市川愛の「教えて!お葬式」

親せきが亡くなり、葬儀が終わったことを伝えられました。何かできることはありますか?

皆さん、こんにちは。
葬儀相談員の市川愛です。
“教えてお葬式”ということで、このコンテンツでは皆様からいただいたご質問にお答えしています。
 
今回いただいたご質問は“親せきが亡くなり、葬儀が終わったことを伝えられました。何かできることはありますか?”ということなんですね。
 
お葬式が小規模になってきて、家族葬が一般的になった現在は、たとえご親戚であっても、お葬式に呼ばれないということが増えてきました。こうした事後報告を受けた場合に、「なぜ知らせてくれなかったのか」と、親族間でトラブルに発展してしまうケースも少なくありません。
 
ただですね、このご質問者様の場合は、「何かできることはありますか?」とおっしゃっていますから、トラブルに発展する心配はないかとは思われますけれども、仮にですね、「知らせて欲しかったのに」と悔やむ気持ちがあったとしても、ご遺族にはまだ、ご家族を亡くしたショックが残っているでしょうから、どうか穏便に対応していただければと思います。
 
さてですね、ご質問の内容、事後報告を受けてその対応に悩んでしまうような場合、この場合は「ご遺族がどういう考えなのか」が、対応方法を決めるポイントなのかもしれません。
 
というのも、最近は「終活」をされる方も増えて、例えば故人、親御さんにですね「家族だけで見送ってほしい」と言い残されていたような場合、ただただその希望を叶えてあげただけということもあるんですね。
こういった場合であれば、日を改めて弔問させていただいたり、お悔やみの手紙を添えてお香典やお花をお送りしたりといった、一般的な後日のお悔やみの方法を取れば問題ありません。
 
しかしですね、これは最近増えているのですけれども、先方のご家族が、儀式的なことを一切廃止したいといった理由で、お葬式をしなかったような場合は、一般的な弔問さえ迷惑に感じてしまうこともあるんですね。ですから、まずは優しいお心遣いの気持ちを伝えることを第一歩に考えてみてください。
 
ご質問の言葉にある通り、「何かできることはありませんか」と、お電話などで伝えてみてはいかがでしょうか。その返答によって、弔問するかどうかが決まるでしょうし、もし弔問できないという場合は、お悔やみの手紙とお花をお送りしたり、またはお墓参りをしたりといった、少し遠くからのお悔やみをされても良いのではないかと思います。
 
ということで、今回のご質問“親せきが亡くなり、葬儀が終わったことを伝えられました。何かできることはありますか?”についてお答えしました。
 
ありがとうございました。

【市川愛プロフィール】葬儀相談員/市川愛事務所リリーフ代表

1973年10月21日生、神奈川県川崎市出身

服飾メーカーに約7年間勤務し、百貨店との商品企画・販売企画に携わった後、葬儀業界で初めての葬儀エージェント(葬儀社紹介)企業に入社。約300社の葬儀社と提携し、紹介業務を行なう中で、服飾業界の「顧客サービスの常識」がまったく通用しない葬儀業界の状態を知り、あまりに前時代的な考え方の葬儀社が多いことに大きな衝撃を受ける。

葬儀社紹介業で勤務していく中で、『ウェデング業界にはウェディングプランナーがいる。不動産業界には不動産鑑定士がいる。それならば、葬儀業界にもプロのサポート役が必要なはず』との想いが大きくなり、2004年に独立。ウェディングプランナーをヒントに、「葬儀相談員」という新しい形態の葬儀サービスを考案し、消費者からの相談対応・葬儀現場でのサポートサービス等を提供すると同時に、2005年より葬祭事業者へのコンサルティング業務を開始。

現在は日本初の葬儀相談員として、累計3000件を超える消費者からの相談・質問に対応するほか、お葬式の事前準備サポート、各地での講演、執筆、葬儀関連業者へのコンサルティングを行う。

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