皆さん、こんにちは。葬儀相談員の市川愛です。
“教えてお葬式”ということで、このコンテンツでは皆様からいただいたご質問にお答えしています。
今回いただいたご質問はですね、“お葬式の後、お墓の営業の電話がかかってくるのはどうして？”ということなんですね。
一般にいう、葬儀後のお悔やみ営業というものなんですけれど、これに悩まされる方は少なくないと思います。
どこからか葬儀ですとか情報が漏れて、それを利用して営業をかけてくる。ひどいときは葬儀の直後から始まるのですから、たまったものではないと思います。
個人情報の保護が叫ばれている昨今でですね、私も不審に思い調べたことがあるのですけれども、出処を突き止めることはできませんでした。
お答えできずに申し訳ありません。
ただ、いくつかお話をしますと、一般には葬儀社から漏れているのではないか？という声も耳にしたことがあるんですけれども、今は葬儀社としても、個人情報の取り扱いにはかなり神経質になっていますし、たいていの葬儀社では、提携しているお墓ですとか仏壇の業者さんがありますから、もしご遺族にお墓が必要であれば、そちらを紹介すれば済むことなんですね。
企業の利益ベースで考えても、個人情報を流してまでの利益があるとは思えません。また、ある葬儀会社の方もですね、「情報を漏らしたのかとご遺族に疑われてしまった」というね、そういった悩みもあると、悩んでおられる方もいらっしゃいました。
以前調べた際に、いくつかわかった情報としてはですね、火葬場ですとか葬儀式場に日参して、死亡情報を集める場合があるということや、もうひとつはですね、私がある大手小売店のバックヤードで見かけたのが、「ご近所やご親族でご不幸をみかけたら、担当部署までお知らせください」というポスターが貼ってあったりするというものなんですね。
そのほか、町内の訃報案内の掲示板や看板、新聞のお悔やみ欄から情報を得るということもあるそうです。
何にしても、ご遺族の立場を無視した営業をかけてくる業者は、避けたほうが安心なのではないかなと、思います。
ということで今回のご質問“お葬式の後、お墓の営業の電話がかかってくるのはどうして？”ということなんですね。お答えできなくて申し訳ありませんが、今日のお話はここまでとさせていただきます。
ありがとうございました。