四十九日までにしたい「形見分け」「お礼状」「遺品整理」

小林憲行【記事監修】
小林憲行

記事監修小林憲行

四十九日法要までに行う形見分け・遺品整理
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形見分け、お礼状、遺品整理、四十九日法要までに済ませた方がいい、葬儀後の流れを見てみましょう。

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形見分け

遺品は忌明け後になるべく早く整理しましょう。
故人が生前愛用していたものや大切にしていた物を、遺族 や親しい人で思い出の印に分け合うことを「形見分け」と言います。
普通、故人よりも目上の人に対して形見分けはしませんが、本人から「ぜひともいただきた い」との希望があれば差し上げるようにします。
形見分けは包装せずに贈ります。

また、形見のなかでも高価な宝石や貴金属は評価額の判断が非常に難しく、物によっては相続税の課税対象になりますので注意が必要です。

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お礼状

挨拶状

会葬御礼の挨拶状は、最近ではお帰りの際に手渡しているケースが多くなりましたが、それとは別に遠隔地の方には改めて礼状を書きましょう。
他に、供花・供物への礼状も出します。年の瀬が近づいたら年賀欠礼の挨拶状も出します。宛名書きにかかる日数も考慮して早めに手配しておくとよいでしょう。

直接お会いしてお礼を述べるのが本来ですが、あいさつの機会を持てない場合は、お礼状を出します。
郵送で香典が届いた方には葬儀で使用した返礼品と会葬礼状を郵送し、お供物、弔電、供花をいただいた方にはお礼状を出します。
文面は、弔電などのお礼と葬儀が無事終わったことの報告が主となり、最後に生前お世話になったことへの感謝の言葉を書きます。
お礼状は短い文章で問題ありません。弔電などがたくさんある場合、印刷した書面でも問題ありません。
また、何かの事情で死亡の連絡ができなかった方には、死亡通知書を郵送します。

遺品整理

「遺品」とは残された品物ということですから、それは、故人が生前に愛用していたものや思い出の品を中心として、故人が使っていたさまざまな物を意味します。
遺族は、故人が生前に使用していたさまざまな品物を、大切な物とそうでないものとに分けて、これらを整理しなくてはなりません。
また、小さな物ばかりであれば処分にも手間が掛からないのでしょうが、大きな家財道具などであればこれらを処分するにも大変です。

また、日本は急速に高齢化社会が進行しており、遺族がすでに高齢である場合や、独居老人の孤独死といったことも年々増加しています。
そのような状況のもと、遺品を適切に仕分けし、大切な物をきちんと整理するとともに、 不要な物を処分したりする遺品整理のサービスに対する社会ニーズが高まってきました。
同時にこのようなサービスを専門に取り扱う業者も増えてきました。
遺品整理サービスでは、その他にも悩みにも応えるサービスも行っているようです。
・遠方で遺品の整理に行くことができない
・忙しくて遺品の整理に手が回らない
・部屋の悪臭や異臭の除去、消毒
・女性世帯や高齢世帯での荷物の片づけや搬出
・大切な遺品の供養
・散乱した部屋の片づけ
・家財のリサイクル
・畳やカーペット、クロス等の張り替え
・車両の廃車手続き
遺品整理のサービスを行うには、まずは専門の業者に現場を確認してもらい見積もりを取ることです。
引っ越しなどと同様、遺品整理のサービスも多くは、無料で見積もりを行ってくれます。

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