木野島光美の「女性のためのお葬式のマナー」


葬儀に参列する時のバックとふくさ~ブラックフォーマル~その4

一回目の連載からスタートした「女性のためのブラックフォーマル」。
前回ではブラックフォーマルにふさわしいアクセサリーとして「パール(真珠)」をご紹介しました。

お葬式の時のアクセサリーに真珠がふさわしいのはどうして?

「どうして真珠なの?」 素朴な疑問を持たれた方もいたはず。
これについては諸説ありますが、真珠の形、色合い・・・ここにヒントがあります。 丸くて白く輝く真珠は、何かに似ていませんか? 実は、真珠は「涙」を表すものとして古くからブラックフォーマルのアクセサリーとして使われてきました。
さて、葬儀に参列するにあたって、喪服は購入したけど、バッグやフォーマルな小物がなかった! とあわてる方も少なくありません。 そこで今回は、アクセサリー同様、女性にとって大切なバッグやふくさ(お香典袋を包む小さなふろしき)についてご紹介いたします。
 

お葬式にふさわしいバッグはどんなバッグ?

まずはバッグ。 最近は、ゴールドやピンクなど派手な色合いのバッグで参列する方もチラホラ見受けられます。 ご本人は気付いていらっしゃらないと思いますが、完全に浮いた存在になっていますよ!
本来はバッグも黒の布を用いたものが正式。
もともとは一反の布から喪服、靴、バッグを作ることが、一番格式が高いといわれていました。
また、革は動物の殺生につながることから避けられていましたが、今では革のバッグで参列される方々が多くなってきたのも事実です。
 

進化する小物“ふくさ”

正式なブラックフォーマル用の布製バッグを購入されたい方は、インターネットでも「小物セット」としてお手軽なお値段で購入できるようになりました。
ち なみに「小物セット」としては、布製バッグ、ふくさ、返礼品を入れられるサブバッグがセットになったものや、数珠やパールのネックレスがセットになったも のなど、お値段もピンからキリまで多種多様となっています。ところで、余談ですが、小物の中で進化しつつあるのが「ふくさ」です。
正式な包み方を 知らない! という方も最近多いため、使いやすい長財布型ふくさも登場しています。 また、かわいいリボンをあしらったデザインのものもあります。 ふくさの色は、グレー、紫、深緑など地味な色を選ぶとよいでしょう。 長財布型も同じで、バッグに合わせ黒も市販されています。

次回は、参列の際、大切なマナーのひとつ、メイクやヘアスタイルについてご紹介いたします。
 


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