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散骨・手元供養

 

 これまで、遺骨は墓地に埋葬するか納骨堂に納骨するものと決まっていました。しかし、最近では、遺骨を埋葬したり納骨したりする代わりに、あるいはそれと共に、「散骨」をしたり、「粉骨」や遺骨を「加工」して自宅に置いて供養する(「手元供養」と呼びます)人も増えてきました。これらのサービスを行う葬儀社も増えてきています。


◆散骨

 「散骨」は、遺骨を山や海、川、あるいは宇宙などへ撒くことです。遺体の廃棄や墓地以外への埋葬は法的に違法なのですが、法務省は「散骨」に対し「節度をもって葬送の一つとして行われる限りは問題はない」との見解を示しました。つまり、葬送の方法として認められたのです。
「散骨」は、遺骨をそのままの形で散布せずに、遺骨とは分からない程度に粉末化して、他人の所有地以外に散布する必要があります。ですから、親族自身で自宅の庭に撒いても構いません。また、私有地でなくても近所の住民や漁民の感情に配慮する必要があります。

 

◆粉骨・砕骨

 「粉骨(砕骨)」は遺骨を細かく砕くことです。通常は「散骨」や「遺骨加工」の一環として行いますが、「粉骨」だけのサービスを行っているところもあります。「粉骨」した遺骨を、小さな骨壷や何らかの入れ物、宗教的なオブジェに入れて、仏壇に置いたり、仏壇の代わりに置いてお祀りすることもできます。

 

◆遺骨加工(メモリアル品)

 また、遺骨を好きな形に「加工」するサービスもあります。記念プレート状にして身近に置いたり、ペンダント状にして身につけたりすることができます。

 

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