市川愛の「教えて!お葬式」

家族が亡くなった場合、神棚はいつまで閉じておけばいいのでしょうか

皆さん、こんにちは。葬儀相談員の市川愛です。
“教えてお葬式”ということで、このコンテンツでは皆様からいただいたご質問にお答えしています。

今回いただいたご質問は
“毎年新年に氏神様に御札を頂き、神棚もおまつりしています。家族が亡くなったら 神棚は閉じると教わったのですが、いつまで閉じておけばいいのでしょうか ”ということなんですね。

神道では、死を穢れと考えていることから、その家でご不幸があったときには「神棚封じ」と言って、半紙などの白い紙を張ったり、扉を閉じたりして、神棚を封印します。
 
神棚とは、ご自宅や事業所にある
「小さな神社」ですから、そこにいらっしゃる神様に穢れが及ばないようにしているというわけなんです。
 
この紙を貼る作業ですが、本来は、家族ではなく、穢れが及んでいない第三者が行うものとされていますが、今では家族が行うことが一般的になっているようです。
 
もし気になるようであれば、葬儀社さんがご自宅へ打合せにいらっしゃる時にでもお願いしてください。
 
ちなみに、仏教には穢れという考え方はありませんから、仏壇を封じることはありません。仏壇があるご家庭は、普段通りにされてください。
 
さて、ご質問をいただいた神棚封じの期間は、忌明けまでの50日間とされています。
忌明けを迎えたら、貼ってあった白い紙を外し、神棚封じを解きます。
 
日本では、仏教のお宅でも神棚を祀っているというケースが少なくありませんが、仏教の四十九日法要とは考え方が違います。
 
 仏式での法要が終わったことで神棚封じを解くのではなく、神棚に関しては神道の考え方を採用して、封印を解くのは50日目としてください。
 
神棚を封じている期間は、毎日の拝礼やお供えなどは中止し、静かにしておきましょう。
 
以前、あやまって途中で封印を剥がしてしまったというご質問をお受けしたことがありますが、この場合は、塩などで清めてから貼り直せばよいかと思います。
 
ということで、今回のご質問
“毎年新年に氏神様に御札を頂き、神棚もお奉りしています。家族が亡くなったら 神棚は閉じると教わったのですが、いつまで閉じておけばいいのでしょうか”
にお答えしました。

【市川愛プロフィール】葬儀相談員/市川愛事務所リリーフ代表

1973年10月21日生、神奈川県川崎市出身

服飾メーカーに約7年間勤務し、百貨店との商品企画・販売企画に携わった後、葬儀業界で初めての葬儀エージェント(葬儀社紹介)企業に入社。約300社の葬儀社と提携し、紹介業務を行なう中で、服飾業界の「顧客サービスの常識」がまったく通用しない葬儀業界の状態を知り、あまりに前時代的な考え方の葬儀社が多いことに大きな衝撃を受ける。

葬儀社紹介業で勤務していく中で、『ウェデング業界にはウェディングプランナーがいる。不動産業界には不動産鑑定士がいる。それならば、葬儀業界にもプロのサポート役が必要なはず』との想いが大きくなり、2004年に独立。ウェディングプランナーをヒントに、「葬儀相談員」という新しい形態の葬儀サービスを考案し、消費者からの相談対応・葬儀現場でのサポートサービス等を提供すると同時に、2005年より葬祭事業者へのコンサルティング業務を開始。

現在は日本初の葬儀相談員として、累計3000件を超える消費者からの相談・質問に対応するほか、お葬式の事前準備サポート、各地での講演、執筆、葬儀関連業者へのコンサルティングを行う。

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