市川愛の「教えて!お葬式」

妻を亡くした友人のために何ができるでしょうか。

皆さん、こんにちは。葬儀相談員の市川愛です。
“教えてお葬式”ということで、このコンテンツでは皆様からいただいたご質問にお答えしています。

今回いただいたご質問は
“奥さんを亡くした友人のためになにかしたいと思っているのですが、なにをしたらいいでしょうか。お葬式のお手伝いを申し出るのは家族でないので厚かましいでしょうか。”ということなんですね。

ご友人のお気持ちを考え、何かしてあげたいと思われてのご質問だと思います。
気にされていらっしゃる、「お葬式の手伝いを申し出る」ということは、まったく厚かましいことではありません。
たとえば、受付の人手が足りないなどで困っている場合は、とても助かるお申し出だと思います。
 
しかし、こういった場合は、ご遺族のお考えを尊重するということを第一に考えながら接してあげてください。
 
 
そっとしておいて欲しいと思う方もいれば、一緒にいて欲しいと思う方もいらっしゃいますので、押し付けたりはせず、率直に、「何か手伝えることはないか」とお聞きして、それにご友人がどう答えるかで判断するのがいちばんです。
 
配偶者との死別は、数あるストレスの中でも、最もストレス度数が大きいことと言われています。
そのまっただ中にいらっしゃるご友人に、何をしてあげられるか?
私は、これまでとは変わらずに接し続けることだと思います。
 
集まりがあればお誘いし、このとき無理に連れ出すのではなく、ご友人が悲しみから立ち直る課程を理解して、気にかけ続けることだと思います。
 
いち早く立ち直って欲しいという気持ちからの励ましで、
「早く元気を出さないと」
とか
「いつまでも悲しんでいたら奥さんだって成仏できない」
という言葉をかけたくなってしまうことがあっても、こうした言葉は、思いがけず遺族を傷つけてしまうことがありますので、くれぐれも気をつけてください。
 
悲しみから立ち直るペースは人それぞれです。
ご友人が奥様を亡くされた悲しみを消化できるまで、焦らせることなく、寄り添ってさしあげてほしいと思います。
 
ということで、今回のご質問
奥さんを亡くした友人のためになにかしたいと思っているのですが、なにをしたらいいでしょうか。お葬式のお手伝いを申し出るのは家族でないので厚かましいでしょうか。
におこたえしました。

【市川愛プロフィール】葬儀相談員/市川愛事務所リリーフ代表

1973年10月21日生、神奈川県川崎市出身

服飾メーカーに約7年間勤務し、百貨店との商品企画・販売企画に携わった後、葬儀業界で初めての葬儀エージェント(葬儀社紹介)企業に入社。約300社の葬儀社と提携し、紹介業務を行なう中で、服飾業界の「顧客サービスの常識」がまったく通用しない葬儀業界の状態を知り、あまりに前時代的な考え方の葬儀社が多いことに大きな衝撃を受ける。

葬儀社紹介業で勤務していく中で、『ウェデング業界にはウェディングプランナーがいる。不動産業界には不動産鑑定士がいる。それならば、葬儀業界にもプロのサポート役が必要なはず』との想いが大きくなり、2004年に独立。ウェディングプランナーをヒントに、「葬儀相談員」という新しい形態の葬儀サービスを考案し、消費者からの相談対応・葬儀現場でのサポートサービス等を提供すると同時に、2005年より葬祭事業者へのコンサルティング業務を開始。

現在は日本初の葬儀相談員として、累計3000件を超える消費者からの相談・質問に対応するほか、お葬式の事前準備サポート、各地での講演、執筆、葬儀関連業者へのコンサルティングを行う。

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