エンバーミング

エンバーミング(遺体衛生保全)についてご紹介します。

「エンバーミング」とは「遺体衛生保全」のことで、遺体に「防腐」や「殺菌」や 「修復」の処理を施すことです。
必ずやらなければいけないものではありませんが、エンバーミングをすることで、ご遺体を衛生的に保全しご遺族への感染を防ぐのはもちろんのこと、 一定期間、衛生的に維持できるため親族・友人らとの最後のお別れもしっかりできるとの利点があります。

エンバーミングとは?

エンバーミング 愛するご親族のご遺体は、見た目も綺麗であって欲しいですし、なるだけ近くに接したいので、清潔であって欲しいものです。
ご遺体には、様々な細菌が発生して、回りの人が感染症にかかる危険があります。 また、特に暑い季節には腐敗が早く進みますので、長い 期間の安置が難しくなります。
長く病気を患ってお亡くなりになられたり、事故によって亡くなられた場合は、ご遺体が損傷している場合もあります。
こういった問題を解決するサービスが「エンバーミング」です。

「エンバーミング」とは「遺体衛生保全」のことで、遺体に「防腐」や「殺菌」や「修復」の処理を施すことです。 遺体を洗浄・消毒し、血液の代わりに防腐剤 を注入します。そして、必要に合わせて顔などの復元処理と、化粧を行います。
これらによって、ご遺体を「美しい容姿」に戻し、細菌のない「安全」なものにし、そして、腐敗に対しても「長期保存」が可能になります。

エンバーミングの歴史

「エンバーミング」は アメリカで発展したもので、アメリカやカナダでは90~95%のご遺体が「エンバーミング」を施されています。
日本では1988年に導入されて以来、日本でも関心を持つ人が増え、 「エンバーミング」のサービスを行う葬儀社も現れました。
最近では、エンバーミングができる施設も増え、お葬式のプランの中に取り入れている葬儀社もあります。 「エンバーミング」 の料金は、ケースにもよりますが、十数万円程度から受けることができます。

エンバーミングの利点

「エンバーミング」を施すと、以下に述べるような様々な利点があります。

・腐敗などによって起こる黄疸、水泡、異臭や腹水を防止できます。また、各種の感染症にかかって亡くなった方の場合、ご遺族などへの感染を防ぐ効果があります

・ 長期の闘病生活によって頬がこけたり、事故によって遺体が損傷している方の場合、ご遺体を修復してもとの美しい表情を取り戻すことができます。

・ 遠方からのご親族の帰宅を待って葬儀が行えます。10日から2週間の保存が可能です。

・ 死後硬直がないため、抵抗なくご遺体に接することができます。

・ 火葬の順番待ちが必要な時も、保冷室に入れることなく、ご遺族が側に付き添うことができます。

・ 解剖されたご遺体の場合、体液の漏れ、腐敗を防止できます。

・ 在日外国人が国内で死亡した時、ご遺体を本国に送るために、エンバーミングが義務付けられていることもあります。

※エンバーミングの普及活動を行っている団体はこちら IFSA(日本遺体衛生保全協会)

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