木野島光美の「女性のためのお葬式のマナー」


お葬式参列 受付時の困りごと

前回の記事では、【お葬式の参列でお困りの時は】と題して、視力に対して不自由を感じていらっしゃるケースや盲導犬など介助犬を連れ添った場合、式場スタッフとして私たちがお手伝いできる具体的な事柄について触れました。

今回は、参列の際に最初に行う【受付での記帳】について、ご高齢の方からお話がよく上がる困りごとについてご紹介します。

最近では、受付時の混雑を避けるため記帳所を別に設け、専用の記帳(芳名)カードに記載し香典とともに受付に出すというケースが多くなってきました。

余談ですが、かつて主流だった冊子型の芳名帳に記載していた頃より、カード形式に変わったことで受付の混雑が軽減しただけでなく、このカードには、枠外に金額を記入する欄が設けてあることから、記入後は参列者区分(ご近所・友人・仕事関係など)ができ、バインダーに綴じることで、香典の整理できるようになりました。

一方、老眼鏡を忘れた、老眼で文字が見づらい・・・などのケースが多くなってきたため、ほとんどの会館の記帳所には、ご自由にお使い頂ける老眼鏡のご用意があります。

中には、老眼の進み具合によって3種類のメガネ(強い・中・弱い)を用意している会館もあるほどです。

視力に対して不自由を感じていらっしゃるケース(白杖をついている、盲導犬を連れている際)は、受付前でお手伝いしている係りが歩み寄り、記帳所への案内、カードの記帳代行など承りますのでご遠慮なく申し付けください。

前回は盲導犬を連れてのご参列について少し触れましたが、白杖(「はくじょう」と読みます)基本知識について少し触れておきましょう。

白杖には3つの機能があります。
1:アンテナ機能・・・地面や床の凹凸・段差などの情報取集
2:バンパー機能・・・障害物からの防御
3:スピーカー機能・・・目が不自由であることを伝える

葬儀ご参列の際のお手伝いだけでなく、この記事を読んで下さった皆さんが街中で白杖をついた方にお声をかけてお手伝いができたりすればたいへんうれしく思います。


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