はじめてのお葬式ガイド
葬儀のことなら「いい葬儀」

終活や、参列のマナー、もしもの時におさえておきたいお葬式の知識など、はじめての方にもやさしく解説します。

詳しく知りたい!名古屋市の終活事情。葬儀の流れ、葬儀社一覧、火葬場事情、死亡手続き、しきたりなど

愛知県の県庁所在地、名古屋市は横浜市、大阪市についで全国第三位の人口を有する市です。人口は約230万人。1956年9月1日に政令指定都市に制定され、市内には16の行政区があります。中部地方の産業や経済の中心であるだけでなく、歴史上でも重要な地域で、三種の神器のひとつ、草薙剣(くさなぎのつるぎ)を祀った熱田神宮や、お釈迦様の遺骨を安置する覚王山日泰寺をはじめ、著名な神社仏閣がある街としても知られています。

名古屋市の終活・お葬式の豆知識

名古屋市内のお寺には墓地がない?

名古屋市では他の地域ではあまり見られない制度や取り組みも行われてきました。

例えば、名古屋市は全国でも5都市しかない、死因不明の死体を検案または解剖して死因を明らかにする監察医が置かれている地域のひとつです。また、戦災復興土地区画整理事業の一環として、名古屋市内のおよそ279ヵ寺の墓地、189,030基が平和公園に移設されています。そのため市内の寺院にはほとんど墓地がありません。

名古屋のお葬式は派手?

歴史的にも由緒がある名古屋市は、冠婚葬祭をはじめとする儀式文化も華やかな印象が強いかもしれませんが、名古屋市内にもさまざまな地域性があり、また最近では人々の考え方も多様化しています。葬儀もしきたりを大切にした格式の高い葬儀が行われる一方で、簡素な葬儀も行われています。 、「名古屋市のお葬式=派手なお葬式」とは一概には言えません。

名古屋市内には、小さな葬儀社から関西、関東にも進出する葬儀社、冠婚葬祭互助会など数多くの葬儀社があるのも特徴です。それぞれの葬儀社によって、葬儀の内容な質も異なるため、名古屋市で納得できるお葬式をあげるには、自分に合った葬儀社を慎重に選ぶ必要があります。

名古屋市の人口&死亡者数の推移

人口:2,320,361人(平成30年10月1日現在、前年比6,236人増)
死亡人口:22,675人(平成29年10月から平成30年9月、前年比907人増)

名古屋市の主な死因とその割合(2018年度)

名古屋市の葬儀の特徴

愛知県では、通夜の前に火葬をして、その後通夜、葬儀を行う「前火葬」と、通夜、葬儀が終わった後に火葬を行う「後火葬」の地域が混在しています。名古屋市では通夜、葬儀の後、火葬を行うのが一般的です。

名古屋市の葬儀の流れ

逝去 ⇒ 安置 ⇒ 通夜 ⇒ 葬儀・告別式 ⇒ 火葬

名古屋市の葬儀社

名古屋市内には数多くの葬儀専用のホールがあります。その運営は、専門葬儀社や冠婚葬祭互助会、また寺院などが行っています。大規模な葬儀から小さなお葬式まで遺族のさまざまなニーズに合わせて会館を選ぶことができます。

名古屋市の主な葬儀社一覧住所
愛昇殿 愛知県名古屋市中区富士見町10-27
イズモ葬祭愛知県名古屋市中村区名駅南3-3-27
お別れルーム 旅立ち愛知県名古屋市中川区昭和橋通1-28
セレモニーホール紫雲殿愛知県名古屋市瑞穂区船原町1- 12
中日典礼株式会社愛知県名古屋市中区平和2-1-1
葬儀会館ティア愛知県名古屋市北区黒川本通3-35-1
東海典礼株式会社愛知県名古屋市名東区高針原2-1704
株式会社西田葬儀社愛知県名古屋市昭和区若柳町2-5
平安会館愛知県名古屋市北区辻本通1-21
株式会社名港葬儀愛知県名古屋市港区港楽3-13-17
宗教法人善光寺東海別院分院愛知県名古屋市中区門前町3-26

「いい葬儀」より一部抜粋。名古屋市の主な葬儀社・葬儀式場についてはこちらをご覧ください(「いい葬儀」にリンクします)。

名古屋市の火葬場

八事斎場

名古屋市天白区にある八事斎場は、大正4年6月から使用を開始しています。現在では天然ガスを用いて火葬を行っており、設備の自動化が進んでいます。排煙の無煙化、無臭化など環境に配慮した設計となっています。

所在地 : 名古屋市天白区天白町大字八事字裏山69番地
敷地面積 : 16,135平方メートル
火葬炉 : 46基
休憩室 : 有料16室・無料27組
動物焼却施設 : 2基

名古屋市立第二斎場

名古屋市港区にある名古屋市立第二斎場は、2015年に運用を開始した新しい火葬施設です。

所在地 : 名古屋市港区東茶屋三丁目123番地
敷地面積 : 50,964.69平方メートル
火葬炉 : 30基 (うち大型炉2基)
お別れ室(告別・拾骨室):30室
休憩室:30室
駐車場:180台
津波避難ビル

名古屋市の火葬費用(八事斎場・第二斎場共通)

種別市民使用料市民以外使用料
大人5,000円70,000円
小人(10歳未満)2,500円35,000円
死産児1,200円16,800円

名古屋市死亡後の手続き

名古屋市での死亡届の出し方

届出期間:
死亡の事実を知った日から数えて7日以内

届出をする人:
同居の親族、その他の同居者、家主・地主または家屋若しくは土地の管理人
*同居していない親族・公設所の長、後見人、保佐人、補助人、任意後見人も届出が可能

用紙の入手場所:
区役所、支所、病院

死亡届の届け出に必要なもの:
届書、届書の死亡診断書に医師の証明、届出人の印鑑、国民健康保険被保険者証(加入している方のみ)、国民年金手帳または国民年金証書(受給している方のみ)、介護保険被保険者証(加入している方のみ)

届出の場所:
死亡者の本籍地、届出人の所在地または死亡した場所のある区の区役所・支所
*住所地の区役所・支所で国民年金・国民健康保険・介護保険の異動手続きが別に必要です。

名古屋市での火葬許可証・埋葬許可証の申請

火葬や埋葬に関する許可証は、区役所市民課・支所市民係で死亡届の手続きが終了すると受け取ることができます。この時、申請者の印鑑が必要となります。
また、許可証を紛失した場合、死亡届を提出した市区町村で手続きすることで、再取得は可能です。なお、手続きができるのは原則「死亡届の届出人」「亡くなった方の配偶者または直系親族」です。

名古屋市のお葬式の習わしやしきたり

現在ではすでに見られなくなったものも含め、名古屋市のお葬式にはさまざまな習わしやしきたりがありました。形を変えながら今のお葬式に残っているものもあるかもしれません。

遺体の安置での習わし・しきたり

北枕と藁のむしろ
ご遺体は、仏壇の前に北枕になるように安置。布団の下に藁(わら)のむしろを敷くこともあったそうです。

魔よけの刃物
遺体を安置した枕元には仏飯、燭台、香炉鉢、剃刀や刀などの刃物を並べました。刃物は魔よけの意味があり、剃刀を置く場合は白い布や紙に包み、守り刀を用いる場合には半分ほど鞘から抜いておきました。
また、猫が遺体をまたぐと遺体が起き上がるという俗信もあり、猫がそばに寄らないように気を付けていたそうです。

山盛りご飯と枕団子
仏飯は、故人が生前使用していた茶碗に山盛りにご飯を盛って、箸を立てました(浄土真宗の門徒の場合、箸は立てないことが多かったようです)。地域によっては直径3、4センチくらいの団子に米ぬか、または黄な粉をまぶしたものと、味噌をまぶしたものを1つずつお皿に盛って、針を1本刺してお供えすることもあったようです。これを枕団子と言います。

湯灌や死装束、納棺での習わし・しきたり

湯灌の水の捨て方
湯灌は故人の身うちの人が行いました。湯灌のお湯は水に湯を足して温度を調節します。
湯灌で使った水は、日が暮れてからお墓に捨てに行ったそうです。葬儀に関わる専門の人に頼んで湯灌のお湯を墓地に捨てて来てもらうこともありました。

帷子の作り方
故人に着せる帷子は、白いさらしをはさみを使わずに手で裂いて縫いました。最後は玉結びを作らないように縫いました。
大勢の人の手をかけるのが良いとされており、親せきの女性たちに一針でも縫ってくれるようにとお願いしたそうです。

旅支度と頭陀袋
帷子は左前に着せ、額にはさらしや紙で作った三角形に紐を付けたものを巻きました。
そのほか、手甲、脚絆を付け、草履をはかせ、竹やナンテンの杖を入れました。さらしで作った頭陀袋には三途の川の渡し賃といわれる六文銭、ハンカチなど。

棺に入れるのは造花
たばこやお酒が好きだった人には、棺にそれらの嗜好品も入れました。また、 昔は今のように棺にお花を入れることはなく、裕福な家庭で造花を入れるくらいだったそうです。

お坊さんがお経をあげると死後硬直が柔らかくなる?
名古屋市では昭和初期には箱状の棺が主流で、膝を抱える姿勢で納棺したそうです。当時、今のような寝て入る棺はお金のかかる贅沢な棺だったとか?
また遺体に死後硬直が起こると納棺が難しくなりますが、お坊さんがお経をあげて足をさすったり、仏さまにあげた水を膝に塗ると柔らかくなって納棺ができたといったこともあったそうです。

お通夜やお葬式でのしきたり

棺を真ん中に百万遍
遺体に付き添って遺族が夜明かしをする通夜では、百万遍を行うことがありました。棺を真ん中にして、お寺に借りた大きな数珠を回して念仏を唱えました。

淋し見舞いとお寿司
親せきや近隣の方がお悔みに訪れることを訃音(ふいん)と言うこともあります。親せきはお悔みの時に「淋し見舞い」として お線香やお饅頭を持っていきました。お饅頭はお通夜に訪れた人に食べてもらったそうです。
また、親せきが寿司を持って来ることもあったようですが、押し寿司は作る時間がないので、いなり寿司や巻き寿司だったそうです。

訃報は2人で回る
電話もない時代には、亡くなったことを伝えに行くときには必ず2人で行ったそうです。伝える内容に間違いや、伝え漏れていることがないようにという配慮からという理由のほか、「1人で行くと誰かに引っ張られる」という言い伝えもあるように、呪術的な意味もあったようです。

鳩が入った放鳥車
蓮の花の造花をたくさんつけた朱塗りの御所車のようなものに、鳩を50~60羽入れた籠を積んだ放鳥車が来て、お墓で鳩を放しました。
戦前のお葬式ではこの放鳥車の数を競い合ったと言われています。

親族の喪服は白かった?
戦前の名古屋市では、親族は白い服を着るのが一般的でした。昭和の初めのころには嫁入り道具の中に帯など白い着物を持参してくることもあったそうです。名古屋市で黒い喪服に完全に移行したのは戦後になってからです。

昔はホームレスにも食事を振る舞った?
昔のお葬式には、縁のない方々もたくさん集まったそうです。戦前のお葬式には今でいうホームレスのような人たちもたくさん訪れたため、こんにゃくや里芋などを肴に、お酒を振舞ったそうです。貧しい人に振る舞うことは功徳になると考えられていましたが、 喪家にとってはその出費は大きかったことでしょう。
また、お葬式があるとおやつがもらえると、子どもたちも集まったそうです。

参考)愛知県のお葬式にかかる費用(2017年 第三回お葬式に関する全国調査より)

項目平均
お葬式自体にかかった費用1,229,661円
飲食費338,983円
返礼品費用309,322円
会葬者の人数50人
参列者からのお香典の合計 539,831円

まとめ

全国でも有数の巨大都市、名古屋には幾種類もの葬儀社があります。自社で運営するホールを持つ葬儀社も数多く、その分クオリティーの高いお葬式を行うことができます。さらに、葬儀社の数が多い分、葬儀社同士の競争もあり、必然的にお葬式のサービスの質の向上にもつながっています。

名古屋市での終活・お葬式を考えている方はぜひ事前相談で葬儀社に直接足を運んで、早い段階で施設の見学などを行うことをお勧めします。

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