検見川駅からちょっと距離があるので、バスに乗るかバスの時刻表によっては歩いて行った方が早いのかが微妙な距離であった。行きはバス。降りて分かりやすいかと思ったが、ちょっと迷ってしまった。思っていたよりこじんまりした斎場であったが、清潔な感じと新しい雰囲気で、亡くなった方を送り出すのには暗い感じがしなくてよかった。一般的な斎場であるものの、一階にはお葬式や法事を行なう人たちへの営業スペースと言うのかショールームみたいで、少し違和感があった。温かみに欠ける気がするのは、式場の性質上仕方がないのかと思う。親族がお別れの儀式をする間は棺から離れた場所へ移動させられたが、面積的に狭かった覚えがある。整然と告別の儀が終わり会場を後にした。

宗教の違いに配慮してくあさりありがたいと思いました。さりげない気遣いがあって、遺族と親族が気楽に過ごせるようにしてくださいました。過度に沈痛な雰囲気でもなく、また軽くもないという難しいスタンスが求めらる職種かと思いますが、上手にこなしておられると思います。提供されるサービスとは無関係の事柄ではありますが、一つ一つの宗教行為を形式上「リードする」ということには、どの葬儀社にも違和感を禁じ得ません。すなわち、自ら実践する宗教の方式にしたがって当人が行なう以上の事柄を、勧めたり進めたりすべきではないというのが私自身の考えですが、どうも、自若干その雰囲気があるような気がしてなりません。