百箇日法要とは何をする?お供え物や供花の選び方とマナー

兵藤 大介【記事監修】
小林憲行

記事監修兵藤 大介

百箇日法要のマナー
記事を先読み
  • 百箇日法要とは、命日から数えて100日目に行う法要のこと
  • 百箇日法要は、必ず百箇日(命日から100日目)までに行う
  • 百箇日はすでに忌明けしているため、供物や供花の選択肢が広がる

百箇日の法要とは、四十九日の忌明け後に初めて行われる、故人や遺族にとって大切な法要です。多くの場合、親族のみで行われ、僧侶を呼んで読経や焼香を済ませた後には「偲ぶ会」など開かれる場合もあります。四十九日までとは異なり、故人の好きだったお花やお菓子をお供えすることも可能です。

その際の選び方やマナーもありますので、ポイントを押さえておきましょう。

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百箇日(ひゃっかにち)法要とはどんな意味?

百箇日法要とは、亡くなった人の命日から数えて百日目に行う法要のことです。もともとは、中国の儒教文化を仏教が取り入れたものだと言われています。

百箇日法要とは、故人の命日から数えて100日目に行う法要のことです。

故人が亡くなって、忌明け後初めての法要に当たり、四十九日や一周忌といった法要とはまた異なる、独自の意味のある儀式です。

百箇日法要の別名「卒哭忌(そっこくき)」は、声を上げて泣く「哭」の状態から卒業する法要を意味します。遺族にとって、嘆き悲しんでいた状態から脱け出す、悲しみに一区切りをつけ、それぞれの日常に戻っていく節目の法要なのです。

また、仏教では四十九日の法要で故人の魂は極楽へ行くか地獄へ行くか決まるとされています。極楽に行けなかった場合、百箇日の法要で再び審判が受けられるとされ、親族の供養により救済も可能となるとも言われています。百箇日の法要は、故人にとっても重要な法要なのです。

法要の準備と百箇日法要で行うこと

日程は百箇日までの週末などで調整をつけます。百日を過ぎて行うことはできません。僧侶の手配や会食の準備、参列者への案内などもあらかじめ行いましょう。

百箇日法要では、一般的に僧侶を呼んで読経してもらいます。

一般的には自宅の仏前に僧侶を呼んで読経してもらい、参列者がそれぞれ焼香します。多くの場合、故人の親族や近親者で行われ、法要後には会食を催す流れとなります。故人を追悼するための「偲ぶ会」が、百箇日のタイミングで開かれることも多いです。

百箇日法要が大きな意味を持つ地域もあり、そのような場所では菩提寺などで大規模に行われます。

百箇日法要のお供えの選び方

百箇日はすでに忌明けしており、お供えできるものの幅が広がることが特徴です。故人が好きだったものを選のも良いでしょう。

果物や野菜などをお供えできることは変わりませんが、食べ物や飲み物はできるだけその日のうちに持ち帰るようにしましょう。また夏場にはできるだけ傷みやすいものは避けましょう。百箇日法要のお供え物ではお菓子もよく選ばれます。故人が生前好んで食べていたものなどが選ばれているようです。

百箇日法要にお供えする花の選び方

百箇日法要にお供えする花の選び方

亡くなった直後は「白上がり」といって白でお花を統一することが基本でした。これに対して百箇日では通夜や葬儀ほどこだわらなくても構いません。色のある花を選ぶこともできるので、故人が好きだった花や、ゆかりがある花を選びます。

もちろん法要の場ではあるのであまりに派手なものは避けるように工夫しましょう。華やかな花を選ぶ時にも白や淡い色の花をベースにして、数点色味のあるものを散りばめることで上品に仕上げることができます。

お供え花には立て札などよりもメッセージカードなどに故人への思いを綴って添えると良いでしょう。

百箇日法要に適さないお供え物

百箇日の法要にもその他の法要と同じようにお供えに適さないものがあります。

肉や魚などの生鮮食料品をお供えするのは避けた方が良いでしょう。足が早く痛みやすいという理由もありますが、仏教ではこれらが殺生をイメージするものとなるからです。

また、場合によってはビールやタバコなどはふさわしくないとされることもあります。故人が好きだった嗜好品をお供えしたい時は、あらかじめ菩提寺に相談しておくといいでしょう。最近では、さまざまな食品や嗜好品をリアルに再現したろうそくや、お線香なども出ています。

百箇日法要で気をつけたいマナー

参列する際の基本的なマナーは葬儀や四十九日と変わりありません。一般的には喪服などを身につけて参列します。ただし、百箇日法要は身内だけで執り行われる場合も多く、その場合は黒のスーツやワンピースなどの簡略化した服装でもいいでしょう。また、持参する香典は10,000円から15,000円が相場と言われます。

遺族側は香典やお供えに対するお返しをあらかじめ選んでおきます。お返しの品は他の法事と同じように、すぐに消費することができるお茶や海苔、お菓子などを、日用品ならタオルなどが一般的です。

基本をおさえて満足いく百箇日法要を

本記事では百箇日の法要を行う意味、お供え物やお供え花について注意すべき点、服装などのマナーについてお伝えしてきました。今では省略することも増えてきた百箇日ですが、元々の意義を知った上で、マナーなどの基本を押さえて対応することで満足のいく法要にできるでしょう。

菩提寺がなく、百箇日をはじめとした各法要や葬儀などでご相談できるお坊さんがいないという場合には、「いい葬儀」でもご紹介をしています。お困りの場合は、いつでもお気軽にご相談ください。

百箇日(ひゃっかにち)に関するよくある質問

百箇日法要とはなんですか?

百箇日法要とは、亡くなった人の命日から数えて百日目に行う法要のことで、四十九日の忌明け後に初めて行われる故人や遺族にとって大切な法要です。

百箇日法要について詳しくはコチラ

菩提寺がなく、百箇日法要に読経をお願いする僧侶がいない場合どうすればいいでしょうか?

お付き合いのあるお寺や僧侶がいない場合でも心配ありません。
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兵藤 大介【記事監修】
兵藤 大介

記事監修兵藤 大介

大学卒業後、広告業界で20年にわたりキャリアを築く。スタートアップの広告代理店立ち上げに参画し、代表取締役を務めた経験も持つ。 2020年、これまでの経験と異なる領域へ挑戦する「キャリアの逆張り」として株式会社鎌倉新書に入社。相続関連の新規事業立ち上げを1年間担当した後、2年間葬祭事業部に従事。その後、事業横断型の営業推進組織の責任者として、広告商品の新規開発や終活領域のデジタル広告運用支援を2年間リードした。 2024年より現職。事業部長として2回目の就任。社内のデータ分析と全国の葬儀社との対話から得られるリアルな現場の声を掛け合わせ、業界が抱える課題の解決に挑んでいる。 主なメディア出演やコメント掲載として、フジテレビ「めざまし8」、テレビ東京「LIFE IS MONEY~世の中お金で見てみよう~」、日本経済新聞がある。

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