1,338個のシャンパングラスで作る金のシャンパンタワー!ホストの帝王 愛田武さんの社葬

2018年11月5日

2018年10月25日にご逝去された、ホストの帝王、愛田武(本名:榎本武、タケシ観光株式会社名誉会長)さんの葬儀・告別式が11月5日、タケシ観光株式会社社葬として執り行われました。会場となった東京・渋谷区の代々幡斎場には、愛田さんを慕う多くの会葬者たちが集いました。

新宿歌舞伎町にホストクラブ「クラブ愛」を創り、ホストブームを巻き起こした愛田さん。祭壇中央には金色のシャンパンタワーと「愛」の文字を飾り、厳かな雰囲気の中にも華やかさを忘れないお別れとなりました。

葬儀の施行は株式会社日比谷花壇です。

「愛」とシャンパンタワーで飾った生花祭壇

祭壇でもまず目を引くのが、中央に大きく飾られた、愛田さんの創り上げた「クラブ愛」の「愛」の文字と、大きな金色のシャンパンタワー。グラスの下から当たる光を受けて虹色に輝くタワーです。

この金色のシャンパングラスを積み上げて作ったシャンパンタワーは、クラブ愛本店をはじめ歌舞伎町のお店などで実際にタワーを作っている専門の方々、4人がかりで作りました。使用したシャンパングラスの数は1,338個と、かなり大掛かりなものです。

また、タワーの前に安置された棺も、愛田社長の生前希望していたという金色の棺です。

 

故人とお店の雰囲気を伝える社葬に

遺影は2002年秋、愛本店で映したもので、故人もお気に入りの写真です。トレードマークのひげと眼鏡。「気さくでざっくばらんな性格は誰からも敬愛されていた」という故人の人柄がにじみ出るような一枚です。

夜中まで仕事をしても、翌朝にはパジャマ姿でお店を訪れ、オブジェを設置したり、365日休むことなく仕事をされていたという愛田さん。大切にしていたお店の雰囲気を式場にと、ドンペリなど数々のお酒が飾られました。

また、出棺の際には「ビールのお湯割りが大好きだった」という愛田さんへ、施主がビールを献杯してお別れをしました。

 

愛田さんへのお別れの言葉

読経の後、タケシ観光株式会社 野口左近専務取締役、葬儀委員長を務める高見翔 グループダンディ会長の2名から、愛田名誉会長へのお別れの言葉が贈られました。

野口専務は、自分の店を愛しただけでなく、自らもメディアに出るなどして、ホストという仕事を世の中に広めたという愛田名誉会長との思い出を語り、感謝の言葉を伝えました。

高見会長は、25年前、日本1のホストクラブ「愛」に入りたいと思って、間違ってクラブキャッツ・アイに入店してしまったというエピソードも披露。他の店にいたからこそ愛田会長のすごさが分かったといいます。

「武会長のおかげで、今の私たちがいます。道を踏み外すしかない私たちに大きな光を与えてくれました。武会長はホスト業界の、そして我々の父であります。武会長は常日頃から業界の発展、および健全化を率先して行っておりました。常に先頭を切って走っておられました」

愛田会長が描いていたホスト業界に「一歩でも近づけるように精進してまいります」とお別れの言葉を結びました。

 

花入れの儀式と出棺

告別式の後、初七日法要を営み、花入れの儀式が行われました。

出棺に際しては、金色の棺のふたが閉まると、故人の年齢と同じ78本の深紅のバラの花束が贈られ、棺の上に飾られました。

式がはじまったころは雨が降っていましたが、出棺のころには天気も回復し、青空が広がっていました。

 

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