておきたいものです。
誰にも必ず関わる時が訪れる葬儀や通夜とともに、その後の決められた時期にとり行われる法事は、私たちへの教えでもあります。自分がこの世から去った後にも、自分たちが行っているのと同じように法事が行われ、関わってきた人たちに偲ばれることになります。命を授かったものの定めとして、子や孫の世代へと引き継がれていく命を尊ぶ行事としても、正しい服装で出席したいものです。
ポイントは、納骨が行われる四十九日が葬儀以降の最も重要な法事とされることと、服装については七回忌までは黒を基調とした喪服を基本にして着用することです。大人のマナーとして、また次の世代への教えとしても、各法事の意味を知り、ふさわしい服装で出席したいものです。

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