【お葬式Q&A】喪中ハガキはいつまでに出せば良い?

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皆さん、こんにちは。葬儀相談員の市川愛です。
“教えてお葬式”ということで、このコンテンツでは皆様からいただいたご質問にお答えしています。

今回いただいたご質問は“喪中ハガキはいつまでにだすの?”というご質問なんですね。

もうそろそろ、スーパーやコンビニなどで喪中ハガキの印刷のポスターが目につくようになりました。
そうです、もうそろそろ準備を始めなくてはいけない時期なんですね。
先方が年賀状を用意する前にお手元に届くようにするのが基本です。
ですから、時期としては11月の中旬から遅くとも12月の初めくらいまでに届くように用意するようにして下さい。
ところで喪中ハガキなんですけれども、ちょっとした勘違いが起きているんですね。
というのも喪中ハガキというのは自分が喪中である事をお知らせするハガキというふうに考えられている方が結構いらっしゃって、ご質問でも喪中であることを知っている人には出さなくてもいいんじゃないかなんていうご質問がよくくるんですけれども、それは間違いなんです。

喪中ハガキという言葉は実は通称であって本当は年賀欠礼という挨拶状なんですね。
ですから、喪中であることを知らせるということではなくて、自分が喪中であるがために年賀のおよろこびやお祝いをすることができませんというお詫びをする意味合いが本来の姿なんですね。
ところで、喪中ハガキを受け取ったらどうすべきか。
一般的には松のうちが明けてから1月8日以降に寒中見舞いという形でお悔やみの気持ちをお伝えしたり、先方の健康を気遣ったりという、そういった挨拶状を出すんですけれども、ところがですね、なかなかこの寒中見舞い、書かれる方がとても少ないんですね。
だいたい5%~10%くらいでしょうかね、いただいた喪中ハガキの。
ということで、そうではなくて、これは一つの方法ですけれども、喪中ハガキが届いたらすぐに喪中お見舞いとしたお葉書を官製はがきで結構ですので、書かれてみてはいかがでしょうか。
年賀はがきが届かないお正月というのはとても寂しいものですので、そういった気持ちを気遣うお見舞いの葉書が届く事でご遺族も癒される事でしょうし、お送りした方もすっきりとした気持ちでお正月を迎えることができるのではないかなと思います。
ということで今回のご質問“喪中ハガキはいつまでにだすの?”というご質問にお答えしました。
どうもありがとうございました。

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