木野島光美の「女性のためのお葬式のマナー」


喪中ハガキが届いたら……のマナー

突然、喪中ハガキが届いたら、皆さんはどうされていますか?
近年、家族を中心に行われるお葬式「家族葬」が一般化するとともに知り合いの訃報を喪中ハガキで初めて知った……というケースが非常に増えています。
訃報を知らずに年賀状を送ってしまった! という方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。

(株)日本香堂の「喪中ハガキで知った訃報に対する意識調査」では、「訃報を知っていれば葬儀に参列したかった」「今さら香典を送るのはためらいがあり困っている」「訃報の知らせを喪中ハガキで知ったものの、どうやって想いを伝えたらいいのか分からない」など、多くの方が弔意を表すことができず悔やまれていることが分かりました。
私自身もこうした経験があります。
そこで、喪中ハガキを受け取った際のマナーについてご説明します。

故人様と直接親交があった場合のマナー

このような時は、おハガキをくださったご家族にお手紙を書くことをおすすめします。
その文面には特に決まりはありませんが、お悔やみの言葉と故人様のお人柄が偲ばれるようなエピソードを書き添えることで、残されたご家族への心の支えとなります。
ご参考までに文例をご紹介しておきましょう。
 

「このたびは○○様の訃報を知り驚いております。
 存じ上げずたいへん失礼致しました。
 遅ればせながら謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
 ○○様とは……(故人様のお人柄が分かるようなエピソードを書き添えましょう)。
 ○○様には本当にお世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです。
 寒さ厳しき折、ご家族の皆様にはご自愛くださいますよう心よりお祈り申し上げます。」


なお、最近では、お線香付きの電報や生花とお線香、ろうそくなどのセットも登場しています。
お線香だけ単体でデパートなどから送る場合には、お線香の箱に掛け紙をし、掛け紙には「表書き」と「送り主の名前」を入れます。
表書きの例としては、一般的に「御香」、四十九日までであれば「ご霊前」(浄土真宗の場合は四十九日前であっても「ご仏前」と書きます)。
そして四十九日を過ぎた場合は「ご仏前」、「御供」となっています。
ちなみに残されたご家族にとって「喪中期間の判断基準」としては、ご両親、配偶者、子供さんが亡くなった場合、1年間が喪中となります


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