![]()
![]()
弔辞
弔辞を頼まれたら断らないで引き受けるのが礼儀です。弔辞は喪家に保存されますので、丁寧に書くべきですが、文章は真心が伝わるように自分の言葉で書くのが良いでしょう。
最近は、弔辞という言葉を使わず、「お別れの言葉」として捧げるケースもあります。ごく一般的な弔辞文作成のポイント
-
・まず、亡くなったことへの悲しみを述べます。
・次に故人の業績や人柄を、あまり大袈裟にならない程度に讃えます。
・そして遺族を励まし、自分にできることがあれば力になりたいと誓います。
・最後に故人の冥福を祈り結びとします。ここでも忌み言葉は使わないように注意しましょう。
弔辞は、奉読時間は3~4分、文字数は1000字程度あれば充分です。
恩師への弔辞の場合は、生前の恩師の教えをエピソードにして、教え子一同の気持ちを代表するつもりで述べます。友人への弔辞の場合は、友人ならではのエピソードを混ぜると良いでしょう。上司への弔辞の場合は、故人の業績や仕事に対する姿勢、そして上司として素晴らしかったことを述べると良いでしょう。
弔辞の文例
『○○株式会社代表取締役、故○○○○殿の御葬儀が執り行われるにあたり、御霊前にお別れの言葉を申し上げます。 貴殿は昭和○○年に○○会社に入社され、営業部長、常務取締役を経て昭和○○年には代表取締役社長に就任されたのでありますが、この間○○年にわたり終始一貫社業の発展に尽瘁せられ、幾多の難局を克く打開して○○会社今日の隆運に大きく寄与せられました。
顧みますと第二次世界対戦の混乱から現在まで我が国は幾多の困難な中を立ち止まってまいりましたが、こうした中で貴殿は温厚堅実な人柄と優れた創造性により、業界の指導者として卓越した手腕を発揮され、殊に黎明期の日本の○○界に貢献された業績の偉大なことは、今更私の贅言を要しないところであります。
最近の我が国経済は内外ともに幾多の問題をかかえており、○○界の果たすべき役割もますます大きなものとなっております。このような時にあたり、貴殿のような立派な指導者を失ったことは、ひとり御社のみならず、業界並びに広く社会経済界にとっても誠に大きな損失であると言わざるを得ません。
しかしながら、御社は貴殿の育てられた幾多の人材を擁しており、貴殿の築かれた礎のうえに今後ますます発展を続けられるであろうことを確信いたしております。
ここに謹んで哀悼の意を表し、心からご冥福をお祈りいたします。
平成○年○月○日 ○○業協同組合理事 ○○○○ 』
弔辞の手順
-
・名前を呼ばれたら、遺族・参列者に一礼し祭壇の前に進んで一礼し、祭壇前に進んで一礼します。
・祭壇前に立ったら、弔辞の上包みをはずして読み始めます。
・読み終わった弔辞は、元のように奉書に入れ(便箋の場合は封筒に入れ)お供えします。
・最後に祭壇に向かって一礼して席に戻ります。
※ キリスト教の場合、祭壇に向かって弔辞を読むことはありません。参列者に向かって読みます。







