木野島光美の「女性のためのお葬式のマナー」


【通夜に参列】もしもの時の心構えとマナー


もしもの時の心構えとマナー。
前回は、電話やメール等で訃報のお知らせを受けた直後のお悔みの言葉や葬儀と結婚式の日程が重なってしまった際の対応についてアドバイスをさせていただきました。
 
今回は、訃報を受け通夜に弔問する際の心構えとマナーについてご紹介致します。
 

通夜でも喪服を着用するようになった?


通夜に出向く前に喪服やお香典などを用意します。
かつては、まずはご自宅などに駆け付けることを重視し平服(紺や茶系の地味目の服装)でよいとされていましたが、首都圏ではセレモニーホールや専門会館でお式が営まれることが多くなってきたため、多くの方が略式の喪服を着用し弔問されます。

なお、喪服といってもいくつか種類があり、身だしなみにも配慮が必要です。より詳しく知りたいという方は、こちらの連載記事VOL.1~5が参考になるかと思います。
 


お香典を入れ忘れたら?


お葬式をお手伝いしていると、弔問の方の中にお香典袋を購入し忘れ、受付前で困っていらしたり、紙幣を内袋に入れ忘れてしまうケースが見受けられます。
お香典袋は専門会館やホールでもご用意していますので、その際には私たち式典スタッフに遠慮なく申し付けくださいね。

紙幣を内袋に入れ忘れてしまった場合は、ご本人は気づかなくても受付で一旦開封し、中を確かめていますので、恐れながらその時は遠慮なく(苦笑)お声をかけさせていただきます。

数珠も忘れず持参しましょう。お花や供物を贈りたい場合はその手配をします。
お花は式場へ連絡し依頼をします。供物は、故人の御霊(みたま)を慰める意味合いから好物や果物、お線香などが良いでしょう。

 

ちょっと困った参列者とは?


ここで、ちょっと困ったご参列の方々についても触れておきましょう。
それは、団体行動。ご友人、知人と一緒に弔問されて式場へご案内させていただく際に、前方のお席が空いているにもかかわらず、後方に固まったままおしゃべりをされ、ほかの弔問の方々が前に進めなかったり携帯電話の着信音が鳴りっぱなしだったり・・・。

式場の前方のお席が空いているとご霊前が寂しく、ご遺族にかえって気を使わせてしまいます。
儀式を司(つかさど)る宗教者からも前席が空いているとご指摘を受けることがあります。

式場に到着した順に前方のお席から着席いただけますよう切にご協力をお願い致します!

通夜の儀式は、しめやかに故人を偲び悼(いた)むためのもの。
喪主様やご遺族のお気持ちを察し弔問したいものですね。


 


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