木野島光美の「女性のためのお葬式のマナー」


著名人・芸能人から学ぶ【著名人の美マナー・シリーズ3】

妖怪漫画の第一人者、水木しげる先生のお別れの会は、まさに記憶に残る式典となりました。
開催された場所は、都心にあって広大な墓地に囲まれた緑豊かな青山葬儀所。 式場には「ゲゲゲの鬼太郎」の主題歌が流れ、青山墓地から今にも妖怪たちが現れても不思議ではないシチュエーション。
また、「喪章」の代わりに目玉おやじが花で見事にアレンジされ、来賓の方々の胸元で楽しそうに揺れていました。
細部に至るまで水木ワールドが投影された、そんな愉快で和やかな式典に弊社はご来賓の方々のアテンダントとしてお手伝いに伺いました。

今回の美マナーは、お別れの会にご参列された実力派俳優、歌舞伎役者でもある香川照之さんです。
会の前夜、青山葬儀所ではリハーサルを経て最終確認が行われていました。
打ち合わせが終わろうとしていた時、一人の女性が式場に訪ねてこられました。後で聞いたところによると、香川照之さんが所属されている事務所の方。お別れの会当日に香川さんが参列されることをわざわざ伝えに来て下さったというのです。式場内の椅子席は数が限られており、また、一部来賓を除き指定席ではありませんでした。
想像するに、事前に参列の旨を主催側に伝えることで当日は関係者に気を使わせないよう気働きされたのでしょう。亡き水木先生はじめ関係者の皆さんへの深い「心配り」を感じました。
そして、お別れの会当日、香川さんはお一人でいらっしゃいました。 著名な方の多くはマネジャーさん等、複数連れだって着席されます。 お一人でいらした香川さんの(一人でも多く式場内に着席できるよう)配慮を感じずにはいられませんでした。
私のこれまでの経験では、著名な方の中には自分の席がない!と立腹されて帰ってしまわれる方もいらっしゃいました。一度や二度のことではありません (苦笑)。

香川照之さんしかり、所属事務所はじめ、その道のプロフェッショナルといわれる方々は配慮も超一流であることに感動しました。 同時に見た目だけの美しさだけでなく、心技一体の美マナーに心打たれました。

次回は、巨人の終身名誉監督・長嶋茂雄さんの美マナーについてご紹介します

【行ってきました】水木しげるサンお別れの会。料理も鬼太郎でした。(いい葬儀マガジン)

新しいお別れ会の形ストーリー


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