供花の正しい送り方

供花
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故人にお供えするお花を「供花(きょうか)」といいます。
「お式に参列できないのでお花だけでもお供えしたい」「故人がお花が好きだったので供花を贈りたい」……こんな方のためにいつ、どのようにしてお花を依頼するとよいのかをご紹介します。

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供花の注文は誰にするべき?

供花の正しい贈り方お花を贈る時は、葬儀社が分かっていればその葬儀社に連絡し手配するのがベストです。というのも、宗派によって「お樒(しきみ)」を指定されることもあるからです。
また、無宗教葬に限らず、最近では祭壇を飾るお花は菊の花よりも洋花が好まれることが多く、祭壇にお供えする供花も洋花で統一するケースが増えています。
近くのお花屋さんで菊の花をメインにしたアレンジで贈ってしまい、式場の洋花と統一できず飾る場所に苦慮し、結果、式場内に飾られなかったケースも実際にありました。

供花にバラを送っても大丈夫?

葬儀にふさわしくない花はあるのでしょうか。
トゲがあるバラは一昔前までは敬遠されていましたが、最近では白や黄色のバラが祭壇や供花にも使われています。トゲを取っていただければ問題ありません。
式典司会のお手伝いに伺った元キャンディーズの田中好子さんのお式では、田中さんが生前大好きでいらした何千本にも及ぶピンクのバラをメインにフラワー祭壇がアレンジされました。
祭壇アレンジの際、フラワーアーティストさんがすべてのバラのトゲを取る作業をされたことは言うまでもありません。

供花はいつまでに届けるの?

供花は祭壇などを整える関係上、お通夜の前、遅くとも開式の3~5時間前には届くよう手配するのがマナー。そして、清算方法ですが振込、または式に参列できる場合には当日、供花を依頼した葬儀社に直接支払うこともできます。
供花は1つを一基(いっき)と数えますが、金額は一基につき、地域や洋花など使う花でも値段が違いますが10,000円から20,000円前後が主流です。

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歴史を振り返ると約5万年前、ネアンデルタール人が死者を葬る際に丁重に埋葬し、さらにお花をお供えしたことが分かっています。
はるか昔から人類は死者の御霊(みたま)に花を捧げ、追悼の心を伝えたのですね。

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