結婚式の招待状などは、自分たちで手書きしたり、筆耕業者に依頼したりと、手書きの宛名の招待状を用意するのが主流となっています。
ちなみに、筆耕業者に頼む場合は、一通につき200円から300円程度の料金がかかるようです。
しかし、お別れ会や法事など、弔事の案内状の場合は、無理に手書きをする必要はないでしょう。
というのも、前もって日程が決まり、ゆっくりとそして穏やかに準備ができる結婚式と違い、お悔やみ事は突然訪れ、ご遺族は悲しみの中でも力を振り絞って準備をされます。
それがたとえ、後日営まれるお別れ会であっても、お葬式後の限られた時間の中、悲しみをこらえて準備されるということには何ら変わりはないわけで、
そんなご状況のもとで、用意される案内状ですから、宛名が印刷だからといって、何も失礼なことにはならないというわけです。
そもそも、結婚式などの喜び事は、毛筆で太く、濃い文字を書くことが、古くから縁起の良いこととされている、ということから、筆耕業者に頼んでまでも手書きにこだわる方がいらっしゃるわけで、縁起をかつぐことのないお別れ会などのお悔やみ事にはあてはまらないのです。
もし、お別れ会であっても、招待状にこだわって、丁寧に気持ちを込めたいと思われる方は、手書きのものを用意されてもよいかと思いますが、
印刷するのが失礼に当たるわけではありません。
ということで今回のご質問
お別れ会の案内状を送る際のあて名は、手書きでなければいけないのでしょうか。
についてお答えしました。
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