市川愛の「教えて!お葬式」

お別れ会の案内状を送る際のあて名は、手書きでなければいけないのでしょうか。

結婚式の招待状などは、自分たちで手書きしたり、筆耕業者に依頼したりと、手書きの宛名の招待状を用意するのが主流となっています。
 
ちなみに、筆耕業者に頼む場合は、一通につき200円から300円程度の料金がかかるようです。
 
しかし、お別れ会や法事など、弔事の案内状の場合は、無理に手書きをする必要はないでしょう。
 
というのも、前もって日程が決まり、ゆっくりとそして穏やかに準備ができる結婚式と違い、お悔やみ事は突然訪れ、ご遺族は悲しみの中でも力を振り絞って準備をされます。
 
それがたとえ、後日営まれるお別れ会であっても、お葬式後の限られた時間の中、悲しみをこらえて準備されるということには何ら変わりはないわけで、
 
そんなご状況のもとで、用意される案内状ですから、宛名が印刷だからといって、何も失礼なことにはならないというわけです。
 
そもそも、結婚式などの喜び事は、毛筆で太く、濃い文字を書くことが、古くから縁起の良いこととされている、ということから、筆耕業者に頼んでまでも手書きにこだわる方がいらっしゃるわけで、縁起をかつぐことのないお別れ会などのお悔やみ事にはあてはまらないのです。
 
もし、お別れ会であっても、招待状にこだわって、丁寧に気持ちを込めたいと思われる方は、手書きのものを用意されてもよいかと思いますが、
 
印刷するのが失礼に当たるわけではありません。

ということで今回のご質問
お別れ会の案内状を送る際のあて名は、手書きでなければいけないのでしょうか。
についてお答えしました。
 
 

【市川愛プロフィール】葬儀相談員/市川愛事務所リリーフ代表

1973年10月21日生、神奈川県川崎市出身

服飾メーカーに約7年間勤務し、百貨店との商品企画・販売企画に携わった後、葬儀業界で初めての葬儀エージェント(葬儀社紹介)企業に入社。約300社の葬儀社と提携し、紹介業務を行なう中で、服飾業界の「顧客サービスの常識」がまったく通用しない葬儀業界の状態を知り、あまりに前時代的な考え方の葬儀社が多いことに大きな衝撃を受ける。

葬儀社紹介業で勤務していく中で、『ウェデング業界にはウェディングプランナーがいる。不動産業界には不動産鑑定士がいる。それならば、葬儀業界にもプロのサポート役が必要なはず』との想いが大きくなり、2004年に独立。ウェディングプランナーをヒントに、「葬儀相談員」という新しい形態の葬儀サービスを考案し、消費者からの相談対応・葬儀現場でのサポートサービス等を提供すると同時に、2005年より葬祭事業者へのコンサルティング業務を開始。

現在は日本初の葬儀相談員として、累計3000件を超える消費者からの相談・質問に対応するほか、お葬式の事前準備サポート、各地での講演、執筆、葬儀関連業者へのコンサルティングを行う。

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