【お葬式Q&A】お葬式と告別式は何が違うの?

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皆さん、こんにちは。葬儀相談員の市川愛です。
“教えてお葬式”ということで、このコンテンツでは皆様からいただいたご質問にお答えしています。

今回いただいたご質問は“お葬式と告別式は何が違うの?”ということなんですね。

お葬式というのは、亡くなった方を見送る儀式の総称ですから、例えば「あのお宅でお葬式があったわよ」とういうように、儀式があったことを全てさす、ひっくるめていう言葉なんですね。
一方、告別式はお葬式の場面の一つ、通夜・葬儀・告別式という3場面のうちの1つの事ををさす言葉です。
お葬式というのは、まず亡くなってしばらくしてからお通夜がありますよね。
その翌日に葬儀、そのあとに告別式という3場面で営まれるんです。

では、一つ一つの意味合いなんですけれども、お通夜というのはご遺族が亡くなった方と一晩共に過ごして語り合ったりするという、近親者だけで営まれることをもともとさす意味合いだったんですね。
そして翌日に行われるまず一つめの葬儀、これは仏教的に故人を送る宗教儀式なんです。
そして三つ目の告別式、これが一般参列者の方々が故人とお別れをする、そういった意味合いのある儀式なんですね。
ただですね、最近は、近親者だけで営まれるのが本来の姿である通夜、こちらの方が参列しやすいということで、皆さん多くの方が通夜の方に参列されることが多くなってきていますので、本来の意味というのがですね、少しずつ薄れてきていってるのかもしれません。
ただ、昔からの日本人は先人たちはですね、こうしたお葬式の場面場面にも一つ一つ意味を持って故人を丁寧に送ってきたんだということを知っていただければいいかなと思います。
ということで今回のご質問“お葬式と告別式は何が違うの?”にお答えいたしました。
ありがとうございました。

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