【参列のマナー】女性の喪服マナーについて

2018年5月20日

喪服とは、葬儀や法事などに参列する際に着用する礼服のことです。喪服は日常生活であまり着る機会がないため、どんな喪服が正しいのか、失礼にあたってしまう身だしなみはあるのかなど、悩んでしまう方が多いのではないでしょうか。そこで、今回は女性の喪服の種類や選び方、身だしなみの留意点について紹介します。突然の訃報があったときでも困らないように、しっかり覚えておきましょう。

女性の喪服の種類

女性の喪服は、正喪服・準喪服・略喪服の3種類があります。

(1)正喪服
文字どおり、正しい喪服という意味があり、3つの中では最も格式が高い喪服です。葬儀や告別式、一周忌の法要などで、喪主や親族など葬儀の主催側が着用します。

(2)準喪服
一般的に喪服と呼ばれるものを指します。一般参列者や遺族に近い親族が着用します。

(3)略喪服
三回忌以降の法事や、弔問、通夜に参列するときに着用するものです。黒や濃紺、グレーなどの暗い色で控えめな印象のものを着用します。

喪主や親族の場合

喪主や親族であれば、正喪服(もしくは準喪服でも可)を着用します。
洋装は、黒無地で、シルクやウールの光沢のないワンピースやアンサンブル、スーツが基本です。デザインは体のラインが出ないゆったりしたものを選びます。派手な小物やボタンなどがなく、できるだけシンプルなものが望ましいです。

スーツの場合、インナーのブラウスも黒いものを身に付けます。白色や柄のあるものは避けましょう。
和装であれば、染め抜き五つ紋の黒無地の着物を着用します。帯や帯揚げ、帯締めもすべて黒無地を選びます。半襟、襦袢、足袋は白色でも良いとされていますが、草履やバッグなど人目に付く小物などはすべて黒にします。

参列者の場合

一般参列者ならば、主催側より格式が高くなってしまわないよう気を付けるのがマナーです。そのため、一般参列者が最も格式が高い正喪服を着ることは避けましょう。
通夜や告別式では、一般的な喪服とされている準喪服を着用します。以前は、通夜は略喪服(平服)で参列しても良いとされていましたが、最近では準喪服を着用する方が多くいます。もし、準喪服の用意が間に合わず略喪服で参列する場合は、黒や紺色、グレーなどの控えめでフォーマルな印象のものを選びましょう。

弔事の場や年齢にふさわしい女性の喪服の選び方

弔事の場では、喪服はもちろんのことですが、バッグなどの小物類にもマナーがあり気を配らなければなりません。また、年齢や体型に合わせて、スカート丈や襟元の開きなども注意しなければなりません。マナーを守って、ふさわしいものを選びましょう。

弔事の場にふさわしくないもの

喪服以外の靴やバッグなどの小物も、落ち着いた黒無地のものを選んでください。
そして、殺生をイメージさせるものも避けるのがマナーです。毛皮や生き物の皮 (動物や爬虫類系の皮革)の製品は身に付けないようにしましょう。光沢がある素材も好ましくないため、革製のバッグや靴を身に付けるのであれば、ツヤを抑えたものを選びと良いでしょう。

スカート丈、襟元、袖の長さ

スカート丈や襟元、袖の長さは、露出を抑えることを基準に選ぶと良いです。
スカート丈は、膝が隠れる丈からくるぶし丈になるようにします。通夜や告別式では立ったり座ったりすることが多いため、座った時に膝が隠れるくらいの丈を選んでおくと安心です。若い世代でも膝上の短いスカート丈は避け、膝が隠れる丈を選ぶと良いでしょう。年齢を重ねたミセス世代は、上品でエレガントな印象のロング丈を選ぶと良いでしょう。
そして、袖丈は夏でも肘が隠れるくらいの6~7分丈のものを選びましょう。露出を抑えるため、素材は透ける生地は避けてください。
襟元は、極力詰まったデザインが望ましいです。胸元が大きく開いたものは避けましょう。細身の体型の方であれば、ジャケットのデザインは首元までボタンのあるものを選ぶと襟元の開きが気になりません。

女性の喪服に合わせるストッキング

黒で無地のストッキングを選びましょう。黒の30デニール以下のもので、肌がうっすらと透ける程度の厚さが望ましいです。黒でも厚手のタイツや柄、ポイントの入ったデザインはカジュアルな印象になるので避けましょう。
たとえ夏であっても、黒のストッキングを着用します。素足や肌色のストッキングで参列することは避けましょう。

寒い時期の上着

喪服の上にはおるコートや上着に、きまりはありません。ですが、できるだけ控えめでフォーマルな印象のものが良いでしょう。色は黒が望ましいですが、紺やグレーなど暗い色でカジュアルなものでなければ着用しても良いでしょう。靴や小物と同様、コートも毛皮や革など生き物の皮のもの、光沢のあるものなどは避けましょう。
急な弔事があっても着用できるように、フォーマルな黒のコートを一着持っていると安心です。

まとめ

喪服には、正喪服、準喪服、略喪服といった種類があり、参列する式や立場によって変えるのがマナーです。大人の女性としてマナー違反にならないよう、喪服に関する基本的な知識を身に付けておきましょう。
葬儀のことでお悩みの方やご相談がある方は、お気軽にお問い合わせください。お見積もりだけでも承ります。フリーダイヤルまでご連絡ください。

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