市川愛の「教えて!お葬式」

去年母が亡くなりましたが、今年は厄年で、観音様でご祈祷をしていただく予定です。喪中でも問題ないでしょうか?

去年母が亡くなりましたが、今年は厄年で、観音様でご祈祷をしていただく予定です。喪中でも問題ないでしょうか?
 
神道では、死をけがれと考えるということから、喪中の時期は神社への参拝を避けるというのが通例ですが、仏教では死をけがれとみなしません。
 
今回のご質問の観音様でのご祈祷、つまり厄除けは、仏教寺院で行っていただくことですので、喪中であっても全く問題ありません。
 
喪中である時期は避けた方が良いと言われている、神道の年中行事としては、
お正月のお祝いや、初詣、夏祭りや秋祭りなど、神社で営まれる季節のお祭りなどがあります。
 
また、お子さんがいらっしゃる方は、お宮参りや七五三などもきになることかと思います。
お宮参りや七五三は、神社に伺うことですので、特に忌中である50日間は避けた方が良いかと思います。
 
ただ、お子さんにとっても、親御さんにとっても、一生に1度きりのお祝いですから、たとえば、時期をずらし、数え年でのお祝いではなく、満年齢を待ってお祝いするという方法も考えられますし、
数え年では写真撮影だけを済ませ、喪中の期間が明けてから神社へお参りするということでも良いのではないでしょうか?
 
以前「ひな祭りや端午の節句はしてもいいのですか?」というご質問を頂いたことがあります。
 
ひな祭りや端午の節句は、もともとは神道の行事ということや、祝うという意味合いがあるのですが、基本的には神社に伺うことなく、家の中で、お子さんの成長を見守るという節目の行事として行われるものですから、大々的にお祝いをすることがなく、小ぢんまりとする限りはさほど神経質になることもないのではないかと思います。
喪中の年中行事に関しては、ご家族の考え方と、ご親戚の考えかたを擦り合わせしておくと良いかもしれませんね。
 
ということで、今回のご質問
去年母が亡くなりましたが、今年は厄年で、観音様でご祈祷をしていただく予定です。喪中でも問題ないでしょうか。にお答えしました。
 
 

【市川愛プロフィール】葬儀相談員/市川愛事務所リリーフ代表

1973年10月21日生、神奈川県川崎市出身

服飾メーカーに約7年間勤務し、百貨店との商品企画・販売企画に携わった後、葬儀業界で初めての葬儀エージェント(葬儀社紹介)企業に入社。約300社の葬儀社と提携し、紹介業務を行なう中で、服飾業界の「顧客サービスの常識」がまったく通用しない葬儀業界の状態を知り、あまりに前時代的な考え方の葬儀社が多いことに大きな衝撃を受ける。

葬儀社紹介業で勤務していく中で、『ウェデング業界にはウェディングプランナーがいる。不動産業界には不動産鑑定士がいる。それならば、葬儀業界にもプロのサポート役が必要なはず』との想いが大きくなり、2004年に独立。ウェディングプランナーをヒントに、「葬儀相談員」という新しい形態の葬儀サービスを考案し、消費者からの相談対応・葬儀現場でのサポートサービス等を提供すると同時に、2005年より葬祭事業者へのコンサルティング業務を開始。

現在は日本初の葬儀相談員として、累計3000件を超える消費者からの相談・質問に対応するほか、お葬式の事前準備サポート、各地での講演、執筆、葬儀関連業者へのコンサルティングを行う。

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