葬儀後に香典を渡す方法や相場

2019年3月15日

香典とは、本来故人が亡くなってからできるだけ早く遺族へ贈るべきものですが、仕事の都合がつかなかったり、離れた場所に住んでいたりといった理由で、やむを得ず葬儀に間に合わない場合があります。また最近では家族葬や密葬などの形式で葬儀を執り行い、葬儀が完了した後に周りに訃報を知らせる、といったケースも増えてきています。このような事情で葬儀終了後に香典を贈りたい場合、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか。

葬儀後に香典を渡す方法

もし何らかの事情で葬儀に伺えなかったり、後になって訃報を知った場合は、できるだけ速やかに弔意を伝え香典をお渡しすることが大切です。

仏式の場合は浄土真宗を除き、四十九日法要を過ぎると香典袋の表書きが「御霊前」から「御仏前」へ変わるので注意しましょう。浄土真宗の場合は四十九日以前から「御仏前」を用います。ちなみに神道式の場合は「御玉串料」キリスト教式の場合は「お花料」となり、使用する不祝儀袋の種類も仏教式とは異なってきます。

弔問に伺いたい場合は、必ず前もって電話でご遺族の都合や希望を確認します。

もし、ご遺族側に「お気持ちだけで充分です」などと弔問を望まない意向が見られる場合は、弔意を電話で伝えるだけに留め、香典は後から郵送する形でも問題ないでしょう。
いずれの場合も、あくまでご遺族の気持ちや都合に配慮することが最優先です。葬儀後、時間が経過している場合は「香典のお返しは結構です」という旨を伝えることで、先方の手間や負担を少しでも減らすことができます。

また、ご遺族が香典の受け取りを辞退したいというケースもあります。

そうした場合は、線香やお花、お菓子などの御供物を香典の代わりとして贈ってもよいでしょう。お花を贈る際は白一色が基本となりますが、ご逝去から日数が経っている、または故人が特に好きだった花などがある場合は、その旨をご遺族にきちんと伝えれば、必ずしも色はその限りでなくともよいでしょう。

弔問に伺う場合のマナー

前項にも書いた通り、必ず事前にご遺族に電話で連絡をし、お悔やみの言葉に添えて弔問させていただいてよいかどうかを尋ねます。その際には必ず自分と故人の関係を伝え、弔問の日時はご遺族の都合に合わせるようにしましょう。

弔問に伺うことになった際は既に葬儀が終了していることを考慮し、喪服の着用は避けて、ダークスーツや地味な色味のワンピースなどカジュアル過ぎない平服を選ぶとよいでしょう。また、お数珠や香典を包む袱紗、身に着ける装飾品などについては、葬儀に参列するときに準じた形で準備をして伺います。

基本的にはご挨拶をし、香典や御供物をお渡ししたら速やかにおいとまします。

ご遺族から室内に上がるようすすめられた場合も、あまり長居をしないように心がけましょう。お線香をあげさせていただく場合は、お線香をあげてから香典や御供物をお渡しします。お参りの後は故人の生前の思い出を簡潔に話す程度に留め、死因や病気などを詳しく聞くなどご遺族の悲しみを蒸し返すような話題は避けるのがマナーです。
弔問の際は、丁寧に弔意を伝えご遺族をいたわりつつも、忌み言葉の1つである「ますます」など重ね言葉は避けましょう。

香典を郵送する場合

さまざまな事情により香典を直接お渡しすることができない場合は、香典を郵送することもできます。

この際は必ず現金書留封筒を用い、香典を入れた不祝儀袋と共に一言お悔やみの手紙を同封しましょう。宛先は喪主にするのが原則ですが、喪主と面識のない場合には自分の知る故人の縁者宛てに送ります。同封する手紙には自分と故人の関係、お悔やみの言葉、遺族へのいたわりの言葉などを簡潔に書き「忌み言葉」を避けて一重の封筒に入れましょう。

葬儀後に贈る香典の金額の相場

葬儀後に香典を贈る際も、金額的には葬儀に参列して直接渡す場合と同じと考えて構いません。ご自身が故人の遺族や親族である場合は葬儀後に香典を渡すようなケースは少ないと考えられますので、ここではそれ以外の関係である場合の一般的な香典額の相場をご紹介します。

・知人や友人、仕事の関係者の場合:5,000~10,000円
・恩師、知人や友人の家族、顔見知り程度の方の場合:3,000~10,000円

ご自身と故人や遺族とのご縁の深さによって、ふさわしい金額というのは変わってきます。例えば自分が故人より目上の立場である場合は、多めの額でお包みするのが一般的です。また、以前に先方から香典をいただいたことがある場合は、その際の額も勘案して決めるとよいでしょう。

まとめ

以上、葬儀後に香典を渡す方法や相場について解説いたしました。
香典を贈るというのは弔意を伝える行動ですので、できるだけ速やかに行いましょう。また、何をおいてもご遺族の気持ちや都合を最優先にすることを忘れてはいけません。
これらの点を大切にしつつ、ご遺族の気持ちに寄り添い、心穏やかに故人を弔いましょう。
その他、葬儀についてお困りのことやお悩みのことがありましたら、どんな小さなことでもどうぞお気軽にご相談・お問い合わせください。

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