市川愛の「教えて!お葬式」

お別れ会には香典を持っていくものなのでしょうか。

お別れ会のご案内を受け取ったとき、香典や会費に関して特に記載がない場合は、基本的にはご葬儀と同じ考えで大丈夫ですので、お香典をお包みするのが一般的です。
 
最近の傾向として、お香典を受け取らないというケースも目にするようになりましたが、この場合はご案内状にその旨が記載されています。
また、会費制の場合も同様に、会費がいくらかが明記されています。
 
ご案内状に、特記事項が何も書かれていないということであれば、ご葬儀への参列と同じように香典を包み、喪服を着用するのが一般的です。
 
となると、その際のお香典の表書きをどうするか?というお悩みがでてくることになるかと思いますが、表書きについては、お別れ会がいつ営まれるかによって変わります。
 
仏式の場合、お香典の表書きは、四十九日法要を境に変わります。
お亡くなりになってから四十九日法要の前までの期間は「御霊前」、四十九日法要以降は「御仏前」というのが一般的です。
 
間違えやすいこととしては、亡くなってから49日間は御霊前で、50日目から御仏前になると思われている方がいらっしゃいますが、そうではありません。
 
単純に日数ということではなく、四十九日法要を境に、故人が霊から仏様になるという考えですから、たとえ四十九日法要が35日目に営まれたとしても、その法要をもって、表書きは御仏前になります。
 
言い換えれば、亡くなってからの日数で自動的に仏様になるのではなく、四十九日法要をもって初めて仏様になるということなのです。
 
なお、お別れ会が無宗教で営まれる場合は、表書きを「御花料」にするなど、先方の宗教形式がわかっている場合は、それに準じて変えるようにすると良いでしょう。
 
ということで、今回のご質問
お別れ会には香典を持っていくものなのでしょうか。
についてお答えしました。
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【市川愛プロフィール】葬儀相談員/市川愛事務所リリーフ代表

1973年10月21日生、神奈川県川崎市出身

服飾メーカーに約7年間勤務し、百貨店との商品企画・販売企画に携わった後、葬儀業界で初めての葬儀エージェント(葬儀社紹介)企業に入社。約300社の葬儀社と提携し、紹介業務を行なう中で、服飾業界の「顧客サービスの常識」がまったく通用しない葬儀業界の状態を知り、あまりに前時代的な考え方の葬儀社が多いことに大きな衝撃を受ける。

葬儀社紹介業で勤務していく中で、『ウェデング業界にはウェディングプランナーがいる。不動産業界には不動産鑑定士がいる。それならば、葬儀業界にもプロのサポート役が必要なはず』との想いが大きくなり、2004年に独立。ウェディングプランナーをヒントに、「葬儀相談員」という新しい形態の葬儀サービスを考案し、消費者からの相談対応・葬儀現場でのサポートサービス等を提供すると同時に、2005年より葬祭事業者へのコンサルティング業務を開始。

現在は日本初の葬儀相談員として、累計3000件を超える消費者からの相談・質問に対応するほか、お葬式の事前準備サポート、各地での講演、執筆、葬儀関連業者へのコンサルティングを行う。

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