市川愛の「教えて!お葬式」

突然お葬式に参列することになった際の、服装以外の必需品を教えてください。

突然お葬式に参列することになった際の、服装以外の必需品を教えてください。
(数珠や袱紗などの小物が知りたいです)
 
お葬式へ参列する際の必需品ということで、仏式の葬儀における持ち物についてご紹介いたします。
 
まず、お葬式へ参列する際に必需品といえる持ち物は、
数珠、お香典、ふくさ、の3つが基本です。
 
まず数珠ですが、お葬式や法事に参列してお焼香をする際に、拝む左手にかけて使用します。
 
ちなみに、数珠はひとりひとりが個人で持つための仏具ですから、貸し借りなどはしないというのが一般的です。
 
数珠に対して、「持ち主を守るお守り」のように考える方も多くいらっしゃいますから、あなたがもし、うっかり忘れてしまったという時でも、
どなたかに借りるということはせず、この場合のお焼香は数珠を持たずにされてください。
 
キリスト教徒など、仏教以外の宗教を信仰している方の場合は、無理に仏具を持つ必要はありませんが、それ以外の方は、略式のものでも構いませんので、一つ持っておくことをおすすめします。
 
次にお香典ですが、不祝儀袋の上半分に「御霊前」などの表書きを、そして下半分にはお包みした方の名前を記入します。裏側には住所や金額を記入します。
中袋にも金額と住所、氏名を忘れずに書き入れてください。
ごくまれに、中身が空のお香典を出してしまわれる方がいらっしゃいますので、念のため注意してくださいね。
 
3つめの袱紗とは、お香典袋を包んで持っていく小さな風呂敷状のもののことです。
弔事では、紫色のものや寒色系のものを使用します。
 
袱紗には、
「弔意を表す大切なお香典を汚さないように」とか、
「ご遺族の心中を察し、悲しみを共有する」という思いやりの心を示す意味があるものです。
 
中には袱紗に包まずに香典をお持ちする方も見受けられますが、これはマナー違反となってしまいますから、大切な方のお葬式なら、なおさら失礼のないように、袱紗に包んでお持ちするようにしましょう。
 
袱紗には風呂敷状の袱紗のほか、香典袋をはさむ形の略式のふくさも市販されていますので、そちらを使っても良いでしょう。
くれぐれも、現地でお金を入れたり、ビニール袋に入れたまま持っていったりしないよう気をつけてくださいね。
 
ということで今回のご質問
突然お葬式に参列することになった際の、服装以外の必需品を教えてください。
(数珠や袱紗などの小物が知りたいです)
についてお答えしました。
 
 
 

【市川愛プロフィール】葬儀相談員/市川愛事務所リリーフ代表

1973年10月21日生、神奈川県川崎市出身

服飾メーカーに約7年間勤務し、百貨店との商品企画・販売企画に携わった後、葬儀業界で初めての葬儀エージェント(葬儀社紹介)企業に入社。約300社の葬儀社と提携し、紹介業務を行なう中で、服飾業界の「顧客サービスの常識」がまったく通用しない葬儀業界の状態を知り、あまりに前時代的な考え方の葬儀社が多いことに大きな衝撃を受ける。

葬儀社紹介業で勤務していく中で、『ウェデング業界にはウェディングプランナーがいる。不動産業界には不動産鑑定士がいる。それならば、葬儀業界にもプロのサポート役が必要なはず』との想いが大きくなり、2004年に独立。ウェディングプランナーをヒントに、「葬儀相談員」という新しい形態の葬儀サービスを考案し、消費者からの相談対応・葬儀現場でのサポートサービス等を提供すると同時に、2005年より葬祭事業者へのコンサルティング業務を開始。

現在は日本初の葬儀相談員として、累計3000件を超える消費者からの相談・質問に対応するほか、お葬式の事前準備サポート、各地での講演、執筆、葬儀関連業者へのコンサルティングを行う。

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