【お葬式Q&A】身寄りがなく入る墓もありません。葬儀やお墓はどうすれば良いでしょう?

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皆さん、こんにちは。葬儀相談員の市川愛です。
“教えてお葬式”ということで、このコンテンツでは皆様からいただいたご質問にお答えしています。

今回のご質問は“身寄りがなく入る墓もありません。葬儀やお墓のことはどうすればいいでしょう?”というものなんですね。
 
私がお一人様からのご相談をお受けするときに、必ずと言っていいほどご質問することがあるんです。
それは、「あなたの葬儀の喪主は誰にしてもらいますか?」ということなんですけれども、「誰に葬儀を出してもらうのか」「誰に納骨を実行してもらうか」ということをスタートに考えてみて欲しいというところからなんです。
 
ご質問にあるように入るお墓がないということであれば、ご自身で眠る場所を探さなければなりませんね。
ただ、幸いいまは納骨堂など一代限りの供養である「永代供養墓」が充実している時代ですし、自然葬、樹木葬ですとか散骨ですね、こういったものの選択肢もあります。実際に見学をするなどして、ご自身が納得した場所を生前契約しておくということもできます。
お葬式も、生前に葬儀社を選定して、万一の時に依頼する内容を決めておくこともできるんです。
 
しかし、亡くなってから葬儀や火葬を経て納骨まで、あなたご自身は旅立ったあとですから、どなたかに手伝ってもらわなければなりません。例えば、同じようにおひとりさまであるご友人がもしいらっしゃれば、折を見てお互いにお葬式のことを話し合ってみてはいかがでしょうか。
 
そんなご友人がいないとか、そういったご友人には頼りたくないという場合は、例えば行政書士さんですとか、司法書士さん、弁護士さんなどの法律家に依頼をして、成年後見制度と併せて、死後事務委任契約というものがありますので、そういった契約を結んでおくという方法もあります。
 
誰に・何を・どこまでお願いするのかをしっかりと考えて、費用も含めて準備をしておくことが、おひとりさまの終活として望ましい方法なのではないかと思うんですね。
ゆっくり考えてみてください。
 
ということで今回のご質問“身寄りがなく入る墓もありません。葬儀やお墓のことはどうすればいいでしょう?”についてお答えしました。
ありがとうございました。

また、おひとりさま終活のご相談は、弊社サービスの「わたしの死後手続き」までご連絡ください。生前契約のこと、死後事務委任、身元保証、生活支援やそのほかの終活にまつわるお悩みなど、専門の知識をもったスタッフが丁寧に対応いたします。

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