無宗教葬のマナー その3

無宗教葬
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首都圏を中心に定着してきた葬儀の新しいカタチ「無宗教葬」。
「故人のこだわり」「ご家族からの故人への想い」を進行内容や音楽、お花、お食事などを通してご希望をカタチにしやすいことから、こだわりがあればあるほどお式への満足度が高くなります。
ちなみに菩提寺とお付き合いのある方は近親者を中心とした密葬を行った後、後日、改めて無宗教お別れの会を行うことができます。

オリジナリティあふれるお式を希望される方の増加により、無宗教葬に対するご質問やお問合せも確実に増えています。そこで、三回にわたり「無宗教葬のマナー」についてご紹介しています。
その1では「無宗教葬の式次第の実例について」。
その2では「無宗教形式のお式に参列した場合のお香典の表書き、献花のお作法、お別れの言葉を依頼された際の文面について」ご紹介しました。
今回は、無宗教葬を行った後の追悼方法についてお伝えしたいと思います。

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無宗教葬の後には何をすればいい?

無宗教葬で一番気になるのは、式後の追悼(仏式でいう四十九日や一周忌などの法要)をどうすればいいか、納骨のタイミングなどではないでしょうか?
無宗教は自由葬ともいわれ、決まりがないだけに悩まれる方が多いのも事実。ご参考までに一般的な事例をいくつかご紹介致しましょう。

まずは、式後の追悼方法について。
ひとつの節目として、一年後に偲ぶ会を開かれるケースが多いようです。
ご家族、ご親族を中心に行き付けのレストランで食事をしながら和やかに故人の思い出を語り合ったり、一方でご友人や知人にも広く声をかけ、専門会館やホテルで会食をするケースなどさまざまです。
会の規模によっては、はじめに献花を行い、開式の辞とともに黙祷を捧げ、施主挨拶の後、会食というスタイルも。

納骨の時期

納骨の時期についても決まりはありませんが、首都圏の場合、宗旨不問の公営霊園や民営霊園、同じく宗旨不問の永代供養墓といった選択肢も幅広く、式後、じっくり時間をかけてお墓選びをする方も多く見受けられます。
核家族が増え、お墓も先祖代々のお墓から家族墓、個人墓の時代へ。
無宗教であっても宗旨宗派が違っても亡き人を想い続ける気持ちは永久に大切にしたいですね。

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