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奥様に最期に登壇して頂く舞台は人生で一番の晴れ舞台にと、派手すぎないお洒落で華やかな空間づくりを意識しました。お棺周りのドレープ・幕・花束は舞台を、ご遺影写真周りのバラ、オリエンタルリリー、ダリアなどのお花は華やかな奥様をイメージしています。また、お棺の照明にスポットライトを使用することによって舞台に立たれシャンソンを披露される奥様を演出しました。
喪主様と笑顔で別れた翌朝、午前4時半ごろ。
まるでその段取りを見守り、安心したかのように静かに息を引き取った故人様。
ご遺族の悲しみは深いものがあったでしょう。
しかし、故人様との最期のお時間であるお別れ会を成功させようと、司会の原稿作りやBGM、DVDの編集に打ち込むご遺族様の姿を見て、私どももより一層奮起いたしました。
早速お花の祭壇の打ち合わせにフローリストと伺ったところ、玄関先に飾られているステンドグラスのランプに目が行きました。
「妻はステンドグラスが趣味で、よくそんなものを作っていたんですよ」 懐かしそうに微笑む喪主様に、私どもがご提案したのは、ステンドグラスの灯りで照らされた花祭壇でした。




完成した祭壇を見て奥様は「主人の顔を思い出すことができるような祭壇です」とおっしゃっていました。その表情からは言葉にできないほどのご主人様との大切な思い出の数々が込められているように感じました。