家族葬の費用相場はどのくらい?料金の内訳やメリット・デメリットも

家族葬にかかる費用はどのくらい?そんな疑問を持つ人も多いはず。

家族葬の料金は安いと言われますが、実際にどのくらいかかるかはその葬儀によっても変わってきます。

また、家族葬で頭に入れておきたいことは、参列者の人数が少ない分もらえるお香典も少ないということです。この記事では、知っておきたい家族葬の平均費用やその内訳、定額プランの注意などについて紹介します。

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家族葬とは

家族葬は、家族や親族、ごく親しい友人など、限られた参列者のみで行われる葬儀です。会葬者の規模についてはさまざまで、数名程度から30名程度までの家族葬もあります。

通夜や告別式を行い、僧侶をはじめとした宗教者立ち会いのもと、行われるのが通例です。通常の葬儀、一般葬の規模が小さくなったお葬式と考えるとイメージしやすいでしょう。

ただし、家族葬という葬儀にはっきりとした定義があるわけではありません。大勢の参列者を招いて行う家族葬もあります。また仏式や神式にこだわる必要もなく、自由に形式ができるのも家族葬も魅力。宗教者を呼ばず、宗教的儀式は一切行わないことも。

家族葬の費用相場は?

家族葬の費用相場は、鎌倉新書が実施した「第4回お葬式に関する全国調査」によると平均で96万円です。

鎌倉新書が行った第4回「お葬式に関する全国調査」によると、家族葬の葬儀そのものにかかる費用の平均は96万4,133円です(火葬場使用料、および、式場使用料を含む)。

このほか、飲食や返礼品にかかる費用、宗教者へのお礼(お布施)の費用などがかかります。

飲食費の平均費用は20万8,946円、返礼品は19万7,835円です。お布施の費用は地域にもよりますが、20万円前後と言われています。

地域ごとの家族葬の費用

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一般葬にかかる費用

家族葬の費用とあわせて、一般的な葬儀にかかる費用を紹介します。参列者を多く招いた葬儀を「一般葬」と言います。

また葬儀の形式としてきあり、通夜を省いた「一日葬」や、通夜だけでなく葬儀・告別式もしない「直葬・火葬式」などがあります。

葬儀にかかる料金が最も安いのは直葬・火葬式ですが、火葬までの時間が短く、心の整理のつかないまま故人を見送ることも…

料金が安いから簡単に決めるのではなく、あくまで参考指標のひとつとしましょう。

一般葬の平均費用

一般葬の葬儀そのものにかかる平均費用は149万3,624円です(第4回「お葬式に関する全国調査」より)。

家族葬にかかる費用の平均と比較すると、家族葬のほうが費用が抑えられると言えます。

家族や親せき、ごく親しい友人など、限られた参列者のみで行われる家族葬と違い、一般葬は近親者や友人だけでなく、近所の人や故人の会社関係者などに広く告知するため、参列者の人数も家族葬と比較して多いのが通常です。

そのため、参列者の人数が増えると、葬儀式場の広さや祭壇の大きさが変わってきます。また、飲食費や返礼品の費用についても、参列人数が多いほど増えます。

葬儀費用の内訳は?

葬儀に必要となる費用は、葬式そのものの費用、飲食接待、返礼品の費用、宗教者に渡すお礼(お布施)の大きく3つに分けられます。

このほか、火葬にかかる費用は葬儀社によって見積りに含まれていないことも。また、状態保持のためのドライアイスにかかる料金は当日の気温や火葬までの日数によっても変わります。想定より多めにお金がかかると考えましょう。

葬儀そのものにかかる費用

斎場使用量、祭壇や棺、遺影などにかかる費用、司会やセレモニースタッフなどの人件費、寝台車や霊柩車にかかる費用など、通夜と葬儀・告別式を執り行うのに必要な代金です。「葬儀一式費用」「葬儀本体費用」などと呼ばれる代金です。

このとき、斎場の使用料は広さによって変わります。家族葬では小さめのホールで問題ありませんが、狭すぎるホールはやめておき、参列人数に合わせた広さを考慮します。

葬式そのものの費用は葬儀社が直接見積もりを出す費用であり、加えて人数による変動なども少ないため、請求される料金は見積りとほぼ同様です。

火葬にかかる料金はプランに含まれていない場合があるので、見積書をきちんと確認しましょう。火葬料金は公営の場合は数千円~5万円程度、民営火葬場の料金は5~10万円ほど。火葬場によっても料金は異なるため、ホームページを見て確認します。

飲食接待、返礼品にかかる費用

通夜振る舞いやお清め、火葬後の会食など、お通夜から葬儀・告別式までの間の飲食にかかる費用と、香典返しなどにかかる費用を合わせた金額です。

一般的に葬儀社の料金プランに含まれている料金ですが、葬儀当日の参列人数の増減によって料金も変わってきます。家族葬の場合は会葬者が少ないので、接待にかかる費用は少なめです。

また、会食もいくつかコースやメニューから選ぶことになり、当然、豪華なコースを選ぶと高くつきます。その一方、家族葬によっては会食をしないこともあり、遺族の考え方によるところです。

宗教者のお礼にかかる費用(お布施)

通夜、葬儀・告別式での読経や、戒名授与への感謝の気持ちとして宗教者にお布施を渡します。場合によっては御車料や御膳料がかかることもあります。一般的に、お布施は喪主から直接宗教者に渡すとして、葬儀社の見積りに含まれていないので注意してください。

お布施は感謝の気持ちを表すもののため、金額に決まりはありません。目安としては10万円未満に収まる場合が多いようですが、10~20万円程度が妥当という場合もあり、一概にいくらとは言えません。心配なようであれば菩提寺に直接聞いてみても良いでしょう。

また、お布施は戒名は仏式の葬儀での儀式のため、無宗教葬の場合はかかりません。

家族葬のメリットとデメリット

家族葬を検討するにあたって、知っておきたいのがメリット・デメリットです。家族葬

家族葬のメリットは、一般葬より参列者の人数が少ない場合が多いので、費用が抑えられることがあげられます。また、参列者が少ないこともあり遺族の精神的負担が少なくなると言われています。

家族葬のメリット

家族葬は、一般葬より参列者の人数が少ない場合が多いので、一般葬より葬儀費用が抑えられ、葬儀にかかる時間も削減できます。ただし、参列者が減ることでお香典としていただく額も変化しますので、実際の喪家の費用負担に関しては一概には言えません。

また、家族葬の場合、参列者が少ない、気心の知れた人が多いこともあり、喪主をはじめ、遺族の精神的な負担は少なくなるといわれています。

会葬者の多い一般葬では、喪主や喪家の立場になると、参列者への挨拶をはじめ、宗教者や会葬者への気配りの負担も多くなります。葬儀後も、香典返しの手配や、手伝ってくれた方への挨拶回りなどの対応に追われることもしばしば。そのため多くの場合、故人が亡くなった瞬間から葬儀が終わるまでは、ゆっくりと故人の死と向き合う時間が取れません。

家族葬の場合は家族や親族、ごく親しい友人など、限られた参列者のみで行われるので、一般葬よりは気疲れすることもなく、葬儀も短時間で終わるため、ゆっくりと故人の死と向き合うことができます。

家族葬のデメリット

家族葬のデメリットとしては、葬儀の後に呼ばれなかった親族や故人の友人、知人などが故人の死を知り、気分を害してしまう場合もあることです。最近では、家族葬の認知度も高まりましたが、それでも地方によってはまだ家族葬が少数派という地域もあります。

家族葬のデメリットとしては、葬儀の後に呼ばれなかった親族や故人の友人、知人などが故人の死を知り、気分を害してしまう場合もあることです。最近では、家族葬の認知度も高まりましたが、それでも地方によってはまだ家族葬が少数派という地域もあります。

さらに、「葬儀に参列できなかったので、お別れを言いたい」「お世話になったので、線香をあげさせてほしい」など、弔問客が自宅を訪れることがあります。

このような場合、喪主が一対一で対応しなければならないことがほとんどです。故人とはつながりがあったかもしれないけれど、喪主とは面識がなかったという場合も少なくありません。こうした方の対応によって、喪主の葬儀後の負担が増加するともいわれています。

また、故人と向き合う時間を優先して家族葬を選んだとしても、実際は遺体の腐敗などの時間的問題があるため、充分に葬儀内容を検討することは難しく、結局満足に故人と向き合う時間が取れないまま、慌ただしく終えることもあります。

そのため、しばらくしてようやく故人の死と向き合い、葬儀を振り返る心の余裕ができると、「本当に家族葬で良かったのか」と不安を感じたり、後悔に苛まれる人もいるようです。

葬儀費用は香典でまかなえる?

葬儀費用はお香典でまかなえると思う方もいるかもしれません。しかし、家族葬は参列者が少ない葬儀のため、お香典でもらえる金額も少なくなります。葬儀費用を香典でまかなおうとは考えないほうが良いでしょう。

また、もらった香典については、香典返しを用意する必要があります。香典返しの金額は香典の半分から三分の一程度と言われています。品物としてはお菓子や果物、消耗品が一般的です。

家族葬の定額プランとは

インターネットをはじめ、新聞折り込みのチラシなどで目にする機会の多いのが、葬儀の定額プランです。中でも、「家族葬」を取り扱うプランは多くあります。

多くの葬儀社の場合、予め葬儀に必要なものをセットにしたプランを用意しています。セットになっているので、葬儀に不慣れな遺族でも、手軽に葬儀内容を決定することができます。

しかし、参列者の人数が「〇〇名以内」というように制約があったり、人数によって変動する金額についてはプランの料金には含まれていないというケースもあるようです。

家族葬定額プランのメリット

葬儀に何が必要なのか、どんな手順で行えばいいのかが分からないというような場合でも、必要なアイテムやサービスがすべてセットになっているため、参列者の人数や予算に応じてプランを選ぶだけで、スムーズに葬儀を行うことができます。

サービスの内容にもよりますが、役所などへの届け出や、葬儀会場、料理の注文などから開放されるため、その分ゆっくりと故人の死と向き合い、参列者と想い出を語り合うなどの時間を設けることができます。

家族葬定額プランのデメリット

定額プランの中には、通夜振る舞い精進落しの会食代や返礼品代などが含まれていないことが多く、一方で、必要ないものが含まれている可能性があるので注意が必要です。

トラブルを防ぐためにも、定額プランを選ぶ際には、必ず見積もりを出してもらい、そのプランの中に何が含まれていて、何が含まれていないのか。含まれているときは数量はどのくらいかを見積書を確認するようにしましょう。

不要と思うものも取り除けない、または取り除いたとしても費用は通常通り発生するという場合もあります。確認したときによく分からない項目や、気になることがあった場合には、契約する前に問い合わせて、不明点を無くすようにしましょう。

家族葬の費用に関するよくある質問

家族葬の費用はどのくらいですか?

葬儀の規模やプランによっても料金は異なりますが、葬儀そのものにかかる費用は100万円前後です。この金額に加えて、飲食接待費、お布施の費用などもかかり、総額は150万円程度になります。

一般葬にかかる費用はどのくらいですか?

一般葬そのものにかかる費用は150万前後で、飲食接待費やお布施を加え200万円前後になります。

どうして家族葬は料金が安くなるんですか?

家族葬は参列人数が少ない葬儀のため、斎場使用料や飲食・接待にかかる費用が通常より抑えられます。また、香典返しや返礼品にかかる費用も抑えられます。

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