はじめてのお葬式ガイド
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終活や、参列のマナー、もしもの時におさえておきたいお葬式の知識など、はじめての方にもやさしく解説します。

楽しい「縁日」!本来の意味は?

縁日とは、もともとは仏教の言葉です。神社でのお祭りや、出店が立ち並ぶことを指す場合が多いですが、本来の意味は違います。

縁日は、仏教において、神仏の降誕、救済、示現など、縁がある日を指します。神社やお寺ごとにさまざまな縁日が決まっており、参拝客が多く訪れる日です。有名な縁日だと、京都・北野天満宮の「天神さん」や京都・教王護国寺の「弘法市」、東京・浅草浅草寺の「四万六千日(ほおずき市)」などがあり、最近では外国人観光客も多く訪れています。

縁日の意味と由来

縁日とは、もともとは「有縁の日(うえんのひ)」や「結縁の日(けちえんのひ)」の略した言葉であり、出店が出ている日のことを縁日というわけではありません。

有縁の日とは、神仏がこの世に縁(ゆかり)を持つ日のことで、結縁の日は、神仏が世の人々を救うために手を伸ばして、特定の神仏と人が縁を結ぶことができる日のことを言います。

つまり、もともと縁日とは、神仏に縁のある日に、神社やお寺に参詣することを意味しています。縁日には、神仏の降誕や、示現、誓願の日など、神仏に縁がある日に祭祀や供養などが行われ、この日に特定のお寺や神社に参詣すれば、特にご利益があると信じられています。

江戸時代になると縁日が盛んに行われるようになり、多くの人々が寺社を訪れて賑わうようになりました。後に、こうした参詣者目当ての商人たちが市を立て、夜店や見世物小屋なども出るようになり、信仰を集めることの他に、庶民が楽しめる場として変化します。そして、近代以降、縁日にお祭りが催されるようになり、出店などが多く出て、現代の出店がひしめくスタイルの縁日となっていきました。

主な縁日

それぞれの寺社に祭られている神仏によって、毎年や毎月など定期的に縁日は開かれています。

例えば毎年7月9日・10日に行われる東京・浅草浅草寺の四万六千日(しまんろくせんにち)の縁日は、ほおずき市の名前でも知られています。この日は、100日分や1000日分などの功徳が得られる特別な日=功徳日とされ、参詣するだけで46,000日分の功徳があると言われており、四万六千日の縁日と呼ばれています。この縁日に伴って行われるほおずき市の屋台は、日本の夏の風物詩として広く知られています。

他に主な縁日は次のようなものがあります。

観音菩薩(毎月18日)

浅草寺(東京)、清水寺(京都)、長谷観音(鎌倉)などが有名。ご利益は縁結び、厄除けなど。

地蔵菩薩(毎月24日)

とげぬき地蔵(東京)、八尾地蔵(大阪)、壬生寺(京都)などが有名。ご利益は子育て、子授けなど。

弘法大師(毎月21日)

西新井大師(東京)、川崎大師(神奈川)、東寺(京都)などが有名。ご利益は厄除け。

不動明王(毎月28日)

成田不動尊(千葉)、高幡不動尊(東京)、大山不動尊(神奈川)などが有名。ご利益は病魔退散、交通安全、商売繁盛など。

薬師如来(毎月8日、12日)

薬師寺(奈良)、法隆寺(奈良)、醍醐寺(京都)などが有名。ご利益は長寿、病気平癒など。

鬼子母神(毎月8日、18日、28日)

雑司ヶ谷(東京)、入谷(東京)、中山(千葉)などが有名。ご利益は安産、子育(こやす)など。

大黒(甲子“きのえね”の日)

護国院(東京)、西大寺(奈良)などが有名。ご利益は商売繁盛、五穀豊穣、出世開運など。

他にも、さまざまな神仏の縁日が多くあります。

特に、年や月の最初の縁日を初〇〇と呼び多くの人が訪れます。

縁日とお祭りの違い

縁日とお祭り、どちらも夜店などが並び、皆が集まって賑やかなイベントという点では同じように感じている人も多いと思いますが、縁日とお祭りは正確には違うものです。

では、縁日とお祭りの違いとは何でしょうか?

前述したとおり、縁日は神仏との縁のある日、有縁日や結縁日に祭祀や供養を行うことで、仏教用語から来ています。一方、お祭りは、作物の収穫などへの感謝や、祈り、神仏や祖先を慰霊するための儀式のことを言います。そのため、縁日が行われる場所は必ず神社やお寺です。

一方、お祭りを行う場所は祈りを捧げる儀式=祭事ができる場所やそのお祭りごとに縁がある場所になります。また、お祭りは、踊りや神輿、山車など儀式に関するものがメインで、華やかであるのが特徴です。踊りや神輿、山車などは地域に根付いた独特な様式があり、だんじり祭りやねぶた祭り、竿灯祭りや阿波踊りなどが有名です。

中には、神社でお祭りを行うところもあるため、縁日=お祭り、と勘違いしやすいようです。

このように、縁日とお祭りは目的が異なります。縁日もお祭りも、集まった多くの人々を狙って屋台が立ち並ぶようになっただけであり、屋台が並んでいることを縁日と呼ぶのは、本来の目的からすれば間違いです。

まとめ

縁日は、神仏と縁を持つ日に参詣をすることで、多くのご利益を得られる日だということが分かりました。縁日の出店や雰囲気を、ただ楽しむだけではなく、本当の意味を知って訪れると、より深く縁日を楽しめるでしょう。日常でよく使う言葉の中にも、仏教用語から来ているものが多くあります。深く知るということは、自分自身にとって大切なことです。

その他、仏教に関して疑問やご質問がある方は、お気軽にお問い合わせください。

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