お墓の引っ越し、墓じまいにも!遠くのお墓に「手持ち」で遺骨を運んでくれる新サービス!


永代供養墓や納骨堂、樹木葬など、承継者のいない方のために、ご家族に代わってお寺などが永代にわたって故人を供養してくれる、そんなサービスが付加されたお墓が増えています。

お墓の引っ越しや墓じまいにをきっかけに、こうした永代供養サービス付きのお墓への納骨を希望する人もいるようです。

中には、例えば地方から首都圏のお墓に遺骨を移したり、また反対に東京から地方のお墓への納骨を希望したりと、遠方のお墓への納骨を希望するケースもあり、「ゆうパック」で遺骨を送る「送骨」といった言葉も耳にするようになりました。

でも、「遺骨を荷物のように送るのには抵抗がある」という方もいらっしゃるでしょう。

そんな悩みを解決するために、専門スタッフが遺骨を手で持って運んでくれる、そんなサービスが登場しました。

 

遺骨を「手持ち」で運ぶってどういうこと?

遺骨を手で運んでくれる「berusapo 送迎骨サービス」を行っているのが、株式会社ベルサポ(東京都中央区、松下正宏社長)です。

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何らかの事情で移動しなければならない遺骨を、郵送や荷物扱いで送るのに抵抗がある遺族に代わって、専門のスタッフが個人宅・お寺・永代供養墓・霊園など、依頼場所まで送迎、搬送するサービス。

もともとは「旅行困難者・弱者」といわれる、高齢者や介護を必要とされている方の旅行や移動を 「ドア to ドア」でサポートするサービスを行っていたそうです。

ある日、都内に住んでいる高齢者から、「中国地方にあるお墓に納骨に行きたい」という依頼を受けた経験から、「お墓に行きたくても行けない方もいるのでは?」と、2016年秋に立ち上げたのが、このサービスです。

預かった遺骨は専門のケースに入れて、公共交通機関を利用して手で運んでくれます。

 

費用は、基本料金+公共交通機関の使用料(実費)

費用は、送迎スタッフの出発点( 東京) → 遺骨の引取場所 → 遺骨のお届け場所 → 出発点(東京)へ戻るまでにかかる日数の基本料金と、移動にかかった交通費の合計です。

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基本料金は、移動にかかる時間によって、次の3つのパターンがあります。

半日(6時間以内) で完了する搬送 → 20,000円

一日(24時間以内)で完了する搬送 → 30,000円

二日(宿泊を伴う)の場合の搬送 → 60,000円+70,000円(宿泊費)

いずれも、業務完了までにかかった時間で計算していて、距離は関係ありません。

 

また、移動は電車やバス、飛行機、船など公共の交通機関を使用しますので、その交通費になります。

依頼があると交通費も調べて、なるべく安く移動できるよう、提案。特別に急ぐ理由がない場合には、「繁忙期を避けて交通費を抑えられる時期の移動を提案」するなど、お客様の立場で考えてくれます。

現在、男性、女性合わせて8名のスタッフでさまざまな「移動」をサポートしていますが、事業用自動車ではなく、あえて公共交通機関を利用することで、「特別な技能がなくても、賛同してくれる方がいればスタッフとして一緒に働ける」といいます。

 

出迎えや送迎、同行など、人の移動をサポートすると、その利用者のほとんどがリピーターとして、「その後、何度も依頼してくださる」というこのサービス。将来的にはボランティアのように、同じ志を持つ仲間がもっと集まって、「このサービスが世界中に広がっていく」のが、松下社長の夢です。

(小林憲行)

 

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