木野島光美の「女性のためのお葬式のマナー」


お盆のお墓参り

前回は、人が亡くなったあと初めて迎えるお盆(新盆(にいぼん)や初盆(はつぼん)とも言われる)御霊のご供養についてご紹介しました。ところで、皆さんは最近お墓参りされましたか?

お墓の改葬について

お墓が遠方にある場合、お墓参りは年に1回というデータもあるほど、ご先祖様とゆっくり向き合う機会も少なくなった昨今、お墓を自宅に近い霊園にお引っ越しをする「改葬」を希望されるケースも増えています。
終活セミナーの講師に伺うと、ご供養やお墓についてのご質問も多く承ります。実は、関西出身の我が家も、大阪から東京へお墓の引っ越しをしました。機会があれば、今度、改葬(お墓の引っ越し)についてもご紹介致しますね。
 

お盆にお墓参りは必要?

さて、ご先祖のお墓へはお正月に帰省した時や春のお彼岸、お盆、秋のお彼岸、故人のご命日などを節目として参られる方が多いと思います。その中で、「お盆」はご先祖が一年に一度、家に帰ってくるのだから「お墓参りは必要なの?」と素朴な疑問を持たれる方も。
地方によっては、まずはお墓にご先祖をお迎えに行き、お参りし、自宅で供養をされて、また、お墓にご先祖をお見送りに行く風習があります。
 

お墓参りのマナー

いずれにしても季節を問わず、ご先祖様と向き合う機会が多いといいですね。 さっそく、お墓参りに行こう! と思われている方へワンポイント・アドバイス。
夏場は熱中症にならないよう、炎天下でのお墓参りには帽子、飲料水は忘れず持参しましょう。
お墓へは、お供えのお花、お線香、故人が好きだったお菓子などのお供え物、お掃除道具(タオル、雑巾や軍手)、ゴミ袋(夏場は雑草も生えています)を用意して行きます。
霊園では、手桶やひしゃくは完備されています。墓石が汚れていたから、たわしでゴシゴシ・・・こすってしまうと墓石を傷つけてしまいますので、お水を含ませたタオルで丁寧に汚れをふき取って差し上げましょう。なお、お参りの後はお菓子などの食品は持ち帰りましょう。
寺院や霊園によっては、それぞれ管理規則があります。できれば事前に確認して、気持ちよくお参りしたいものです。

最後に。
お墓参りに行くと、ついついお願い事をしがちですが(笑)、ご先祖様に見守っていただいているという日頃の感謝の気持ちを伝える場であることを忘れないようにしたいものですね!


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