木野島光美の「女性のためのお葬式のマナー」


お葬式には何を着る?~ブラックフォーマル~その1

お葬式の形態もずいぶん多様化し、時代とともにマナーも変化してきました。
ただ、時代が変わっても「故人を追悼する心」は昔も今も同じ。 こうした追悼の心を表すものの一つとして「葬儀に参列する際の身だしなみ」があげられます。 そこで、まずは女性のための「ブラックフォーマル」について二回に分けて、ご紹介致します。

洋装が主流となった日本のブラックフォーマル

最近はご家族を中心としたお葬式が増えるとともに礼法や言葉使い、喪服をはじめ身だしなみについて知らない、誰に教えてもらったらいいのか分からない……という方が非常に増えています。 実際に葬儀のお手伝いに伺うと「エッ?」という方も。

か つて、日本では女性の正礼装は着物でしたが、葬儀で着物を御召しになる喪主やご遺族は激減し、準・略喪服といわれる洋装スタイルが主流になってきました。 テーラードジャケット五分袖ワンピースのアンサンブルやジャケットと七分袖アンサンブル、ツーピース型アンサンブル、ショールカラージャケットの半袖ワン ピースのアンサンブルなど女性ならではのオシャレなデザインも加味し機能性を備えた洋装の喪服が登場しています。
 

ブラックフォーマルの3つの種類

ちなみにブラックフォーマルは分類すると次の3パターンがあります。


パターン1:正喪服
パターン2:準喪服
パターン3:略喪服


「正 喪服」「準喪服」と「略喪服」の違いは、黒に染め上げた生地の違いがあります。 「正喪服」「準喪服」は、どちらもフォーマル用ゆえ、深みのある黒の生地が特徴的です。 一方、「略喪服」と言われているものは、黒のリクルート・スーツやパンツ・ルックほか、黒をベースにした服装があげられます。
参列する側であれば、この「略喪服」でも問題ありません。 次回は洋装のブラックフォーマルについて。スカートの長さは? 暑い夏場、ジャケットを脱いで半袖ワンピースでの参列は大丈夫なの? など、さらに細かく女性の身だしなみについてご紹介させていただきますね。
 


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