はじめてのお葬式ガイド
葬儀のことなら「いい葬儀」

終活や、参列のマナー、もしもの時におさえておきたいお葬式の知識など、はじめての方にもやさしく解説します。

「お淋し見舞い」とは?何を持っていけばよいの?

「お淋し見舞い」とは、愛知県や岐阜県、三重県などの一部で行われている通夜での風習のことです。「おさみしみまい」または「おさびしみまい」と呼ばれます。現代では、「さびしい」と漢字で書く場合、「寂しい」を使うのが一般的ですが、お淋し見舞いは昔からの風習であるため、「淋しい」を使います。今回は、お淋し見舞い」の意味や品物の選び方、渡し方のマナーなどについて詳しくご紹介します。

お淋し見舞いは、通夜で長い夜を過ごす遺族のために渡す手土産のことです。

「通夜の夜に遺族が少しでも淋しい思いをしないように」「葬儀の準備で忙しいでしょうから、皆さんで食べてください」という意味があり、通夜に参列する場合のみ持参します。通夜に果物などをお供え物として渡す風習もありますが、お供え物は故人に対するものです。

お淋し見舞いは、故人にではなく遺族をねぎらうものであるのが、お供え物との大きな違いです。

お淋し見舞いと似ている風習として、関東地方などで行われる「通夜見舞い」があります。しかし通夜見舞いには、お淋し見舞いと同じく遺族に対する見舞いという意味のほかに、故人が療養・入院中にお見舞いに行くべきだったのに、事情があって行くことができなかったので、持参するつもりだったお見舞いのお金や品物を渡すという意味がある場合もあります。「夜伽見舞い」や「伽見舞い」と呼ばれている地域もあります。

お淋し見舞いとしておすすめの品物

お淋し見舞いとして品物を持っていく場合は、どのようなものがよいのでしょうか。おすすめの品物として、次のようなものが挙げられます。

お菓子

一番多いのが、お菓子です。饅頭などの和菓子やクッキーなどの焼き菓子、チョコレートなどです。小分け包装されていれば、列席者で分けて食べたり、持ち帰ったりすることができます。すぐに食べないことも考えて、日持ちのするものを選びましょう。

果物

りんごやみかんなど、列席者で分けられる果物を籠盛りにします。

コーヒー・ジュース・お茶

コーヒーやジュース、お茶などの缶に入ったものであれば分けて飲んだり、持ち帰ったりすることができます。紅茶やお茶の場合は、ティーバッグも便利です。

お酒

遺族の方々が、故人の思い出話をしながら夜を過ごすためのお酒や缶ビールなど、故人が好きだったお酒を持っていくのもよいでしょう。

線香

線香は、余っても通夜や葬儀の後も使えます。白檀など香りのよい高級な線香を持っていくのも喜ばれるでしょう。

 

おすすめの品物はさまざまありますが、金額は2,000~3,000円程度のもので、高額なものにする必要はありません。大事なポイントは、その場で手軽に食べられるものや、持ち帰ることができるものであることです。切り分けが必要なものや賞味期限の短いものは適しません。葬儀会場によっては、持参した食べ物の飲食ができない場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

お淋し見舞いとして現金を渡す場合

突然のことで、お菓子などの品物を準備する時間がなかった場合や他の人からの品物が多いことが事前にわかっている場合、葬儀会場で飲食物の持込ができない場合などは、現金を渡しても失礼にはあたりません。

金額は、2,000~3,000円が相場です。香典として渡す額が高額でも、香典の金額に合わせる必要はありません。お菓子代などに見合った金額で充分です。

お淋し見舞いを渡す際のマナー

お淋し見舞いで品物を渡す場合

品物を渡す場合は、弔事用の黒白の水引ののし紙をつけます。薄墨で上部に「御淋見舞」「御淋見舞い」「お淋見舞」「お淋見舞い」のいずれかを書き、下部に自分の名前をフルネームで書きます。

お淋し見舞いで現金を渡す場合

香典と同じ弔事用ののし袋に入れます。表書きは品物ののし紙の書き方と同じです。

渡し方

品物も現金も、遺族に直接渡すのではなく、通夜の受付に渡します。品物を持参する時は、できれば紙袋などではなく、紫色や紺色・グレーなどの弔事用の風呂敷に包み、現金の場合は、ふくさに包みましょう。

お淋し見舞いを渡したら、香典は包む?包まない?

お淋し見舞いは、通夜の席で遺族をねぎらうためのものですから、通夜の時だけに渡すものです。事情があって葬儀にしか参列できない場合には、あらためて渡す必要はありません。通夜・葬儀ともに参列できる場合は、通夜の時にお淋し見舞いを、葬儀の時に香典をそれぞれ渡します。

お淋し見舞いは香典の代わりとはなりません。また、葬儀には参列できない場合は、香典とお淋し見舞いの両方を通夜の時に渡します。

まとめ

愛知県や岐阜県の一部の地域で行われている通夜の風習であるお淋し見舞いについて、ご紹介いたしました。お淋し見舞いのように、通夜や葬儀における風習やマナーは、宗派や地域ごとでさまざまな違いがあります。

お淋し見舞いだけでなく、葬儀や通夜、法要などについて、疑問や不安がある方、葬儀・法要の見積もりなどが欲しい方は、どうぞお気軽にご相談ください。

これからの人生を前向きに過ごすために 終活は早い時期から時期から進めましょう! いい葬儀会員なら入会費・年会費無料 葬儀社よりオリジナル特典+Amazonギフト券最大30,000円分 今すぐ0円で会員登録

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう。

5/5 (9)

葬儀の知識

よく利用される地域の葬儀場・斎場・火葬場

葬儀・お葬式を地域から探す