社葬の流れ

社葬は会社にとって、とても重要な役割を持つ儀式です。絶対に失敗は許されません。
しかし、会社にとってかけがえのない人物を亡くすということは、会社の歴史において、そう頻繁にあるものではありません。いつそのときを迎えることになるのかは、誰にも分かりませんし、いざそのときが来たとしても、社葬の準備に長い時間を充てることはできません。
そのため、社葬を成功させるためには、万が一のときに備えておくことが求められます。
「社葬を行う場合はどのような形式であらかじめ行うか」「ご逝去の報せを受けたら誰が何をすれば良いのか」「ご家族とはどのような話をすれば良いのか」「会社としてご家族にどのようなサポートができるか」など、社葬の前段階に行うことや役割分担、社葬当日の担当配置や確認事項、そして社葬終了後にするべきことなど、会社として社葬の流れを確認し、把握しておくことが大切です。

事前準備

会社を支えてきた重要な人物を失うことは、その組織にとって大きなリスクとなります。社内外に不安をもたらし、混乱を引き起こすこともあるかもしれません。
そうした事態を避ける上で、社葬は有効に働きますが、社葬やお別れ会・お別れの会はご逝去から約40日、合同葬は約1週間程度しか準備期間がありません。そのため、万が一の事態に備え、あらかじめ社葬について考えておくことは、危機管理やリスクマネジメントの点からも、会社組織に必要不可欠なことです。具体的には、社葬取扱規定などを作成し、社葬の対象者や会社負担となる費用などについて明確にするなどの準備からはじめるのが一般的です。

ご逝去〜当日

ご家族からご逝去の報せを受けたら、総務・人事・秘書などの担当者は病院やご自宅へ駆けつけ、お悔やみの気持ちを伝え、できる限りご家族のサポートに努めます。
その後折を見て、会社として追悼の場を設けるために、社葬を行いたいことを、誠意を込めて申し出ます。ご家族の気持ちを第一に考え、故人の偉業や社葬を行う意味を丁寧に伝えることが重要です。
社葬の同意を得られたら、ご家族との意思疎通を密にし、意向に配慮しながら準備を進めていきます。

密葬(遺族主体)

密葬は、故人の近親者のみで執り行う、遺族主体の葬儀です。
社葬やお別れ会・お別れの会を行う場合は、先に密葬を行うことが通例です。
しかし、密葬に会社の取引先などの関係者が多く詰めかけると、ご遺族に大変な負担をかけてしまいます。
ご逝去後に会社側に求められる対応としては、ご遺族に余計な負担がかからないよう、密葬が滞りなく執り行われるようサポートに努め、密葬を行う日時の漏洩を防ぐとともに、関係各所に社葬の実施を迅速に通知することです。

社葬当日

社葬全体を取り仕切る葬儀実行委員は、開式2〜3時間前に集合。最終打ち合わせを行い、各自の持ち場や動線をチェックします。ご遺族が到着したら、式の進行について確認。葬儀実行委員長は、供花や供物の名札や配列順、奉読する弔電などに目を通します。
開式1時間前に受付開始。会葬者には記帳カードへの記入をお願いするか、名刺を拝受します。葬儀実行委員長、喪主、遺族、来賓は、開式15分前には席順に従って着席します。また、社内に残る留守役は、現場との情報共有に務めながら参列者や取引先などからの問い合わせに対応します。

社葬終了後

社葬終了後、必ず行うべき重要な仕事が2つあります。
1つめは社葬でお世話になった方への御礼の挨拶。弔辞を読んでいただいた方や来賓、弔電や供花などをいただいた方へ、できるだけ早めに御礼の気持ちを伝えます。
2つめは、名簿や報告書などの記録や整理を行うこと。社葬は会社の歴史において大きな節目になり、社葬の経験は会社の財産となります。
今後のためにも、準備から事後処理までを文書にまとめ、写真や映像とともに保管・管理しておくことが重要です。

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