袱紗(ふくさ)とは?マナー・使い方

2018年6月24日

袱紗とは、絹やちりめんでできた四角い布のことで、現金をはじめ、結婚やお祝いごとに使用するご祝儀袋やお悔やみのときに使用する香典袋などの不祝儀袋、進物などの大切な品物を包んだり覆ったりするために使用します。現代では、不祝儀袋をそのままバッグなどに入れて持参する方もいらっしゃいますが、本来は袱紗に包んで持参するのがマナーです。

この記事では、袱紗の種類やマナー、使い方などについて詳しく紹介します。

袱紗はもともと金品を贈るときにほこりなどが付くのを防ぐために、風呂敷や四角い布で包んだり、それらを上からかぶせたりしていたのが由来です。

現在は色や形、素材の組み合わせによりさまざまな種類の袱紗があります。

袱紗の種類

風呂敷タイプ 爪付き

持ち運んでいるときに、袱紗が崩れないよう止めるための爪が袱紗の角に付いています。袱紗の外側には留め糸が付いていて、中身を包むと爪と留め糸で、きちんと閉じられます。

風呂敷タイプ 台付き

袱紗の内側に台が付いています。この台は、お盆に金封を置いてその上に袱紗をかける正式な作法を簡略化したものです。台は、慶弔どちらでも使えるように表と裏で色が塗り分けられています。台付きのものは、年齢に関わらずさまざまな場面で使用できるので1枚あると便利です。

金封タイプ

中身をポケットに差し込んで使用する二つ折りのタイプです。中身をはさんで閉じるだけなので、開閉が簡単なのと、小さめのハンドバッグや胸ポケットにも入れやすいのが特徴です。

しかし、風呂敷タイプのものに比べると、簡易的なものとしての位置づけで、年配の方には向きません。

掛け袱紗

結納品やお布施を渡すときに使用する袱紗で、お盆の上にかけて使います。角に房が付いているのが特徴です。特別な場合を除いては滅多に使用しないものです。

袱紗の模様

袱紗は基本的に無地のものが多いです。しかし中には刺繍が入った高級品もあります。刺繍の種類によっては、使えない場面が出てきてしまうため、無地のものが一番使いやすいでしょう。

袱紗の材質

基本的には、正絹やちりめんといった素材で作られますが、安価なものはポリエステルなどで作られているものもあります。

遠目にはあまり差は感じませんが、近くで見ると光沢感や生地の張りなどが違います。20代なら安価なものでも問題はありませんが、年を重ねると安価なものでは相応しくなくなり、途中で買い替える方もいます。

正絹の袱紗でも2,000円台から購入でき、一度購入すれば長く使えるので、機会があれば正絹の袱紗も検討してみてください。

行事ごとに異なる袱紗の最適な色

袱紗には主に結婚などに使う慶事用と、葬儀などに使う弔事用があります。一般的に明るい暖色系の色は慶事に、寒色系の落ち着いた色合いのものは弔事に使います。

例外としては、紫は昔から最も高貴な色とされ、慶弔どちらにも使えるので、紫の袱紗が一つあるととても重宝します。

慶事用

赤、オレンジ、藤、桃、えんじ、金、ローズ、紫

弔事用

紺、深緑、灰緑、うぐいす、灰青、グレー、紫

袱紗はどこに売っている?

普段はあまり目にしませんが、袱紗はさまざまな場所で購入できます。代表的な場所は、フォーマル服の売り場であれば、喪服などのブラックフォーマルのコーナーに置いてあります。フォーマル服の売り場であればデパートでも大型スーパーでも大抵は取り扱っていますので、喪服を購入する際に一緒に揃えるとよいでしょう。

他にも、紳士服店、仏具店、文房具店などでも購入できます。また、金封タイプなど簡易的なものは100円ショップでも取り扱っています。

法事など時間に余裕があるときは、ネットショッピングなどでも購入できるので事前に準備しておきましょう。

香典の包み方

慶事と弔事では袱紗の包み方が違いますので、注意しましょう。難しいことではありませんので、包む前に一度確認してみてください。

爪付き、台付き袱紗

爪を左側にし、袱紗の中心より少し右側に香典をおきます。台付き袱紗の場合は緑などの寒色系の面を上にします。中身に沿わせるように、最初に袱紗の右側をたたみます。次に下、上、左の順にたたんでいきます。左側をたたむと右にはみ出す部分があるので、最後にそれを下に折り込みます。爪があるタイプは、爪を留め糸にかけます。

金封タイプ

弔事では袱紗を左開きに使います。香典をはさむ部分を向かって右側に置き、香典をはさみ、閉じます。

香典の渡し方と袱紗の使い方

袱紗に入れた香典をバッグや胸ポケットなどに入れて持参します。弔事では、右手に袱紗をのせて、左手で袱紗を開き香典を出します。袱紗をたたんで受付台に置き、香典を相手から見て正面になるように両手を沿えて渡します。もしくは、たたんだ袱紗の上に香典をのせて渡してもよいとされています。このとき、「ご愁傷様でございます」と一礼しながらあいさつした後、目礼とともに手渡します。受付のお盆があれば、その上に香典を置きましょう。

まとめ

袱紗は必ずなければいけないというものではありませんが、金品や品物を相手に渡すまで大切に扱うという昔から受け継がれている風習です。相手を思いやる気持ちですので、冠婚葬祭にはぜひ準備しておきたいものです。

また、袱紗だけでなく葬儀のマナーはたくさんあります。お葬式についてのご相談はいい葬儀にお気軽にお電話ください。ご相談、お見積もりは無料です。フリーダイヤルで24時間、365日受付しております。

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