セルフサービスで低価格なお葬式!?日比谷花壇の家族葬ホールが北浦和にオープン

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お花の専門店として知られる株式会社日比谷花壇(本社:東京都港区、宮島浩彰社長)が2019年8月3日、さいたま市浦和区常盤に、花と緑に溢れた家族葬ホール「メモリアルハウス 花ときわ」をオープンしました。 日比谷花壇が運営する葬儀式場としては首都圏で初となるこの家族葬ホール。JR北浦和駅東口から歩いて5分くらい、線路沿いにこぢんまりとたたずむ一軒家のようです。今回は、この家族葬ホールを見学してきました。

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祭壇がなくても花に囲まれたお別れができる?

「メモリアルハウス 花ときわ」は2階建ての一軒家のような造りになっています。

1階は直葬・火葬式の前にお別れできる部屋になっています。ちなみに、ご遺体を安置・保管する設備は、有名人のお別れ会でも有名な青山葬儀所(東京都港区)でも使われている冷蔵保管設備を採用しています。

階段を昇って2階は、最大20名ほどが入れるホールと、その奥には小さな部屋があります。ホールには手入れの行き届いた季節の花や観葉植物がいつでも飾られていて、わざわざ生花祭壇を用意しなくても、生き生きした花や緑に囲まれたお別れができます。生花祭壇を飾らない分、お葬式の費用も低く押さえられるのも、この家族葬ホールの特徴です。もちろん窓辺やテーブルの上にも、さりげなく植物が飾られています。

家族でのお別れを重視した低価格プラン

この家族葬ホールには、シンプルプランとスタンダードプランの2つのプランが用意されています。 1日1組限定で、家族や故人と親しかった人たちがゆっくりとお別れできます。

シンプルプランは葬儀などのセレモニーは行わずに、家族や親族だけでゆっくりとお別れをするプランです。ご遺体を搬送する寝台車や霊柩車、棺や枕飾り一式にさいたま市営斎場での火葬費用も含めて、税込26万2,000円となっています。

次に、スタンダードプランは家族や親族、友人など故人が生前親しかった人とのお別れをする家族葬のプランです。受付の記帳セットや遺影、白木位牌など、家族葬に必要なものがそろって税込43万2,000円。仏式をはじめさまざまな葬儀式を行うことができます。宗教者を呼ばずに献花などで行う無宗教葬も可能です。こちらも火葬費用も含まれています。

低価格の理由は、遺族が自由に使える家族葬ホールだから

こうした低価格を実現するに当たっては、先述のように1回ごとに生花祭壇を組み立てる必要がないことがあります。また、ソフトドリンクなどはセルフサービスで飲み放題。音響の設備や遺品を飾るメモリアルコーナーなども自由に使えるので、追加費用をかけることなく、理想のお葬式をかたちにすることができます。

また、セレモニーの進行など必要なところ以外では、スタッフも過度なサービスはしません。その分、家族や親族たちが中心となって、心ゆくまで故人とゆっくりとお別れすることができるのだそうです。

まとめ

日比谷花壇の家族葬ホール、いかがでしたか?お花やさんで有名な日比谷花壇のお葬式というと意外に思われるかもしれませんが、実は生花祭壇でも定評があり、さらに有名人のお別れ会なども数多く手掛けています。また、近年ではペットとのお別れをサポートするペット葬も行っています。ちなみに本日ご紹介した家族葬ホール「メモリアルハウス 花ときわ」では、希望によっては、ペットと一緒に参列することもできるそうです。

(取材:小林憲行)

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