株式会社天国社ホールディングス
松本 彩 様
株式会社天国社ホールディングス（所在地：福岡県福岡市西区姪浜駅南2丁目20番25号、創業：昭和62年）は、ご葬儀を通じて「お客様が求める事を提供する」を理念とし、家族葬を中心にご遺族の心に寄り添ったサポートを心がけています。
今回は、株式会社天国社ホールディングスの松本彩様に、同社の強みである「総合力」、スタッフの魅力、印象的な葬儀事例、そして葬儀を控えている方へのメッセージを伺いました。
目次
会社紹介：葬儀を通じて心の支えに。福岡と共に歩む、誠実さとあたたかさを大切にする葬祭企業
御社を初めて知る方に向けて、会社の紹介をお願いします。
天国社は、福岡市内に７つの会館を展開し、家族葬を中心とした葬儀をお手伝いする葬祭企業です。ご葬儀を通じて「お客様が求める事を提供する」を理念とし、ご遺族の心に寄り添った丁寧なサポートを心がけています。葬儀はもちろんのこと、仏壇や香典返し、遺品整理、相続に関する相談、不動産の売却など“その後”にも寄り添えるよう、幅広いサービスを展開しているのが特徴です。
また、地域密着の強みを活かし、急なご相談にも柔軟に対応できる体制を整えています。創業以来、誠実さとあたたかさを大切に、数多くのご家族の旅立ちを支えてまいりました。これからも「葬儀を通じて、少しでも心の支えになれる存在でありたい」という想いを胸に、福岡の皆さまと共に歩んでいきます。
理念と強み：想いをかたちに。家族のように寄り添い、人生の最期をまごころで見送る
御社が大切にしている理念を教えてください。
天国社が大切にしている理念は、「お客様が求める事を提供する」そして「想いをかたちに」です。
葬儀は人生の最期を締めくくる大切な場面であり、ご家族にとっては心の整理をする時間でもあります。私たちは、その限られた時間の中で「後悔のないお別れ」を実現するために、ご遺族一人ひとりの想いや背景を丁寧に受け止め、その方らしいお見送りを共につくることを使命としています。葬儀を“ただの儀式”にしないためには、形式だけでなく「心」を重視することが大切だと考えています。
悲しみを無理に癒すのではなく、悲しみに寄り添いながら、少しでも前を向けるような葬儀を目指して。どんなに時代が変わっても、人の想いに向き合う姿勢だけは変えずに、これからも歩み続けていきたいと考えています。
他の葬儀社様にない、御社ならではの強みを教えてください。
天国社の強みは、「あたたかさ」と「総合力」です。葬儀の品質や料金体系はもちろん、何より大切にしているのは“人の力”。形式ではなく、心を込めた対応を徹底し、ご家族一人ひとりの想いに寄り添った「その方らしいお見送り」を実現しています。
また、葬儀に関わるすべてを社内で一貫して対応できる体制も大きな特徴です。仏壇・香典返し・遺品整理・相続サポートなど、ご葬儀後の不安もまるごと相談できる“ワンストップ型”の支援体制を整えています。さらに、地域に根ざした運営により、急なご相談にも柔軟に対応可能です。家族のように寄り添い、人生の最期をまごころで見送る。それが、天国社が選ばれ続ける理由だと考えています。
スタッフ：誠実さとあたたかさが強み。若手からベテランまで「人と真摯に向き合う姿勢」を共有
御社のスタッフ様はどのような方が多いですか？
天国社のスタッフは、誠実さとあたたかさを兼ね備えた人財が多く在籍しています。20代の若手からベテランまで幅広い年齢層が活躍しており、それぞれが「ご家族の心に寄り添いたい」という想いを持って日々の業務に取り組んでいます。
プランナー、セレモニースタッフ、生花担当、霊柩車運転手、アフターサポートなど職種はさまざまですが、共通しているのは「人と真摯に向き合う姿勢」です。ご遺族の気持ちに寄り添い、何気ない一言や所作にも心を込める。そんな“人間力”が求められる仕事だからこそ、スタッフ同士も互いに支え合いながらチームで動く文化が根づいています。ご葬儀という特別な時間を支えるにふさわしい、誇り高い仲間たちが集う職場です。
お客様のご対応において大切にしていることはありますか？
天国社では、お客様対応において「寄り添い」と「わかりやすさ」を特に大切にしています。ご葬儀は、多くの方にとって初めての経験であり、短い期間で多くの決断を迫られる場面でもあります。だからこそ私たちは、専門用語を避け、どなたにも理解しやすい言葉でご説明することを徹底しています。
また、形式的なマニュアル対応ではなく、そのご家族の想い・状況・価値観に応じて、柔軟に対応することを重視しています。ご不安な点にはすぐ対応し、些細な疑問にも耳を傾ける。「この人に任せてよかった」と思っていただけるよう、葬儀の前も、最中も、終わった後も、心を込めて接すること。それが私たちの変わらぬ信念です。
印象的な葬儀：鉄道模型、愛犬の参列、合唱団の歌声。故人の「好き」と人柄を偲ぶ温かい空間づくり
これまでで印象に残っている葬儀のエピソードを教えてください。
●祭壇いっぱいに飾られた鉄道模型と、愛車の写真が遺影代わり。まるで故人の部屋にいるかのような温かい空間でした。故人が愛したクラシック音楽が流れ、参列者は皆、故人が生前楽しそうに模型を眺めていた姿を思い出していました。形式ばらない、故人の「好き」が随所に散りばめられたお見送りに、故人の人柄が偲ばれ、多くの参列者が涙を流していました。
●故人は大の愛犬家でした。お葬式には、故人が生前かわいがっていた柴犬が小さな喪服を着て参列していました。慣れない場所で少し不安そうでしたが、故人の棺のそばに寄り添い、じっとお別れを見守る姿が印象的でした。言葉は話せないけれど、確かにそこにあった深い愛情と、小さな家族の絆を感じる、心温まる光景でした。
●故人の遺品整理をしていると、見知らぬ人からの手紙が大量に出てきました。差出人は故人がボランティアで手話通訳をしていた時の仲間たちでした。手紙には感謝の言葉が綴られており、家族は故人が陰で多くの人を支えていたことを初めて知ったのです。知られざる故人の功績と、時を超えて届いた感謝の言葉が、遺された家族の心を深く慰めていました。
●お葬式の最後に、喪主の家族から参列者一人ひとりに、故人が生前お世話になった感謝の気持ちとして、小さな花束が手渡されました。通常とは逆に、故人から参列者へ「ありがとう」を伝える形でした。突然のサプライズに驚きながらも、故人の温かい心遣いに涙を流していました。形式に捉われず、故人と家族の感謝の気持ちが伝わる、優しさに満ちたお別れでした。
●故人は地域の合唱団で活動されていました。お葬式では、最後に合唱団のメンバーが故人が好きだった歌を合唱。最初は悲しみで声が震えていましたが、歌い進むにつれて力強いハーモニーが響き渡りました。故人の魂が歌に乗って天へと昇っていくような、涙と笑顔が混じり合った、感動的なお別れの歌でした。
葬儀を控えている方へ：ご葬儀に「正解」はありません。慌てて決めず「まずは話すこと」から始めましょう
葬儀を控えている方やこれから葬儀社を探す方へメッセージをお願いします。
大切な方を亡くされたとき、何から始めればいいのか分からず、不安や戸惑いでいっぱいになるのは当然のことです。私たち天国社は、そんなお気持ちにそっと寄り添い、「まずは話すことから始めましょう」とお声がけする存在でありたいと思っています。
ご葬儀は、決して“慌てて決めるもの”ではありません。事前に相談することで、気持ちにも時間にも少しだけ余裕が生まれ、ご本人やご家族にとって納得のいくお別れにつながると考えています。ご葬儀に正解はありません。
だからこそ、私たちは型にはめることなく、ご家族一人ひとりの想いを丁寧にくみ取り、最善のかたちを一緒に考えていきます。不安なときこそ、どうか一人で抱え込まず、気軽に私たちを頼ってください。
会社概要：株式会社天国社ホールディングス
| 会社概要 | |
|---|---|
| 会社名（正式名称） | 株式会社天国社ホールディングス |
| 所在地（住所） | 福岡県福岡市西区姪浜駅南2丁目20番25号 |
| 代表者 | 中井 健雄 |
| 創業年／設立年 | 昭和62年 |
| 従業員数 | 100名（グループ全体） |
| 対応エリア | 福岡市東区・福岡市博多区・福岡市中央区・福岡市南区・福岡市西区・福岡市城南区・福岡市早良区・春日市・ 那珂川市・大野城市・糸島市 |
| 公式HP | 株式会社天国社ホールディングス |